「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

畠山記念館へ

2012年04月17日 | お茶三昧


畠山記念館の春季展へ足を運びました。

今回の展示は「唐物と室町時代の美術」です。



講師の先生との待ち合わせ時間より、すこし早目に着いたので、
ゆっくり庭を歩いてみました。

幸いにも名残の枝垂れ桜がみられました。



足元は花弁の絨毯。



きれいですね。


ここは、展示品の数があまり多くないので、とても気に入っています。
あまり盛りだくさんだと、最近は疲れるほうが先で感動も薄れがちなんです。
今回も40点ほどの作品が、ゆったりし展示してありましたが、
今目録を読み返すと、すべての作品が頭に浮かびます。

「青磁鳳凰耳花入」の色か何ともいえずきれいで、これぞ砧青磁。
書画の中には足利義政の自作自筆の短冊も。
例によって表装の裂地にも目を奪われてしまうのですか。

唐物の中には、茶入が二点ありました。
「鶴首茶入・銘 養老」
「肩衝茶入・銘 星」

大ぶりの肩衝茶入の「なだれ」がとても美しく、
「今日心に残った一つ」に選びました。
銘が「星」というのも忘れられませんね。

必ず最後に一つを選んで感想を書くのが、この勉強会の決まりなので。
青磁の花入とどちらにしようか迷いましたが、
やはり茶入を選んでいました。

今回の展示品は、すべて畠山記念館の所蔵品なので、
又お目にかかる機会もあるでしょう。

夕方から雷雨の天気予報でしたので、何処にもよらずに帰りました。
帰りついて一時間と経たないうちに、
ピカッ・・ゴロゴロと来ましたから、早めに帰宅して正解でした。

 

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