Sydney Yajima


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中国と日本とSMAP

2011-09-17 23:58:31 | 政治
SMAPが、北京でコンサートを行い、4万人の観客が集まったそうだ。
すばらしい


日本には、中国からのスターが来て 大観客が集まるというところまでは まだ来ていないが、いずれそんな時代もくるかもしれない。


日本語を学ぶ 中国人は多い。
彼らや彼女たちは、日本に来て 成功したいと思っていたり、あるいは、アニメが好きであったり、あるいは、今回のようにSMAPのファンであったりする。

かつて、日本にもそんな若者がいた。
彼らは、英語を学び、そして海外に出ることを夢に見た。
私自身 そのうちのひとりだった。
そうして、オーストラリアへの飛行機チケットを握りしめて、旅立ったのは、まだ21歳のときだった。

ジーンズとよれよれのトレーナーと 胸いっぱいの夢と希望だけを持って、パースの空港に降り立ったとき、寂寞とした思いと、これからやってやるぞという 心の中の燃え盛るような火が バチバチと戦っていた。

私はそういう一人だった自分から、中国人の若者を見て、とてもよく彼らを理解できる。
もちろん、一人ずつ、さまざまな人間がいるだろう。
中国人の若者たちは、海外に渡った日本人とは違うかもしれない。

日本に夢を一杯持って渡ってくる中国人の若者が、きっと これから、増えるだろう。
日本に渡ってくるその若者たちが、日本に活力を与えてくれるかもしれないことを、私は願っている。
そして彼らがたくさんの日本人の友達を作ってくれればいいのに・・・とも願っている。

東洋人同士、御互い 分かり合えることも多い。
差別をしたくなるところもあるかもしれない。
言葉の障壁や、文化、それにプライドのぶつかり合いやら、あるいは、自分のほうがより優れていると思いたい気持ちなどであるが、それでも そういうものを乗り越えて、お互いが分かり合えて、そして66年たった戦後を 卒業して欲しいと思う。

日本は素晴らしい国だった。
日本にはたくさんの友人がいる。
そういう中国人がたくさんできれば、日本と中国が戦争をするはずもないではないか?
そんな 人好き沙汰で、やっていけるか?という声も聞こえてくる。
もちろん、私は現実主義だし、合理的な思考を好むので、中国との政治を楽観しているわけではないが・・・