トランプが貧しい人の味方だと思っている米国人は、すぐに裏切られたことに気が付くことだろう。
彼はしばしば「学歴のない人が好きだ」などと言うが、彼自身も、息子も、みんな学歴重視だし、彼の側近の学歴を見ても、みんないい大学を出ている。
学歴のない人が好きだ と言えば、学歴のない人がほとんどの社会では、票を集められるからだ。
人種差別を利用するのも、よくある手だ。
日本でも最近 少数在日の人を差別してネットなどで出てくる人が増えた。
同じことだ。
人気取りでしかない。
トランプは、大金持ちだ。
ウォールストリートとは違うタイプだとか言う人が居たら、頭が足りない。
ウォールストリートが株式だけをやっているとでも思っているのか?
ちゃんと、不動産も彼らのポートフォリオに入っている。
トランプには、多くの蛇口があり、不動産はそのうちの重要な水源だ。
トランプが米国にとって良い大統領になることは、ない。
絶対にありえない。
ああいう男は、良き夫にもなれないし、良き友人にもなれない。
孤独で、いつも虚勢を張って自分だけが唯一絶対の存在だと勘違いしている。
自分の運命は選ばれた特別な存在で、神はすべてを自分のために用意してくれているとさえ、信じている不遜な男だ。
だから、彼は自分のために大統領になったのであって、米国市民のためになったのではない。
米国にとっては、残念な結果にしかならないことを、私はずっと言っているのだ。