「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

玉串を捧げることに

2012年04月12日 | 日記


四月二十九日は、
社中の方が神主をしていらっしゃる、小御門神社の大祭です。
有志を募って、大祭見物とお茶会成功祈願に行く予定でした。

そこへ突然、「大祭の添え釜をお願いできませんか」という話が飛び込みました。
ほかならぬ可愛い弟子の頼みですから、もちろん引き受けることにしましたが。

というわけで、一行は物見遊山ではすまなくなり、
添え釜のお手伝いをしていただくことになりました。
皆さん快く引き受けてくださいましたよ。
来月のお茶会前のウォーミングアップのつもりで頑張っていただきましょう。

そしてなんと、私にはおまけがあり、
当日は式典に参列して、玉串を捧げてくださいということです。

それで、今日はお稽古の後で、玉串野ささげ方の正しい作法を、
神主さん直々に、教えていただくことになりました。
いろいろと教えていただきながら、
「素人があまりきちんとできたらおかしくないですか」
と聞いたら、
「そんなことありません、正しい作法でやることが、
 神様に対して大切なことなのです」
と言われてしまいました。
というわけでも90度のおじぎとか、拍手の仕方とか、
こういう時は右足から出るとか、この場合は左回りとか、
正式な作法を伝授されました。
まるでお茶のお点前みだいで、面白いなあと思いましたよ。

お茶会前なので、たくさんお点前の注意をした後で、
今度は私が作法を教えていただくことになり、
覚えられなかったらどうしましょうと心配でしたが、
まあ何とか合格しました。
それでも心配で帰りがけに、
「次回のお稽古の時も復習してくださいね」
としっかりお願いしてしまいました。

頑張った暁には、お茶会成功祈願を、
念入りにしていただきましょう。