このほどWAKIの古里淡路島でなんと7個もの銅鐸が見つかった。銅鐸は今から2,000年以上も前の弥生時代祭祀に使われたものとされている。兵庫県教委などが19日、南あわじ市(淡路島)で見つかったと発表した7個の銅鐸は、海岸に近い場所で採取された砂の山に埋もれていたという。銅鐸の出土数が全国一多い同県でも、淡路島は、その3分の1が集中する「銅鐸の島」。何のために、なぜ淡路島で――。2000年以上も前の古代の遺物が、弥生の世へとロマンをかき立てる。WAKIが小学生の頃は神話で日本の国は、イザナギノミコトとイザナミノミコトが矛をかき回し、滴り落ちた潮水が固まってオノコロ島となり、そこから淡路島を始め、日本の島々ができた。と習ってそれを頭から信じていた、そう伝わる国生みの神話は「古事記」「日本書紀」に登場するらしい。銅鐸が出土したのは南あわじ市松帆地区。この松帆地区には今も脇田(わきだ)という地名があり郵便局もある。広田にある本家では脇田を今も(わきだ)と呼ぶ、ひょっとしてWAKIの先祖が関わっていたのではと考えるとなかなか興味深い話だ。
朝日なにわ柳壇 5月23日(土)朝日新聞朝刊掲載 西出楓楽 選
宿題「歪む」「兆候の地球の歪増えてきた」 WAKI 枚方市