Sydney Yajima


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中国のバブルが弾けた後 どうなるか。

2011-11-27 11:00:08 | 政治
中国のバブルは おそらく私の感触では すでに弾けたと言えるだろう。
多くの 日本のメディアも報じ始めているし、不動産のバブルは 雪崩をうってくずれている。

こんな中で、私は この後に来るであろう中国について 考えてみたい。

金融が破綻すると、多くの倒産企業が出るのと同時に、失業者が増える。
その結果、日本への不法移民が膨大な数で増えるだろう。
日本の政府はなまぬるいので、不法移民を止める方法はないだろう。

また、中国の国内各地では暴動が起きる。
その暴動を鎮めるために 中国政府は軍隊に頼らなければならなくなる。
自然、軍隊の政治的発言力が増えて、中国は 右傾化していかざるをえない。
その後、右傾化した中国は日本への領土野望を隠そうともしなくなるだろう。

アメリカはすでに そこを見ている。
だから先日紹介した、レポートのような 戦略会議がすでに始まっているのだ。

日本の絶望的な政治家たちは、いまだに、寝ぼけているのか、それとも根っこからアホウなのか 分からないが、何の危機感も緊張感もなく、防衛に関する話し合いも あるいは移民と経済の相互関係についても、あるいは 百歩譲って、震災後の復興予算でさえも、何も出来ていない。


きれいごとでは 生きていけない

2011-11-27 06:34:12 | 政治
ケインズの経済理論に ヒビが入り始めている。
ケインズの理論は 1920年代後半から 彼のカリスマ性もあいまって、多くの支持者を得ている。現在でも 大学一年生になったら、習う最初の理論体系である。
今の日本の経済政策も おおむね彼の理論にのっとって 決定されているし、その点からいえば、分かりやすい。
しかし 例えば、利率を低く抑えておけば、不動産価格が上昇するという図式は 今のところ日本においては、当てはまらない。
日本の利率が ゼロ金利であっても、投資先は日本の不動産には向いていないのである。
では、どこへ向いているのだろうか?
という疑問が当然出てくる。

投資先というものは、投資をしたい方向へ向くものである という大原則を忘れてはいけない。

分かりやすく言えば、車の好きな人は 車を買い、女が好きな人は 女を買いに行くだろう。
今は、家を買いたい人が 少ないのである。

理由は少子化と 無関係ではないだろう。
子供が減っているのに、夫婦二人で、大きな家も いらないと思うのは 当然なのだ。

これから売れる不動産は、そういう子供の居ないカップルが、ホテル感覚で住める都会の住居で、その流れはすでに始まっている。
しかし、大掛かりな庭師の必要な邸宅や、一匹何百万円もする鯉のいる池などには、見向きもしない。
農家や莫大な山林も 必要ないのである。

日本の不動産が安くなっていくのは、理の当然で、これから 上昇する理由もまた そう簡単には見つかりそうもないのである。
では 投資先はどこへ向かっているのだろうか?
たんす預金であるのかもしれない。
円高になるのは、多くのたんす預金があるからで、円の需要が多いからだ。とも言えるかな。

アメリカの勘違いは、今でもアメリカに投資価値があると信じている日本人がたくさんいるだろうと思っていることだ。
日本人はアメリカには投資をしない。もう、ロックフェラー ビルディングを買って喜ぶには、成熟しすぎているのである。

ケインズの理論では、利率とマネーサプライの図式が出てくるけれど、もちろん、それを 当てはめてそのとおりになるということは、一定の条件のもとでのみ可能であるかもしれない、が、場合によっては、大きな誤算が生ずることは、今の経済状態をみれば分かる。
今までは、雇用と消費、GDPだけを 見ていればよかったかもしれないが、そのほかに、たとえば ギリシャの行った偽証経理などという、理論上はありえないが、人間の 業の深さから起こる 大失敗も これからは何らかの数値として、含まなければならなくなるのかもしれない。
そんな 馬鹿な と笑う無かれ。
軽視できないのは、今回のヨーロッパの破綻の引き金になっているという紛れも無い事実があるからだ。


いずれにせよ、今の時代は混沌としている。
そのなかで、生きていくためには、知恵と情報と そして、仲間と その協力が必要だ。
GSMの仲間たちはそのことを 良く理解してくれている人たちばかりだ。これは、お金では買えない資産なのである。
ケインズを超えた、大嵐のなか 荒海をのりきるためには、こういう目に見えない資産を持つことだ。