ここだ! という例の本命幼稚園で、公開保育がありました。
時期からして在園児保護者向けと察しがつきますが、問い合わせると、
「入園希望者の方もどうぞどうぞ」
と、至ってウェルカム。
娘とマメと3人で、ウキウキと参加しました。
朝のわやわやした時間が終わると、
「年少さんのダンス発表があります」とのことで、広い体育室へ。
元気いっぱいの先生が前に立って、音楽に合わせて号令をかけます。
<「つぎは1」「つぎは4」などの指示にしたがって、
足元に置かれた「1」「2」「3」「4」の丸い数字パネルの上を軽やかにステップする>
はずの子どもたちなのですが...。
何とかそれらしく動いていたのは、14人中約半分の6〜7人。
のこりの子どもたちは、
*その場に棒立ち or 座りこむ
*ウロウロと歩きまわる
*親のそばをべったり離れない
などでした。
フムフム、これなら安心です。
秋の入園後、マメが生活をともにするクラスメートたち。
学齢的にはマメの一学年上になる子どもたち。
年少さんて、まだまだこんな「わからんちん」(笑)なのね。
マメがついていかれなくて落ちこぼれる心配は、まずなさそうです。
もうひとつ、この公開保育で知った大きな安心材料は、在園児数です。
まず年少クラスの人数。
ダンスのときも数えたし、部屋の壁に貼ってある名簿でも数えたけど、
わずか14人なのです。
ここに、マメのような満3歳入園の子が5〜6人加わったとしても、やっと20人ちょっと。
そして、年中クラスも年長クラスも似たりよったりの人数のようでした。
つまり、全部で60人〜70人しかいないという、圧倒的少人数園なのでした。
なーるーほーどーね。
これが少子化なのね。
たぶんどこの園も似たりよったりなのだろうと想像されます。
HPでは定員100人とか300人とか公表してるけど、あれはあくまで定員。
実態は大きく定員割れしているところが多いんだろうなあ。
ま、マメにとってはありがたいことです。
幼稚園生活(ダンスも含めて)にすっかり心を奪われたマメ。
園庭では三輪車や砂場で活発に遊び、年長のお姉さんたちに優しくされて、大満足のようすでした。
弱っていたわたしの心も、久しぶりに晴れ晴れしました。
転居でいろいろなものを失った気がして、へこたれていたけど。
そんなにネガティヴに考えなくていいのよね。
失ったものでなく、新たに得られるものに目を向けなくてはね。
「住めば都」
「人間いたるところに青山あり」
というような言葉が胸に浮かんだことでした。