首都ワシントンに200万人の人々が集まってアメリカで初の黒人大統領の就任式が行なわれた、トンボの目が目覚めたときは就任演説が終ったところで、アメリカ国歌が演奏されていた。あらためて7時のニュースで演説部分を見た。やはり今までの対決姿勢ではないオバマ大統領の決意が読み取れた、新大統領はしばしばわれわれはという言葉を使った。これを機にアメリカは変わって欲しいと思う。そして地球全体が差別や紛争の無い平和で豊かな地球に変わっていくことを願う。
WAKIはヘリコプターや飛行機それに船やヨットなどがなぜか大好きだ、それらは共通して自然の法則に逆らうことなく機能を発揮して目的を果たしている、だからバランスが良く大抵が流線型をしている、そういう意味でヘリコプターも大好きだがまだ乗ったことはない。空を自由に飛ぶ鳥もバランスが良くないと飛ぶことが出来ない、そういえば数々の記録を生み出す人間も同じに見えてくる。この前の出初式には思いがけず会場にヘリコプターが飛来して花束に託したメッセージを投下していった。風の強い日であったので少し目的からそれたが無事に演壇の枚方市長の元に届けられた。飛来したヘリコプターは大阪市消防局所属のユーロコプター式AS365N3(JA050F)と呼ばれる13人も乗れる機体だ、名前からも判るように欧州製でフランスとドイツの合弁会社のものだ、ヘリコプターのローターは回転翼が真上から見て時計周りに回転するのが大体欧州製、反対に反時計方向の回転するのがアメリカ製だ、近頃火事や事件が発生すると昼間だといち早く飛んできて取材を始めるがこんな日は新聞を見るのが楽しみだ。
このまえ淀川の河川敷公園で行われた消防出初式、式典もさることながら会場での数々のイベントがあってそのひとつ、子供連れに人気があったのが地震体験車、女性隊員にヘルメットを被せてもらってテーブルの下にもぐる、希望は?7でお願いしますと言うやいなやガタガタと揺れる、親子ともパニくっている。電気の傘が揺れている。ほんとうに直下型がきたらと思うとぞっとする。そして別のテントでは最近多発している劣化した家電製品が原因とされる火事の防止の啓蒙が行なわれて関心を集めていた。発火の原因となった現物とその要因が説明されて資料が配られていた、物は大切に大事に使いたいがやはりときどき点検して使うようにしよう。
WAKIの専門分野は品質管理と環境管理、品質管理の方はは広義の品質のことであって品質マネジメントシステムの構築と維持管理が専門だ。これはISO9000として1987年にイギリスで生まれ普及した世界標準である。それが今回第3次の改定が2008年度版として発効した、関係者はこの改定版の内容をを正しく理解する必要がある。WAKIはほんの僅かではあるが今も若い会社の経営者と一緒にこの維持管理の仕事をさせていただいている。先週はこの外部研修会に参加してこの改定された内容を勉強してきた。こんにちのこの厳しい経営環境のなかで少しでもお役にたてればと思っている。この日も会場は満員の盛況であった。
6,435人もの尊い犠牲者をだした阪神淡路大震災、早いものであれから14年今朝はあのときと同じ時刻に二人とも目が覚めてTVを見ながら犠牲者への黙祷を捧げた、思い起こせばWAKIは出勤の準備で服を着ようとワイシャツに袖を通しているときに大きなゆれがきてタンスを支えていた、そのときの衝撃は一生忘れる事はない、今朝もあの時と同じ外は冷え込んでいる。自治会の自主防災組織は話題にはなっているがいまだ具体化はされていない。
毎年のことながら今の時期上を見上げれば街路樹に残されたナンキンハゼの実をいろんな鳥がきて啄ばんでいる、枝の実もだんだん少なくなってきた頃がヤマバトの出番で、どうしてあんなに硬い実が好きなのかWAKIには判らない。そうして下の方を見ると、梅の花が一輪咲いていた。きょうはこの冬いちばんの冷え込みで帰りにターミナルのバス停留所で温度計をみたら2℃であった。
ここは近くのスパーマケットにある、靴の修理やさん、スペアキーなども待っているあいだに作ってくれる。ところが靴の修理のほうは近頃なかなか忙しく盛況のようだ、WAKIは以前に履き心地の良かった靴の底が痛んだので修理に持ち込んだことがあるが、「お客さんこの底は張り合わせてあって特殊でっさかい修理は利きまへん」とにべも無く断られたことがある、愛着のあった靴だが諦めた。これだけ沢山の靴が持ち込まれるのは初めて見た、やはり庶民の感覚として物は大切に使って支出を出来るだけ抑えたいという気持ちの表われのように思う、どうもこれは最近の社会現象のようだ。給付金ではないが庶民は政府が思うようにおいそれと支出はしなくなっているしわれわれのサイフのひもは固いぞ。
WAKIは煙草は吸わないけれども煙草好きの人の気持ちは痛いほど良くわかる。この「木漏れ日水路」には東屋やベンチがあってそこには灰皿もあって愛煙家の憩いの場所でもあった。それが理由も根拠も明示が無くこのように突然撤去された、いっぽう犬の糞の放置やポイ捨て禁止の看板は根拠や理由が明示してある。最近の新聞記事によると台湾での規制はもっと厳しいようだ、でも屋内や人の集まる場所ならともかく屋外のこのような場所での規制は行きすぎだと思う。
昨年11月の「トンボの目」で淀川河川敷公園のトンボ池が全面に草が生い茂って見るも無残な姿になっていることを採りあげて枚方市にも問い合わせたところ、ここは国土交通省の管轄でそちらに問い合わせて欲しいとの答えであったので当該の河川事務所にメールで問い合わせたが回答は無かった、おととい直ぐ傍の河川敷で出初式があったので念のために現地を見に行くと周辺は綺麗に草刈が行き届いて池の案内板に張り紙がしてあって、トンボ池は土壌を入れ替えて3月には水を張りますとのことであった、この池は琵琶湖を模して500分の1の大きさで作られているそうだがその下流は勿論瀬田川や宇治川で淀川に連なる、夏場は恰好の子ども達の水遊びの場だ、WAKIはまたトンボやザリガニや小鳥が戻ってくるのを楽しみにしている。
きのうは寒い風の吹く一日であったが抜けるような青空が拡がった、淀川の河川敷公園では枚方寝屋川消防組合と両市の消防団の出初式があった。消防関係車両およそ100両関係者およそ500人それぞれ制服に身を固め、凛々しく行なわれた。開会は消防ヘリからメッセージの投下で始まった、関係者の視閲では国際的な災害に派遣される隊員など注目を集めた、全国で消火活動で殉職した職員への黙祷、優良職員の表彰などがあって、大江戸350年伝統のはしご乗りが披露された、このほか子供たちにはハシゴ車、消防車、地震再現車への体験乗車などのイベントのほか。最近多い家電製品の発火の現物の展示での啓蒙もあったが、これら消防関係者の献身的な努力のおかげでわれわれの安全が保たれていることはすばらしい。