これは今ではあまり珍しくない月下美人、WAKIの同じ住家のお人がぜひにとおっしゃって鉢ごといただいたもの、二人で見ていると、それが夕方からだんだんと花芽が大きくなって夜8時を過ぎて咲きだした、独特の芳香もすばらしい、やはり見事というほかない、このあいだOBの仲間の会合でNさんが珍しいからといって手づくりの「月下美人酒」を持ってこられわれわれもお相伴に預かった。残念ながらどんな味と言われても表現のしようがない、でもあの妖艶な香りをかぐとだれしもお酒にしてはと思うだろう、このときはただビンの中に大きな月下美人の花が浮かんでいた。台風の前に咲いてくれてありがとう。
