Sydney Yajima


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カレンシー クライシスの先に見えるもの

2010-10-18 00:40:28 | 世界情勢
金を借りて その問題を先送りにしている。
そして、実際にその問題に向き合うことをしないで、次の大統領やら、次の世代に問題を丸投げしようとしている。
毒を含んだヘッジファンドのファンドやら、何から何までも、銀行は分かっていて、政府と組んで問題を隠す。
もちろん、銀行は分かっていても、彼らは命令をだす立場に無い。
ヘッジファンドたちも、もちろん大問題であることは分かっている。当然、有罪だ。
しかし、2005年ごろに政府は何らかの法規制をするべきだった。
結局、最後にはゼロサム社会だから、誰かが儲けることになるのだ。

アメリカは中国に怒っている。
何年も何年も不当な為替を強いられて、今のアメリカの問題は、すべて中国のせいだとまで言い出す議員がいるほどだ。
中国は、アメリカの産業構造の問題を為替問題にすりかえていると反論するが、アメリカは
自分たちが言い出したことは、決して引かない。

アングロサクソンの社会は、いつの日からか、問題先送りを得意技にするようになった。

思い出して欲しい

1990年ごろ、アメリカが日本に対して言った言葉を。
「透明性がない」
「問題先送りだ」
今日、アメリカのどの銀行が、透明性を持ち、問題先送りをしていないと言えるだろう?

さて、このまま行くと 崖が待ち構えているのではないか?
という・・・

問題は借金の量。
クレジットを行うことは、銀行にとっては、当然の業務でそれが 金融にとってはエンジンになっている。
しかし、クレジットの焦げ付きがはじまると銀行は貸し渋りをはじめ、その影響はすぐに産業界に伝わる。

中国の経済が高い成長率をつけているのは、中国が特別に技術を持っているとか、工業生産効率が良いとかいうものではない。
中国の政府が、銀行にクレジットを奨励し、その金が中小企業にどんどんと流れているからだ。その金が、何の株式知識もない人間でも大金を作れるような環境を作り上げさせ、バブルがおこり、今に至る。今のところ、中国にはそのことを恐れるとか、まして 省みるという段階にはないだろう。彼らは、成長をエンジョイし、その成長が永遠に続くと信じているはずだ。
残念ながら、終わらないパーティーはない。

車を運転して、雨が降ってくるとワイパーをつけ、夜に鳴るとライトをつける。
しかし、エンジンが止まれば車は走らない。

クレジットクランチがもう一度本格的に起これば、ワイパーやライトでは車は走らない。

政府のステュイムラス パッケージは安物のライトとワイパーで車がまだまだ走りそうな錯覚を与えるだけのものでしかない。
残念ながら、われわれは、もう一度 本当の地獄を味わうことになるだろう。


メリー マキロップ

2010-10-18 00:30:13 | 世界情勢
私の住む 家の近くに、国立 オーストラリア カトリック大学があり、その校内には、メリー マキロップが眠っている。
彼女は今から100年以上前の カトリックの尼さんで、今日 バチカンからオーストラリア人で始めて 聖人として認可された。
彼女を通じて神に祈ると奇跡が起きるらしい。

それはともかく、珍しいから妻と子供たちは出かけて行き、見てきたそうだ。
私は寝ていた。

まあ、テレビでも今日は一日その話ばかりで、どうやら カトリック教徒がたくさん住んでいるらしいことが分かった。