帰宅後、暖房をガンガンにつけた部屋で温かいものを飲食して、ようやく人心地がつきました。
さて、今日お会いした牧野友香子さんです。
生まれつき両耳120デシベルという最重度感音性難聴(飛行機の轟音が聞こえない)でありながら、学校はすべて普通校に通い、大学卒業後は障害枠でなく一般枠でソニーに採用された(総合職)、というすごいひとです。
ソニーでは人事部に配属されて7年間バリバリ働きましたが、数年まえ退社して「デフサポ」を立ち上げました。
まだ30代前半の、若々しい美人です。
数週間まえ、ムチャクチャ落ちこんでいたとき、ネットでこのかたのことを知りました。
「おお!」とびっくりし、さらに、このかたが話している動画を見たときは「おお!」と胸が高鳴りました。
だって、まるで健聴者のような、ごくふつうの話し方だったのです。
ほとんど聞こえないのに、どうやってこのような話し方を?
このかたにお会いしたい、と思いました。
直接会って、いろいろなことをうかがいたい。
さいわい、会社「デフサポ」にはカウンセリング事業がありました。
メールで申し込みをし、少し日程調整があって、ようやく今日の面接にこぎつけたのでした。
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