数週間まえのこと。
あるブログを読んで、わかってしまったのでした。
うちの赤ちゃんが、伝音性難聴でなく感音性難聴かもしれないことが。
感音性は伝音性にくらべて補聴器効果が得られにくく、ことばの習得がむずかしいということが。
楽観して舞い上がっていた分ショックは大きく、自分が保てないほどに落ちこんでしまいました。
へたばり気分が何日もつづいたあと自分を叱りとばし、すぐに、ある前向きな行動をとりました。
ひとに会う約束を取りつけたのです。
今日は、その約束の日。
夫とふたり、片道2時間ちかくかけて、そのかたに会いに出かけました。
そのかたとは、牧野友香子さんという30代の女性。
聴覚障害者を支援する会社「デフサポ」の、代表をつとめられているかたです。
つぎの記事で、牧野さんについてもう少しくわしくお話ししますね。
いまは帰ってきたばかりで、「疲れたー」と言うより「寒かったー」と震えあがっています。
以前なら、冬の電車はぬくぬくと暖房が効いて居心地が良かったものですが、コロナ禍のいまはちがいます。
少しずつ開けられたいくつもの窓からピューピューと寒風が吹き込んで、ただもうブルブル...。
そんな電車に1時間半も揺られて、まるで低体温症のようになって帰宅したのでした。