これは、開国か、鎖国か の議論に近いものがあるかもしれない。
TPPを批准すると、日本にとっては プラスなのか、マイナスなのかという議論は、実はあまり意味がない。
もちろん、日本全体を無視して議論することは、よくないことだが、しかし、TPPの中身は、まだ、何も決まっていないのである。
日本の恐れていることは、アメリカから、さまざまな日本の利権である工事や、農業という いわゆる族とよばれる人々がいままでのような甘い汁を吸えなくなるということである。
つまり 旗本が、江戸末期に開国に反対したのと似ている。
のほほんと、してきた江戸城にあつまる旗本たちが、開国に賛成するわけがない。
のほほんが、できなくなるからだ。
日本の公共工事も、多くの官僚や政治家が関与して 甘い汁を吸ってきた。
郵政も、あるいは、保険 金融も、農業もみんな日本のそういう人々が良い思いをしてきた過去がある。
そんなことはない
などと言う人がいたら、目が無く耳もなく一切この世に生きていなかったか、それとも自身がその甘い汁をすってきた人間の一人なのかのどちらかである。
TPPによって 日本の国益が本当に失われるのかどうか?
TPPによって 日本とアメリカ、オーストラリアをふくむ環太平洋はひとつの団体となり、中国は反発するだろう。
しかし、TPPは大きな力を持つことになるので、中国はある程度の敬意を払わねばならない。
2013年までに、中国は空中爆発を起こす。そのとき TPPが生きてくるだろう。
したがって、私は 開国派である。
もちろん、国内的にはやらなければならない補償やそのために準備が山積みだろう。
それは、しかし、国際的な枠組みでの議論とは別の問題として考えなければならない。
背景から考えよう。
アメリカは、日本と同盟国なのである。
つまり、第二次世界大戦で日本が敗戦した時点で、日本はアメリカの防衛戦略はもちろん、経済戦略、知的共有をふくめてすべての戦略のなかに、組み入れられてしまったのである。
もし、そうでなければ、沖縄に米軍基地はないはずだ。
現実とはそういうものだ。
あなたが、たとえ、日本は独自の道で行くべきだと頑張っても、ごまめの歯軋りでしかない。
しかし、私は、アメリカが大好きなわけではない。
ただ、アメリカという国を、なめてはいけないといっているのである。
アメリカは恐ろしい国なんだということを、言っている。
5年後にアメリカは かつてのように強く復活する。
そのロードマップはもう、できているのである。
今は中国の弱体を謀るために、自ら血を垂れ流しているに過ぎない。
2013年に中国がどうしようもなくなり、暴動があちこちで起こり、手がつけられなくなってから、アメリカは徐々に復活するだろう。
計算はすでに出来ている。
年内にイラクからも撤退し、アメリカは、軍事費を削減する。
日本は軍備を上げる為に、多くの金額をアメリカに支払うだろう。
アメリカが 日本をコントロールしていることは、誰がなんと言おうとも 事実だ。
しかし、それでも中国やロシアに取って代わられるよりは、よほど日本にとっては マシだ。
日本をアメリカがコントロールしていないと言うならば、あなたは、今までどこに住んで何を見てきたのだろう?と伺ってみたい。
間違いなく、日本はアメリカの支配下にある。
それを 認めたくない気持ちは分かる。それはセンチメンタルな部分では私だってあなたと一緒に泣いてあげたいぐらいだ。
だが、泣いても泣かなくても 事実は事実なのだ。
ならば、私は泣かないで事実をありのままに受け止めて、その中で次のことを考えたい。
TPPによって、日本が損をするのか、得をするのかは、やってみなければ分からない部分もあるかもしれない。
しかし、やらないと、やがて日本の立場は、なくなるだろう。
日本は アメリカに 本気で NOと言えるのか?
その覚悟があるのか?
言えるはずがない。
東北大地震のときに、真っ先に駆けつけてきてくれた国は、どこだったのか?
アメリカじゃないか。
日本を核の傘で守っているのはどこの国なのか?
アメリカなのである。
日本のミュージック 演劇 あるいはありとあらゆるショーに一番大きな影響力を持つ国は、やはりアメリカなのである。
TPPをしないと日本は 経済的には、大きく損をするだろう。
なぜなら 国際競争力が減る。
日本の製品は 円高プラス関税という二重苦に 新興国のダンピングという三重苦をさえ背負わなければならなくなるからだ。
TPPの枠組みは、環太平洋というだけでなく、そこにはもっと大きな意図があることに 気がついていなければならない。
それは、世界でもっとも大きな市場の登場である。
そこは、シンガポールや香港のような市場が環太平洋に広がって出来上がることを意味しており、日本はその一翼を担い、アメリカがもう片方の一翼を担うという大規模なものだ。
日本が戦後初めて、といっていい
アメリカと対等に世界へと飛び立てる機会なのかもしれないのである。
もちろん、日本の米農業をはじめおおくの農家は、ダメージを受けるだろう。
あらゆる知的財産権や金融は、場合によってはファンドの餌食になるかもしれない。
そういう危険と毒は多分に含んでいる。
だからといって、反対 では済まない話なのだ。
アメリカは、もうすでに大きなロードマップ さらにビジネスサイクルを組み込み、最終的にどのくらい利益が出るのかについても計算を済ませている。日本と言う国体が、アメリカとオーストラリアとともに、ひとつの環太平洋という枠組みの中に吸収されてしまうことになるだろう。つまり、環太平洋という新時代の中では、日本は地方自治体になり、環太平洋はひとつの国になるということだ。
アメリカはその中でももっとも巨大 かつ 利益を集める国となり、日本はそのなかで、何とか生き延びる方法を考えるしかない。
日本は、小国である。
大国ではないので、小国なりに生き方を見つけるしかなかった。
しかし、日本人は小人ではない。
つまり、あなたがた優秀な日本人は努力によって、このTPPの枠組みという大きな世界で もっと大きな可能性を試すことの出来る機会が得られるのである。TPPの枠組みは小さな島国のそれではなく、アメリカ オーストラリアを股にかけた 国際的かつ、比較にならないダイナミックな機会をあなたに与えてくれるはずだ。
そうではなく、小さな日本島のなかで、小さな幸せだけでいいなら、TPPがあろうとなかろうと、関係はない。
それはそれで かなえられない話でもないだろう。
実を言うと・・・
私は その小さな幸せをいつも 求めているタイプの人間なので、ダイナミックな話をしても、私自身がその台風の目にはなることはないつもりだ。
ただ、そういう世の中の動きのなかで、自分と家族を守るために ではなにをしなければならないのか は、常に考えておくことは、大事なことだろうと思う。
どちらにせよ、私は、TPPは うまくやれば、まあまあ日本の利益になるだろうと 思っている。
風俗が乱れ、国が混乱し、放射能があちこちにばら撒かれ、日本中 外国の基地があり、そして毎日恐ろしい殺人が起こり、年間3万人も自殺者が出る日本に、これ以上 失うものも、いまさらもう、ないではないか・・・というのが、本音かもしれない。
TPPを批准すると、日本にとっては プラスなのか、マイナスなのかという議論は、実はあまり意味がない。
もちろん、日本全体を無視して議論することは、よくないことだが、しかし、TPPの中身は、まだ、何も決まっていないのである。
日本の恐れていることは、アメリカから、さまざまな日本の利権である工事や、農業という いわゆる族とよばれる人々がいままでのような甘い汁を吸えなくなるということである。
つまり 旗本が、江戸末期に開国に反対したのと似ている。
のほほんと、してきた江戸城にあつまる旗本たちが、開国に賛成するわけがない。
のほほんが、できなくなるからだ。
日本の公共工事も、多くの官僚や政治家が関与して 甘い汁を吸ってきた。
郵政も、あるいは、保険 金融も、農業もみんな日本のそういう人々が良い思いをしてきた過去がある。
そんなことはない
などと言う人がいたら、目が無く耳もなく一切この世に生きていなかったか、それとも自身がその甘い汁をすってきた人間の一人なのかのどちらかである。
TPPによって 日本の国益が本当に失われるのかどうか?
TPPによって 日本とアメリカ、オーストラリアをふくむ環太平洋はひとつの団体となり、中国は反発するだろう。
しかし、TPPは大きな力を持つことになるので、中国はある程度の敬意を払わねばならない。
2013年までに、中国は空中爆発を起こす。そのとき TPPが生きてくるだろう。
したがって、私は 開国派である。
もちろん、国内的にはやらなければならない補償やそのために準備が山積みだろう。
それは、しかし、国際的な枠組みでの議論とは別の問題として考えなければならない。
背景から考えよう。
アメリカは、日本と同盟国なのである。
つまり、第二次世界大戦で日本が敗戦した時点で、日本はアメリカの防衛戦略はもちろん、経済戦略、知的共有をふくめてすべての戦略のなかに、組み入れられてしまったのである。
もし、そうでなければ、沖縄に米軍基地はないはずだ。
現実とはそういうものだ。
あなたが、たとえ、日本は独自の道で行くべきだと頑張っても、ごまめの歯軋りでしかない。
しかし、私は、アメリカが大好きなわけではない。
ただ、アメリカという国を、なめてはいけないといっているのである。
アメリカは恐ろしい国なんだということを、言っている。
5年後にアメリカは かつてのように強く復活する。
そのロードマップはもう、できているのである。
今は中国の弱体を謀るために、自ら血を垂れ流しているに過ぎない。
2013年に中国がどうしようもなくなり、暴動があちこちで起こり、手がつけられなくなってから、アメリカは徐々に復活するだろう。
計算はすでに出来ている。
年内にイラクからも撤退し、アメリカは、軍事費を削減する。
日本は軍備を上げる為に、多くの金額をアメリカに支払うだろう。
アメリカが 日本をコントロールしていることは、誰がなんと言おうとも 事実だ。
しかし、それでも中国やロシアに取って代わられるよりは、よほど日本にとっては マシだ。
日本をアメリカがコントロールしていないと言うならば、あなたは、今までどこに住んで何を見てきたのだろう?と伺ってみたい。
間違いなく、日本はアメリカの支配下にある。
それを 認めたくない気持ちは分かる。それはセンチメンタルな部分では私だってあなたと一緒に泣いてあげたいぐらいだ。
だが、泣いても泣かなくても 事実は事実なのだ。
ならば、私は泣かないで事実をありのままに受け止めて、その中で次のことを考えたい。
TPPによって、日本が損をするのか、得をするのかは、やってみなければ分からない部分もあるかもしれない。
しかし、やらないと、やがて日本の立場は、なくなるだろう。
日本は アメリカに 本気で NOと言えるのか?
その覚悟があるのか?
言えるはずがない。
東北大地震のときに、真っ先に駆けつけてきてくれた国は、どこだったのか?
アメリカじゃないか。
日本を核の傘で守っているのはどこの国なのか?
アメリカなのである。
日本のミュージック 演劇 あるいはありとあらゆるショーに一番大きな影響力を持つ国は、やはりアメリカなのである。
TPPをしないと日本は 経済的には、大きく損をするだろう。
なぜなら 国際競争力が減る。
日本の製品は 円高プラス関税という二重苦に 新興国のダンピングという三重苦をさえ背負わなければならなくなるからだ。
TPPの枠組みは、環太平洋というだけでなく、そこにはもっと大きな意図があることに 気がついていなければならない。
それは、世界でもっとも大きな市場の登場である。
そこは、シンガポールや香港のような市場が環太平洋に広がって出来上がることを意味しており、日本はその一翼を担い、アメリカがもう片方の一翼を担うという大規模なものだ。
日本が戦後初めて、といっていい
アメリカと対等に世界へと飛び立てる機会なのかもしれないのである。
もちろん、日本の米農業をはじめおおくの農家は、ダメージを受けるだろう。
あらゆる知的財産権や金融は、場合によってはファンドの餌食になるかもしれない。
そういう危険と毒は多分に含んでいる。
だからといって、反対 では済まない話なのだ。
アメリカは、もうすでに大きなロードマップ さらにビジネスサイクルを組み込み、最終的にどのくらい利益が出るのかについても計算を済ませている。日本と言う国体が、アメリカとオーストラリアとともに、ひとつの環太平洋という枠組みの中に吸収されてしまうことになるだろう。つまり、環太平洋という新時代の中では、日本は地方自治体になり、環太平洋はひとつの国になるということだ。
アメリカはその中でももっとも巨大 かつ 利益を集める国となり、日本はそのなかで、何とか生き延びる方法を考えるしかない。
日本は、小国である。
大国ではないので、小国なりに生き方を見つけるしかなかった。
しかし、日本人は小人ではない。
つまり、あなたがた優秀な日本人は努力によって、このTPPの枠組みという大きな世界で もっと大きな可能性を試すことの出来る機会が得られるのである。TPPの枠組みは小さな島国のそれではなく、アメリカ オーストラリアを股にかけた 国際的かつ、比較にならないダイナミックな機会をあなたに与えてくれるはずだ。
そうではなく、小さな日本島のなかで、小さな幸せだけでいいなら、TPPがあろうとなかろうと、関係はない。
それはそれで かなえられない話でもないだろう。
実を言うと・・・
私は その小さな幸せをいつも 求めているタイプの人間なので、ダイナミックな話をしても、私自身がその台風の目にはなることはないつもりだ。
ただ、そういう世の中の動きのなかで、自分と家族を守るために ではなにをしなければならないのか は、常に考えておくことは、大事なことだろうと思う。
どちらにせよ、私は、TPPは うまくやれば、まあまあ日本の利益になるだろうと 思っている。
風俗が乱れ、国が混乱し、放射能があちこちにばら撒かれ、日本中 外国の基地があり、そして毎日恐ろしい殺人が起こり、年間3万人も自殺者が出る日本に、これ以上 失うものも、いまさらもう、ないではないか・・・というのが、本音かもしれない。