世界や世間というものは、皮肉なもので、「豊かになりたい」と思う人ほど貧しかったりする。
貧しさにもさまざまな種類があり、単に金銭的な貧しさだけならば、分かりやすいが、そのほかにも、家族に恵まれない、配偶者に恵まれない、健康に恵まれない、などなど、数え上げればさまざまである。
いくつかの定義のなかの、豊かさのうち、幾分か努力によって得られる可能性のあるものと、決して得られることのないものがある。
得られないと分かると、その人は、嫉妬をするようになり、やがて、その嫉妬のなかで、自分自身を苦しめることになり、最後には、恨みだけで生きていくようになって、いつの間にか目つきまで悪くなる。
だから、得られるものと 得られそうもないものを、はっきりと最初にわけておいて、得られるものにだけ、努力のベクトルをむけるほうが、やや健康的に生きられるだろう。
豊かさとは・・・
それを計るために、五段階の数値で自分を測って欲しい。
なるべく、客観的に。
もし何もなければ、ゼロをつけてほしい。
ゼロの場合もあるからね
お金 12345
土地 12345
作物 12345
子宝 12345
健康 12345
家族 12345
友人 12345
恋人 12345
夫婦 12345
自然 12345
時間 12345
清潔 12345
安全 12345
自由 12345
学問 12345
仕事 12345
年齢 12345
奉仕 12345
運動 12345
笑い 12345
これらに ポイントをつけてみて、合計ポイントが 50以上あれば、あなたはかなり 豊かで幸福です。
40 以上であれば、すでに 平均以上に幸福です。
30以上であれば、あなたは 普通に生きていけます
20以上であれば、悲観的になる必要などまったくありません。これから増やしていくことができる部分があるはずです。
10以上20以下であれば、かなり不安を感じているかもしれません。しかし、その不安はあなたをセクシーに見せていることでしょう。
10以下で、絶望的になっている人。あなたは、どこかで、何かを間違ってきたと考えているかもしれません。それはしかし、とても後ろ向きです。前向きな人は、過去を考えないものです。
明日の幸せをつかむことが、過去の自分や誰かに対する もっとも強烈な リベンジになるからです。