グアムではB2重爆撃機が、爆薬を積み最終チェックに入っている。
朝鮮半島近海には、潜水艦が待機しており、明日未明には、カールビンソン艦隊が到着する。
トマホークミサイルの発射準備も終わった。
Sterett-Dewey Surface Action Groupもハワイに到着し、西太平洋へ向かう。
さらに空母ニミッツも合流するために太平洋を今西へ走っている。
これで、カールビンソン、横須賀のロナルドレーガン そして ニミッツの三隻空母体制が出来上がる。
ニミッツには”ウルフ パック”と呼ばれるミサイル集団と言ってもいい護衛艦や8ボーラーと呼ばれるヘリコプター攻撃部隊などが ともに行動する。
4月2日には原子力潜水艦 サンタフェも横須賀を出港している。
「北朝鮮が核実験をした時点で、通常爆弾で米国は北朝鮮を攻撃する」と複数の米国安全保障関係者が語った。
北朝鮮は、核実験をするために、準備は完了し、あとは金正恩のGOサイン待ちだ。
二階自民党幹事長は、党員に外出、遠出を控え、いつでも招集に応じられるようにと伝言した。
当然、彼は、いつ米国が攻撃を仕掛けるかを知っている。そのうえでの話だ。
さて、ここまでは、米国と、そしてその同盟国である日本の対応についてだ。
中国はどうか?
中国でも、実はあまり報じられてはいないが、着々と準備が始まっている。
ここは、陸軍を中心とした部隊だ。
すでに25000人の陸軍部隊を増兵し、国境に張り付かせている。合計13万人の陸軍部隊が張り付いているのだ。
難民を止めるだけのために、これだけの人数はいらない。
トランプ率いる米軍にとって、中国独自の侵入はかえって迷惑行為に映ることだろう。
さらに中国は海軍をも動かしている。
20隻の潜水艦が現地入りしているという情報も入った。
それは039型潜水艦だ。
実は、北朝鮮の保有する新甫潜水艦に搭載するSLBMは中国製のJL-1である。
もし米国が北の潜水艦を撃破し、証拠を押さえられるなどしたら、それこそ中国のメンツは丸つぶれになってしまう。
そこで、米国に見つけられる前に北の潜水艦を沈めてしまおうと考えている可能性もあるわけだ。
敵なのか味方なのか分からない上に、いつ、どこからどういう侵入進路で北朝鮮に入ってくるのかが分からない存在など、やりにくいこと、この上ないからだ。
また、現在、自衛隊の護衛艦などのAISが船舶自動識別機のスイッチがすべて切られている。
敵に位置を発見されないためであり、有事の際には切られるのである。
つまり、今、日本の自衛隊は臨戦態勢に入ったということだ。
トランプは、今朝からゴルフをしている。
まだまだ、余裕があるように見せている。
相手に手の内を知られたくないので、そういうフリをしているわけだ。
もっとも、こういう話を聞くと生真面目に心配している日本人は腹が立つだろう。
だが、トランプも計算しているのだ。
一方、安倍首相も桜会だ。彼も余裕を示している。
やるときはやる
ということだろうが、少なくとも今ではなさそうだ。
北朝鮮のパレードでは、新しいICBMらしいミサイルも展示された。
このミサイルシステムでは、アメリカ大陸まで届かない。
だが、日本には届く。核爆弾を搭載して東京に撃ち込むこともできる。
自分たちに向けられた銃口をよく見ておくことで、どのように防衛をすればいいのかを考えるきっかけになればと願うばかりだ。憲法9条とともに心中するのは、御免だと思うのならば、だ。