人は加齢と共に骨密度が粗くなって骨が弱くなったりちょっとした衝撃で骨折したりする。ちかごろ整形外科に診てもらうと、大抵この薬が渡されるそうだ、薬の名前は「ベネット錠」、投与は一週間に一回、忘れることのないように日にちを書いて冷蔵庫の扉に貼っておく。さらに薬をとりだして紙をめくると判りやすく関連する話題が載っている。赤トンボはかなり前からこの薬のお世話になっている。主治医からは「転んだらあきません、気を付けなはれや」といつもいわれている。
ここは大阪南港フエリーターミナル、瀬戸内海や太平洋を経て四国や九州へ向かうフエリーはここから発着する。5月連休のさなかWAKIは船の写真撮影に行って大きなフエリーが夜の航海にむけて何艘も待機しているのを写真に収めた。2年前には山口県仙崎からの帰途新門司から乗船した経験がある。そのときは大勢の修学旅行の生徒さんも一緒だった。それは快適な船旅であった。ところで皆さんもご存知の通りいまフエリー業界はたいへんな危機に立たされている。高速道路の休日千円の余波を受けて顧客が減ってしまったのである。WAKIはこれは政府の無策による人災だと思っている。結果、乗組員の削減や船の身売りが取りざたされている。また、高速道路の渋滞によるCO2の増加などの弊害も懸念されている。明石海峡のたこフエリーも同様のようだ。
このあいだ小雨が降っていたが前を歩くおばあさん、犬のほうから後ろ足で立っておばあさんと一緒に歩いていた。そうしてしばらく歩いた後ショッピングセンターに到着、「あんた賢いねしばらく待っときや」といっておばあさんは買い物をし、その犬はおとなしく待っていた。二足歩行のペットには感心したが、こうして犬とふれあって暮らすお年寄りとペットのなんと多いことか、公園を散歩の犬はどれも飼い主に歩調をあわせて歩き先を急ごうとしない、人間に癒やしをくれている犬はすばらしい生きものだ。
この大阪城天守閣、難を言えば全体のピントが甘い、けれどもWAKIにとってはお気に入りの一枚だ。大阪城にカメラを向ければ遠景から捉えると大抵バックに周辺のビルが写り込んだりする、ところがこのアングルではそれが無い、当然この写っている大手前に続く陸橋に行けばもっと鮮明でいい写真が取れるかもしれない。実はこの写真は京阪電車が天満橋駅を発車してすぐ地上に出た一瞬このショット、車中から撮影はきるがそれも手前の電線が邪魔をしてなかなか撮れないのがまたいい。
香里団地のメインストリート「ケヤキ通り」は見事なケヤキの大木で覆われている。それが今は新芽も出揃って緑がまぶしい。そうしてこの通りは枚方八景の一つだ、この前もう一つでもある「山田池の月」を紹介したので順次紹介したいと思っているが場所が山の上であったりしておいそれと行くわけにはいかない。今回このように看板も新調されたことだし、そのうちに全部廻って紹介してみたいと思っている。
馬券の買い方も知らないWAKIがアカトンボと一緒に京都競馬場に行ってきた。それは一度撮って見たかった馬の勇姿、まずは競馬場の広さにびっくり、そして観覧席の広さにも圧倒された、それに大小のディスプレイ、目にも鮮やかな大スクリーンが観客席に向かってあり刻々と情報を伝えている。投票所にも何百台とディスプレイがあって皆真剣な眼差しで見入っている。互いに声を交わす人はいない。投票カードはすべてマークシート式だがチンプンカンプンのWAKIにはさっぱり判らない。昔々行ったときには予想屋のおっさんがいて人だかりがあった懐かしい風景は今はない。でも目的の写真も撮れて満足して帰ってきた。
スイカはWAKIの大好物のひとつ、それにしてもこの店頭のスイカとメロンは見事というほかない、浅はかなWAKIが買うときは横から見て少しでも分厚いものをとえらんでしまう。スイカの下には氷を敷き詰めて食べごろに冷えている。それにしてもこのごろの天候は異常としか言いようがない、いまだに長袖の下着に股引きといういでたちで高地では霜の害も出ているとか、試しに買ってはみたものの糖度もそこそこ、手拭で汗を拭きふきガブリとかぶりつく気分には到底なれない、ナイフにフオークのスイーツの気分だ、ところでこうしてみるとスイカでなく原油を食っている錯覚に陥ってしまう。
何も考えずにぼーと歩いているとつい見過ごしてしまうのがマンホール、ごらんのように彩色をしてあるものもあって広重の描いたくらわんか舟に菊の花がデザインしてある。そして右側の大きなものはどう言うわけか2重になっている。枚方市は雨水分離式だから下水とは別になっている。いつかマンホールの蓋ばかり写真に収めているホームページを見たことがあるが、見ているだけで結構楽しい。韓国の人は日本を旅行して各都市のさまざまなマンホールのデザインをみて感心するそうだ。
きのうは緑の遊歩道の様子を伝えたが、アゲハの幼虫を見つけたことも伝えた、これがアゲハの幼虫だ、見たところは小鳥の糞とそっくり擬態をしてこれで野鳥からの攻撃をまぬがれているらしい、そうしてもう少し大きくなるとこんどはミカンの葉とそっくりのあざやかな緑色に変身して青虫となる。そして新鮮な葉っぱをバリバリと食べて成長、蛹から美しい蝶になって、大空へ飛んでゆく。彼等は変身の名人だ。
きのうは時折小雨の降る肌寒い天気であった。どうしても家にこもっていると運動不足になってしまう。木漏れ日水路に沿ってショッピングセンターまでの遊歩道を歩けば名も知れぬ草花が今を盛りと競って咲いている。どの木もついこのあいだまでは枯れ木であったのにちゃんと生きていたのだ、緑の葉が出揃ってきれい。雨に打たれたミカンの木には花が咲きその葉っぱにはちゃんとアゲハ蝶の幼虫がとまっていた。