W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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大阪駅のコンコース  「太棹の三味の音色に足をとめ」

2006年03月09日 | TOWN
 この舞台は大阪のド真ん中大阪駅の中央コンコース、ちゃんと椅子席もあって文楽が鑑賞できる、通りすがりではあったがWAKIはこのたび六世鶴澤燕三を襲名する鶴澤燕二郎さんの太棹を聞いた、国立文楽劇場4月公演の前宣伝ではあったがすごい迫力に驚いた、太棹三味線の技巧やさわりを軽妙な解説交じりで披露していた、鶴澤燕二郎さんは文楽研修生から努力された人で、いまも研修生を募集とのことである、ただし23歳までの男子とのこと。そして文楽は「世界無形遺産」に指定されている。
WAKIはいまだに文楽は鑑賞したことがなくて恥ずかしい限りだが、WAKIの故郷ではもともと人形浄瑠璃が盛んで伯母の家がその稽古場で伯母は太棹のプロであったし叔父は素人ではあったが毎年弁天さんの境内で催される浄瑠璃大会ではトップクラスの成績であった。

[解説]:ユネスコは、無形文化遺産保護条約に先立ち、無形の文化遺産を保護するための事業として、2001年より隔年で、世界の伝統的な文化の表現形式や文化空間を「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」として発表しています。口頭伝承や無形の文化形式の大切さを認識すると同時に、政府、地方自治体、NGOなどが率先してそれらの保護活動を行い、未来へ継承していくことを目的としています。2001年に第1回目、2005年に第3回目の発表が行われました。日本からは「能楽」、「人形浄瑠璃文楽」、そして新たに「歌舞伎」が登録されています。

コメント (4)
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