中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
夏休みの勉強を具体的に決める
夏休みの勉強をどうするか、具体的に考えていく時期です。そこでどう計画を立てるか、一例をご紹介しましょう。
今回はエクセルを使いましたが、別に紙に表を書いてみてもかまいません。
まずそれぞれの科目でいったい何をやるかを決めます。これはやりたい、と思うものを全部書き出して、それが終わるのにどのくらいの時間がかかるかを計算してみます。
1コマは第一志望の試験時間に合わせると便利かもしれません。45分だったり、50分だったり、60分かもしれませんが、その時間でどれくらいのことがやれるのかを、子どもが知るのは良い勉強になるので、その1コマの時間を定めてどのくらいのコマ数になるかを決めます。
次に予定表を作ります。
縦軸に日にちを取り、講習の時間を入れます。
まず1日どのくらいの勉強時間がとれるかを計算します。講習の時間を除いてみると、家で勉強できる時間はそれほど多くないでしょう。
あとは、具体的に何をやるかを決めていくわけですが、ここで注意点がいくつか。
(1)計画は子どもといっしょに立てる。
*どうしても、親が決めてしまうと、子どもがやらされている、という意識になります。やはり勉強は自分でするものですから、計画作りから参加させてください。これも大事な勉強のステップです。
(2)塾に通う以上、宿題や復習の時間を必ず確保する。
(3)過去問をやる場合、試験時間の倍の時間を用意する。
*解答、解説を考えると、それくらいの時間をかけてよいでしょう。
(4)必ず予備時間を設ける。
*すべて計画通りにうまくいかないので、予備の時間をあけておく方が良いでしょう。
(5)あれも、これもと考えず、大胆に切り捨て、やれるものの理解度を上げるようにする。
*どうしても、いろいろやりたいことは出てくるのですが、それほど時間は多くありません。したがって、優先順位を決めて、大胆に切り捨て、これだけをしっかりやろう、と決めるのが良いでしょう。
(6)遊ぶときは、遊ぶ。
*お父さんも夏休みですから、遊びに行くときは、しっかり遊んでください。
今の塾は6年生の講習は午後に組まれているところが多いのではないかと思います。したがって、午前中、できれば朝早くから勉強を始めていくのが、夏の勉強のコツです。つい、だらだらと夜遅くまで勉強するよりは、早く寝て、早く起き、頭がすっきりしたところで、集中して勉強することが大事です。
無理して体調を崩すことのないように注意しながら、充実した夏休みが送れるように良い計画を立てていきましょう。
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