MOBというのは、ならず者とか、やくざやチンピラのような意味がある。
しかし、爆弾のMOABは、GBU-43/Bのことで、核爆弾以外では、最大の爆弾の事をさす。
Mother Of All Bombの略だ。
どのくらい強力なのかというと、TNT火薬にすれば11トンの破壊力を持つ。
広島原爆が16キロトン 長崎が20キロトンであったから、それに比べれば、1000分の一の強さだ。
化学反応で爆発するのもであり、原爆のように、核反応を利用したものではない。
ところで、世の中にはMotherがいれば、Fatherもいる。
Father Of All Bomb FOABは、原爆で、今では、12,000,000トンの力を持つ。ヒロシマ型の80倍で、MOABの109、000倍の威力だ。
ところで、今朝現地時間の7時32分にアフガニスタンのIS基地にむけて落とされたMOABは、原爆には比較にならないほど小さなものであったとはいえ、広島長崎の後、戦争で使われた爆弾の中では、最大級のものであった。
トランプ大統領は、今回の決定を非常に彼の誇りであるとしており、また、場所がアフガニスタンであり、人類の共通の敵である対ISであることから、ロシアともうまく話しの折り合いがつくと計算したうえでの実行であった。
もちろん、北朝鮮への脅しになる。
脅しといえば、MOABはそもそも、その爆発の大きさから脅し用に使うために開発されたものだ。
今回の出番は、兵士を脅し、やる気をそぐための利用として、使われたが、意味は二重にある。
もっとも、やる気をそがしたい相手は、北朝鮮兵士であるということだ。
トランプ大統領のアドレナリンは出まくっており、オバマの弱虫ではできないことを、俺はやると息巻いている。
アドレナリンは彼の快感を呼び起こし、戦争は彼に最大限の刺激をあたえることであろう。
つまり、彼は今までビジネスでは得られなかった物足りなさを戦争と爆弾によって、最大限得られることを、知ってしまったのだ。
それが行きつくとこまで行くと、最後はWW3までになってしまう。
ニュージーランドの南島の不動産が高騰している。
世界中の資産家が金に糸目をつけずに買いまくっているからだ。
どうして、ニュージーランドなのかを聞くのは、今さらの野暮な質問だ。
だから、自分で考えなさい。冷たくつきはなすようだが、大人は自己責任で動くべきものなのだ。
今、韓国にいる日本人たちが、なんかあったら、「政府が何とかしてくれる」と言っているようなものだ。
政府は、何もしてくれない。
日本人が死んだとしても「できる限りのことを」するだけであって、それは「憲法で許される範囲」のものでしかない。
自衛隊が韓国に出かけて救出することはできないのである。
もし、あなたが日本に住んで危険を感じていたからといって、そのために、南半球に住んでいる金持ちをねたんだり、批判しても、あなたの状況は変わらない。
どのくらい真剣に私の過去10年間にわたる警告やそのためにできることを考え取り組んできたのかを、自分自身の胸に問うてほしい。
私はあなたの保護者ではないし、あなたになにかのアドバイスをしたからといって恨まれる理由もないと考えている。