Sydney Yajima


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オーストラリア市況

2009-07-09 22:18:23 | オーストラリア株式
MARKET CLOSE
(4.30pm AEST)
オーストラリアの株価は 0.12%下げて 3761.04ドルで取引を終えた。
予想よりは、好感された雇用率の悪化の進行度合いのおかげであったろう。おかげと言うのは、鉱物や資源価格が下がっているにもかかわらず、マイニングなどがやや上げている状態をみてのことだ。

BHPは0.47%上げ、RIOは 1.24%下げた。RIOと中国当局との話し合いが混乱しそうだ。中国当局はスパイ容疑といっているが、実際には、RIOに言うことを聞かせるための力業をかけたというところだろう。

エネルギー関連は平均1%上げている。STOは1.77%あげて13,2ドル。WPLはやや落ちて0.22%下げて40.11ドル。

建築関連ではレイトンが西オーストラリアで、500ミリオンの契約を取ったあたりがかわったところ。

主要銀行は全体に弱い。ANZは2.76%落ちた。

セバスチャン氏は5.8%の非雇用率は、先月の5.7%からわずか0.1% あげただけのものであり、好感された数字ということに、「雇用は20,000人以上減ったことになる。だが、せかいの状況から考えると、オーストラリアの雇用は強いと言える。」

他の国々に比べると、オーストラリアの非雇用率はましだ。スペインは、18.7%。アイルランドは11.8% アメリカは9.5% フランスは9.3% カナダは 8.4% ドイツは7.7%である。


しかしセバスチャン氏は表面に出ている数字のほかにも、就業時間をカットされていたりすることがある可能性を指摘する。これは、消費に影響を与えるはずだ。とも。

平均では1.66ビリオンの株が売買され全体では3.57ビリオンダラー

アメリカの週間の離職データが今夜発表される。

スティーブン ダフリアン  CBA マーケットアナリスト より意訳