最近、マメは疲れているようです。
難聴教室や幼稚園プレクラスなど「気の張る」お出かけのときは、一刻も早く家に帰りたがります。
(外食ランチを提案してもいやがります。)
家に戻って昼食をすませると、
「コロンして(寝ころがって)絵本読もう」と提案してきます。
5〜6冊読んでもらうあいだにエネルギーチャージが完了するらしく、ムクッと起き上がります。
(少しでも昼寝するといいのですが、昼寝の習慣がなくなってから久しいです。)
元気になって遊び始めるマメ。
ここで、前のように「ばあば遊ぼう」と付きまとわなくなったことに気づきます。
ひとりで遊ぶのです。
シルバニアファミリーの人形たち、アンパンマン関連の人形たちを相手に、延々のおままごと。
おままごとというか、ひとり何役ものごっこ遊びです。
「あ〜ん、おなかが痛くなったから病院行かなくちゃ」
「たいへんたいへん、病院にはタクシーで行く?」
「お金がないから行かれないよー」
「じゃあどうする?」
みたいな会話を、高い作り声でしゃべりつづけます。
(こんな時に話しかけると、返事はマメ本来の地声トーンに戻るから可笑しい。)
ごっこ遊びはとても楽しそうです。
遊びの合間にときどき、「ばあばもう帰る?」と聞いてきます。
さあこの質問に、微妙なニュアンスを感じ取るわたしです。
この質問の意味は、以前なら
「まだ帰らないで、もっといっしょに遊ぼう」でした。
でも今は「もう帰ってもいいよ、帰って」です。
察するに、
疲弊しているマメにとっては、ばあばといえども、気疲れする相手なんでしょうね。
「早くママとふたりだけになって、誰にも気を使わないでのんびりしたい」といったところかも。
例によって深読みかもしれません。
でも、マメちゃん、疲れて当たり前だもんね。
引っ越しで何もかもがリセットされて、
慣れ親しんだ日常から引き離されて、
代わりにすべて新しいものをあてがわれて、
あちこち引っ張りまわされて。
マメちゃん、よく頑張ってるもんね。
こんなマメを見ていると、
「幼稚園入園を急ぐ」「そのためにトイトレを焦る」などのことは、厳につつしまなくてはと思います。
(つまり、娘とふたり、急いでいたし焦っていたのです。)
幼稚園なんて、最悪、来年の4月(年少入園)だっていいし。
このごろ、マメの会話のなかに「前のおうち」「前のおうちの近くの公園」「ヨーカドー」などの言葉がよく出てきます。
なつかしくて切なくてやるせないです。