好む、好まざるにかかわらず、イギリスは大きな歴史的決断を出した。
私には、両方の主張が良くわかる。
EUを離脱することで、より タイトな移民政策でコントロールでき、失業率を下げることもできるという主張も、EUとの連携でより大きなビジネスチャンスを広げていこうと言う主張も。
ロンドンのシティーからの観点から言えば、これは、とても困った決断だった。
イギリスが、オリンピックを成功させたのも、EU加盟国であることが大きかった。
また、中国へ長い間統治してきた香港領土の返還ののち、徐々に中国政府に浸透しつつ、経済成長を促し、中国の元が国際通貨となる手助けまでして、さあ、これからシティーは儲けてやるぞという矢先の出来事でもあった。
イギリスがヒステリックに繰り返し叫ぶのは、「我々は世界で五番目に大きな経済大国だ」ということだ。
逆に言えば
その程度のことに頼らなければ、イギリスとしては、自信を保つことができないほど追いつめられているということだ。
すでにご理解されている読者に繰り返し言う事になるが
今後 ポンドはさらに下落する。
それによって、日本の国債が買われ、円が高騰する。
アメリカは、しばらく利上げを見送るだろう。
それによって、新興国は一息つけると考えるかもしれない。
希望的には米国が通貨供給量を増やしてくれることだろうが、大統領選挙の行方によって、左右される要因でもある。
ところで、物事には二つの見方がある。
一つは、イギリスが自国の理由・・・主に移民政策・・・のために、離脱したという見方だ。
ここには、微妙にイギリスの経済低迷が入り、失業率も影響している。失業率が影響した場合、大抵、低所得者たちの投票が、上回ることになる。
もうひとつの見方
それは、EUが危ないのでイギリスは逃げ出したのではないか?
という見方だ。
実はこのほうが、怖い。
もし、EUが沈没しそうな大船で、ネズミが逃げ出すように様々な国が出ていく動きが加速したらどうなるだろうか?
ハメルーンの笛ではないが、そういう噂だけでも人々は身の危険を顧みず、海に飛び込む場合もある。
すでにイタリアやオランダは離脱を検討している。
EUが、空中分解する可能性が出てきたということで、これはロシアが大変喜ぶ構図だ。
しかし、この点を究極まで考察してみたとしても、結果は見えてこない。
(私の言う結果とは、あくまで、経済の崩壊へとつながるシナリオについてである。)
怖ろしいことを書く。
今の経済はそう遠くない将来に行き止まりに行きつき、どこへも行けなくなるだろう。
人々は欲を持ちすぎたし、そして、あまりにも早い段階で 異常なほど恐怖をもちすぎたためだ。
第三次世界大戦の予兆が聞こえるではないか?
というのも、最近手にいれた中国政府の出したマップがある。
中国の領海は、赤い舌で表現される南シナ海 どころか・・・多くのミクロネシア諸島を含むハワイを飲み込み、遠くカリフォルニア近海まである。という主張だ。
アメリカが、「はい、そうですか」と言うはずもなく、笑顔で国際社会が受け入れるわけもない。
結果、血で血を洗う争いになるか、その前に、中国をシャットダウンしてしまう方法しかない。
今回のイギリスEU離脱は、こういうことも、重なっている。
つまり、イギリスは、中国といままでのようには、仲良くお付き合いはできない。ということと、より、アメリカに近い政策をとることになるということ。
ヨーロッパ EU諸国連合は、そういうイギリスに追従する形で、政策を決めていかなければならなくなった ということだ。
私には、両方の主張が良くわかる。
EUを離脱することで、より タイトな移民政策でコントロールでき、失業率を下げることもできるという主張も、EUとの連携でより大きなビジネスチャンスを広げていこうと言う主張も。
ロンドンのシティーからの観点から言えば、これは、とても困った決断だった。
イギリスが、オリンピックを成功させたのも、EU加盟国であることが大きかった。
また、中国へ長い間統治してきた香港領土の返還ののち、徐々に中国政府に浸透しつつ、経済成長を促し、中国の元が国際通貨となる手助けまでして、さあ、これからシティーは儲けてやるぞという矢先の出来事でもあった。
イギリスがヒステリックに繰り返し叫ぶのは、「我々は世界で五番目に大きな経済大国だ」ということだ。
逆に言えば
その程度のことに頼らなければ、イギリスとしては、自信を保つことができないほど追いつめられているということだ。
すでにご理解されている読者に繰り返し言う事になるが
今後 ポンドはさらに下落する。
それによって、日本の国債が買われ、円が高騰する。
アメリカは、しばらく利上げを見送るだろう。
それによって、新興国は一息つけると考えるかもしれない。
希望的には米国が通貨供給量を増やしてくれることだろうが、大統領選挙の行方によって、左右される要因でもある。
ところで、物事には二つの見方がある。
一つは、イギリスが自国の理由・・・主に移民政策・・・のために、離脱したという見方だ。
ここには、微妙にイギリスの経済低迷が入り、失業率も影響している。失業率が影響した場合、大抵、低所得者たちの投票が、上回ることになる。
もうひとつの見方
それは、EUが危ないのでイギリスは逃げ出したのではないか?
という見方だ。
実はこのほうが、怖い。
もし、EUが沈没しそうな大船で、ネズミが逃げ出すように様々な国が出ていく動きが加速したらどうなるだろうか?
ハメルーンの笛ではないが、そういう噂だけでも人々は身の危険を顧みず、海に飛び込む場合もある。
すでにイタリアやオランダは離脱を検討している。
EUが、空中分解する可能性が出てきたということで、これはロシアが大変喜ぶ構図だ。
しかし、この点を究極まで考察してみたとしても、結果は見えてこない。
(私の言う結果とは、あくまで、経済の崩壊へとつながるシナリオについてである。)
怖ろしいことを書く。
今の経済はそう遠くない将来に行き止まりに行きつき、どこへも行けなくなるだろう。
人々は欲を持ちすぎたし、そして、あまりにも早い段階で 異常なほど恐怖をもちすぎたためだ。
第三次世界大戦の予兆が聞こえるではないか?
というのも、最近手にいれた中国政府の出したマップがある。
中国の領海は、赤い舌で表現される南シナ海 どころか・・・多くのミクロネシア諸島を含むハワイを飲み込み、遠くカリフォルニア近海まである。という主張だ。
アメリカが、「はい、そうですか」と言うはずもなく、笑顔で国際社会が受け入れるわけもない。
結果、血で血を洗う争いになるか、その前に、中国をシャットダウンしてしまう方法しかない。
今回のイギリスEU離脱は、こういうことも、重なっている。
つまり、イギリスは、中国といままでのようには、仲良くお付き合いはできない。ということと、より、アメリカに近い政策をとることになるということ。
ヨーロッパ EU諸国連合は、そういうイギリスに追従する形で、政策を決めていかなければならなくなった ということだ。