Sydney Yajima


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第二の経済クラッシュ

2011-09-18 21:30:34 | 経済
1928年から始まった 世界大恐慌は、その後、ずっと続いた。
それは 簡単に収束することなく、1930年代になっても、より 深く人々の生活に陰を落としていった。
インフレと失業などの歴史を見てみると、まるで 今の新聞記事を読んでいるかのような錯覚にさえ陥るほどだ。

そのころ、経済学者たちは、どうやって出口を探すかということにのみに関心が偏っていた。

社会主義の台頭や、ヒトラーなどの強い指導者、それに、戦争とイデオロギーという流れも、実は、今の中東情勢をみてみると そっくりなのである。

日本は、当時、まだ、ロシアに勝ち、多くの領土を配下にしているという自信があった。

戦争が始まるまで、そこからまだ10年かかるが、現代の日本とは、随分違う空気が流れていた。

アメリカは、当時も今も、さほど変わらない。
自由と民主主義を標榜し、自国の価値観を他国に押し付けるという意味において、今も同じである。
しかし、当時はもっと国力があり、そして、世界はまだまだ今よりも 遅れていた。

もちろん、景色は似ていても、別の風景と色がついている。

2008年から始まった、第二世界大恐慌は、まだまだ 中盤にさしかかったところだ。
もちろん、10%を超える非雇用率を抱える世界の現状を見て、さらに円高になって輸出できない企業の惨状をかんがみて、「まだこれでも中盤なのか?」と怒鳴りたくなる気持ちは 私にだって理解できる。
しかし、まだ本格的な、大恐慌の津波は、まだまだこれからなのである。

マクロ経済の大きな流れは、多くの企業を飲み込んでしまう。
これに対抗できる方法は、日本に限って言えば、再生エネルギー 科学力でしかない。

オーストラリアに限って言えば、広大な土地と農作物であろう。

アメリカは安いドルで貿易黒字をはじき出そうとしている。

最後に、泣きを見るのは、おそらく、付和雷同して出て行ってしまった日本のかわいそうな中小企業の人たちになる・・・

ベテルギウス 爆発について

2011-09-18 01:14:57 | Weblog
ベテルギウスとは、言うまでもないことだが、オリオン座の一角に占める赤っぽい恒星のことである。
この、恒星が 爆発する。

もっとも、どの恒星にせよ、いずれその寿命が終わる日がくるのだが、このベテルギウスに関しては、近々 爆発するのである。
爆発すると、どんな影響があるのか?

まだまだ机上の上で話されているだけで、実際になってみなければ、分からないことも多いが、天変地異が来るのか?ともし問われれば、「ありうるでしょうなあ」とどの科学者も言うだろう。

分からないことなので、どうしようもないのである。
マヤカレンダーの言う2012年に人類がそのために滅びるかもしれないといわれれば、そうかもしれない のである。

最も楽観的な考え方から言えば、まあ、遠いので、(640光年)大丈夫でしょう というものだ。
しかし、この恒星が爆発すると、その明るさが月の100倍にもなり、昼も夜も見え続け、その状態が3ヶ月も続き、しかも、放射能が撒き散らされるので、宇宙線の影響が、地球にもγ線が 降り注ぐということは、ほぼ確実なので、(NASAによると20度ずれているから、大丈夫だと言うが、拡散もするはずなのである)そうなると、福島の放射能どころの騒ぎではなくなるかもしれない との、観測も またありうる。

私は天文学者ではないし、よく分からない話なんだが、オリオン座のベテルギウスが爆発するという天体ショーは、おそらく人類始まって以来の大事件であることくらいは 分かる。
なにしろエジプトのピラミッドも、オリオン座をモチーフにして建てられているほどだ。
古くから、人類が見続けてきた星が消えるのである。

そんな気持ちで、今年は中秋の名月を眺めた。
あなたは、どんな 秋の夜長を過ごしているのかな?