WAKIは仕事柄クライアントとともに時たま清掃工場の見学に行くことがある。ここは八尾市にあるが大阪市環境事業局の施設で300t/日の焼却能力を持っている、八尾市との協定で60パーセントは八尾市のゴミ、残りが大阪市のゴミだ、そして全体の60パーセントは事業系ゴミで、市民の出す家庭ゴミは40パーセントにすぎない、ちなみに大阪市の年間のゴミの量は166万トンに及ぶ。
では、簡単に説明をしてみよう。
① グリーンのライン : トラックで搬入されるゴミはゴミピット(深さ30m)へ、それを能力5t(思い切りでっかい)のクレーンで掴み炉の上部より投入する。
② オレンジのライン : 灯油を熱源とした炉で燃やされる。同時に空気が供給されて助燃する。この空気は強力なブロアで吸入され、ゴミの強烈な臭気も一緒に燃焼室へ、燃焼灰は回収されて埋立地に運ばれる。建物の内部は負圧に保たれている。
③ ピンクのライン : 炉の中に仕組まれた配管の水が加熱されて水蒸気となり発電機を回す。この能力は2基の炉で1万kw/日これは売電されたり隣接のプールの温水となる。
④ ホワイトのライン : これは燃焼排気ガスでろ過式集塵装置、触媒脱硝装置、排気ガス洗浄装置を経て高さ60mの煙突から排出される。煙は全く出ない。
見学者はこれらの施設を周囲のガラス越しの回廊から眺める、いっぽうダイオキシン除去のため炉の周辺に立ち入った人はエアーシャワーでクリーンにしてから外に出る、 このように、巨大なシステムとして稼動しているが、すべてコンピュータ制御で省力化が図られている。ゴミを排出する事業者も一般市民も一度はこの処理の状況を見学しよう。ようやくゴミも分別が実行され減量に転じたらしいが、この施設の建設費は290億円といわれている。
では、簡単に説明をしてみよう。
① グリーンのライン : トラックで搬入されるゴミはゴミピット(深さ30m)へ、それを能力5t(思い切りでっかい)のクレーンで掴み炉の上部より投入する。
② オレンジのライン : 灯油を熱源とした炉で燃やされる。同時に空気が供給されて助燃する。この空気は強力なブロアで吸入され、ゴミの強烈な臭気も一緒に燃焼室へ、燃焼灰は回収されて埋立地に運ばれる。建物の内部は負圧に保たれている。
③ ピンクのライン : 炉の中に仕組まれた配管の水が加熱されて水蒸気となり発電機を回す。この能力は2基の炉で1万kw/日これは売電されたり隣接のプールの温水となる。
④ ホワイトのライン : これは燃焼排気ガスでろ過式集塵装置、触媒脱硝装置、排気ガス洗浄装置を経て高さ60mの煙突から排出される。煙は全く出ない。
見学者はこれらの施設を周囲のガラス越しの回廊から眺める、いっぽうダイオキシン除去のため炉の周辺に立ち入った人はエアーシャワーでクリーンにしてから外に出る、 このように、巨大なシステムとして稼動しているが、すべてコンピュータ制御で省力化が図られている。ゴミを排出する事業者も一般市民も一度はこの処理の状況を見学しよう。ようやくゴミも分別が実行され減量に転じたらしいが、この施設の建設費は290億円といわれている。