CIAが、独自に行った調査によると、北朝鮮の金正日が向こう5年間生存する確率は、29%なのだそうだ。
これは、彼と同じように糖尿病と、脳溢血の症状を抱えた病人のサンプルを彼の写真から診られる症状の進行具合と総合判断し、統計に基づいて算出した数字なのだそうだ。
今、北朝鮮が続けている軍事行動は、彼の病状の悪化と関係があると思われる。
特に、今年になって、多くの新聞をにぎわせている後継者問題が、焦眉の問題として北朝鮮の幹部の中で、論じられているならば、軍事行動によって、国威を示し、たとえリーダー金正日に、万が一のことがあっても、磐石のうえに立っているというストーリーを書いているのは、十分に考えられることである。
このストーリーを書いている人間は、おそらく一人ではないだろう。何人かの将校が集まり、特に最近になって注目されている若く血気盛んな将校たちが、国威高揚のために、なるべく 大きなことをやってやろうと野心を抱いていても、不思議ではない。
金正日総書記は、シナリオを書くが、必ずある程度のところで、落としどころを設けていた。例えば、小泉首相が北朝鮮へ行ったときも、全員ではなかったにせよ、何人かの拉致被害者を帰したことなどは、その典型的な政治的駆け引きの巧者だと言えよう。
だが、今年になってからの北朝鮮の選択は、より過激なものであり、金正日らしからぬ面が多々うかがえる。
例えば、核実験にしても、立て続けに、華々しく、しかも早い段階で結果を出そうとしていることなどは、一体、核実験の成功によって、何を引きだすつもりなのだろうか?と疑問符が残るだけで、実質的には、あまり効果のない60年以上前の技術にすぎないことなどを、頭脳明晰な彼ならば明確に理解できるはずであり、さらに、核爆弾が何の政権維持の担保にもならないことは、すでにソビエト連邦が、何万発も原爆を持っていたにもかかわらず、あっさりと瓦解したことで、証明済みのことなのだ。
金正日は、あと残された時間のなかで、何かをしなければならないと、結果を焦っているのではないだろうか?神のみぞ知る 人の命のはかなさは、誰にも例外なくある日 終わりがやってくる。
今、死というものについて考えている・・・
終わりの日は、つまらないものだろう。
先週の今日、何をしていたのか?と聞かれて、すぐに答えることができないように、一日というのは、ただ、何気なく過ぎていくものだ。 あなたや、私が死んでしまう日も、私たちを知らない人にとっては、ある一日に過ぎない。
たまたま、少し有名人であったら、死んだときに、大騒ぎしてくれることもあるかもしれないが、それにしても人間の寂滅などは、孤独でつまらないものだと思う。
金正日自身ほどの人間ならば、そんなことは 知っているはずで、またその覚悟もできているはずだから、いまさら、野心をもって、北朝鮮の高揚を歌い英雄として奉られたいなどということの、空虚さは、よく分かっているはずだろう。
ミサイルを改造して遠くまで飛ばせるようになったり、原子爆弾を改造して、多くの人を殺せる力を持つことの、無意味さを、彼自身、きっと分かっているはずだと思う。
彼は、化け物ではない。多分、あなたや私たちの近くに住んでいるおっちゃんのような、もっと気安い人なのではないだろうか。下町の町工場が似合いそうな風貌からは、とても、今世紀最後の独裁者と呼ぶには、とてもギャップが大きすぎて、役不足に見える。
彼のしたことは、多くの間違いがあった、拉致など、許されることではないし、偽札作りも、麻薬販売も、また近隣諸国への恫喝や、それに、自国民の飢えも、誰のせいでもなく、主導者である彼の責任で起こったことなのだから、その罪は受けるべきだと思う。だが一方、冷静になってみれば、今の彼は、世界から嫌われ、病気になり その余生いくばくもない人生を生きている老人に過ぎないとも言える。
神様は 宇宙の創始者として今もその大きな目と慈愛で、我々を見通していて、必ず正当な裁きをおつけになられるものだ。
これは、彼と同じように糖尿病と、脳溢血の症状を抱えた病人のサンプルを彼の写真から診られる症状の進行具合と総合判断し、統計に基づいて算出した数字なのだそうだ。
今、北朝鮮が続けている軍事行動は、彼の病状の悪化と関係があると思われる。
特に、今年になって、多くの新聞をにぎわせている後継者問題が、焦眉の問題として北朝鮮の幹部の中で、論じられているならば、軍事行動によって、国威を示し、たとえリーダー金正日に、万が一のことがあっても、磐石のうえに立っているというストーリーを書いているのは、十分に考えられることである。
このストーリーを書いている人間は、おそらく一人ではないだろう。何人かの将校が集まり、特に最近になって注目されている若く血気盛んな将校たちが、国威高揚のために、なるべく 大きなことをやってやろうと野心を抱いていても、不思議ではない。
金正日総書記は、シナリオを書くが、必ずある程度のところで、落としどころを設けていた。例えば、小泉首相が北朝鮮へ行ったときも、全員ではなかったにせよ、何人かの拉致被害者を帰したことなどは、その典型的な政治的駆け引きの巧者だと言えよう。
だが、今年になってからの北朝鮮の選択は、より過激なものであり、金正日らしからぬ面が多々うかがえる。
例えば、核実験にしても、立て続けに、華々しく、しかも早い段階で結果を出そうとしていることなどは、一体、核実験の成功によって、何を引きだすつもりなのだろうか?と疑問符が残るだけで、実質的には、あまり効果のない60年以上前の技術にすぎないことなどを、頭脳明晰な彼ならば明確に理解できるはずであり、さらに、核爆弾が何の政権維持の担保にもならないことは、すでにソビエト連邦が、何万発も原爆を持っていたにもかかわらず、あっさりと瓦解したことで、証明済みのことなのだ。
金正日は、あと残された時間のなかで、何かをしなければならないと、結果を焦っているのではないだろうか?神のみぞ知る 人の命のはかなさは、誰にも例外なくある日 終わりがやってくる。
今、死というものについて考えている・・・
終わりの日は、つまらないものだろう。
先週の今日、何をしていたのか?と聞かれて、すぐに答えることができないように、一日というのは、ただ、何気なく過ぎていくものだ。 あなたや、私が死んでしまう日も、私たちを知らない人にとっては、ある一日に過ぎない。
たまたま、少し有名人であったら、死んだときに、大騒ぎしてくれることもあるかもしれないが、それにしても人間の寂滅などは、孤独でつまらないものだと思う。
金正日自身ほどの人間ならば、そんなことは 知っているはずで、またその覚悟もできているはずだから、いまさら、野心をもって、北朝鮮の高揚を歌い英雄として奉られたいなどということの、空虚さは、よく分かっているはずだろう。
ミサイルを改造して遠くまで飛ばせるようになったり、原子爆弾を改造して、多くの人を殺せる力を持つことの、無意味さを、彼自身、きっと分かっているはずだと思う。
彼は、化け物ではない。多分、あなたや私たちの近くに住んでいるおっちゃんのような、もっと気安い人なのではないだろうか。下町の町工場が似合いそうな風貌からは、とても、今世紀最後の独裁者と呼ぶには、とてもギャップが大きすぎて、役不足に見える。
彼のしたことは、多くの間違いがあった、拉致など、許されることではないし、偽札作りも、麻薬販売も、また近隣諸国への恫喝や、それに、自国民の飢えも、誰のせいでもなく、主導者である彼の責任で起こったことなのだから、その罪は受けるべきだと思う。だが一方、冷静になってみれば、今の彼は、世界から嫌われ、病気になり その余生いくばくもない人生を生きている老人に過ぎないとも言える。
神様は 宇宙の創始者として今もその大きな目と慈愛で、我々を見通していて、必ず正当な裁きをおつけになられるものだ。