中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
やる問題は減らしてもいいから、じっくり考える
組み分けテストのこともあり、どうも子どもたちは速くできることを良し、としているところがあるようです。
速くできれば、たくさん宿題もできる、ノルマもこなせる。だから速くやる。
しかし、これは間違っています。
速くできても、答えが間違っていれば、当然合格しない。
その通りなのだが、「宿題は終わらなければいけない」し、「テストはやる問題が多い方が良い」から必然的に急ぐ。
そしてミスが増える。あるいは、良くわかっていない。
ある大手の模擬試験は、差をつけるために非常に多くの問題を出題します。
こんなに忙しい入試はまずないだろう、と思われるわけですが、しかし、全体を正規分布に乗せるためにはある程度データが分散しなければならず、結果としてこのような出題になる。
ところが、それをやる子どもたちは、「ここまでやらなければいけない」と思うから、最初から急ぐ。
だから1番から間違える。計算ミス、問題の読み違い、もうありとあらゆることをしでかすわけです。
こういう子どもたちには
「8番まであるのなら、最後の2題は解かなくていい」
と指示をします。
要は正解率なので、8番のうち6番までやって全部満点ならば80%の得点になります。80点取れれば、まあ、よし、ではないですか?
大事なのは正解率です。
日ごろ、たくさんの問題をやったところで、正解率が低ければ、本人に力はついていない。
たくさんの問題を解いて、やった気分になる。勉強した気分になるが、実は力になっていない、ということが往々にして見られます。
夏休みに入りますが、これからまた課題や宿題が増えるでしょう。そしてまた急ぐ、ということになっては、勉強が効率的になりません。
やる問題は減らしてもいいから、ぜひじっくり考えるようにしてください。
そうすれば、全部の問題を解かずとも力はちゃんとついていきますから。
=============================================================
今日の田中貴.com
立体の問題
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾
7月10日の問題
==============================================================
次号は7月12日正午ごろ配信します。
にほんブログ村
速くできれば、たくさん宿題もできる、ノルマもこなせる。だから速くやる。
しかし、これは間違っています。
速くできても、答えが間違っていれば、当然合格しない。
その通りなのだが、「宿題は終わらなければいけない」し、「テストはやる問題が多い方が良い」から必然的に急ぐ。
そしてミスが増える。あるいは、良くわかっていない。
ある大手の模擬試験は、差をつけるために非常に多くの問題を出題します。
こんなに忙しい入試はまずないだろう、と思われるわけですが、しかし、全体を正規分布に乗せるためにはある程度データが分散しなければならず、結果としてこのような出題になる。
ところが、それをやる子どもたちは、「ここまでやらなければいけない」と思うから、最初から急ぐ。
だから1番から間違える。計算ミス、問題の読み違い、もうありとあらゆることをしでかすわけです。
こういう子どもたちには
「8番まであるのなら、最後の2題は解かなくていい」
と指示をします。
要は正解率なので、8番のうち6番までやって全部満点ならば80%の得点になります。80点取れれば、まあ、よし、ではないですか?
大事なのは正解率です。
日ごろ、たくさんの問題をやったところで、正解率が低ければ、本人に力はついていない。
たくさんの問題を解いて、やった気分になる。勉強した気分になるが、実は力になっていない、ということが往々にして見られます。
夏休みに入りますが、これからまた課題や宿題が増えるでしょう。そしてまた急ぐ、ということになっては、勉強が効率的になりません。
やる問題は減らしてもいいから、ぜひじっくり考えるようにしてください。
そうすれば、全部の問題を解かずとも力はちゃんとついていきますから。
=============================================================
今日の田中貴.com
立体の問題
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾
7月10日の問題
==============================================================
次号は7月12日正午ごろ配信します。
にほんブログ村
コメント ( 0 )