「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

ボローニァ大学のNippop2015

2015年06月19日 | 日記

ボローニァ大学は、世界で一番古い大学です。
今年この大学で、「Nippop2015」という催しが開かれました。
もう第五回になるそうです。



こんな風に日本をより理解しよう、日本の文化に触れようという催しが、
このイタリアのち地も開かれているのですね。
この催しで、池田理代子さんが、講演と、コンサートをと招かれました。


午前中はまず大学の建物を見学しました。


中庭

廊下の天井

図書室


大階段解剖室


同じく解剖室


日本語で書かれた説明のプリントが用意されてありました。
Nippop開催中だからでしょう。

それによると、
「ボローニァ大学の最初の大学棟となった「アルキジンナジオ館」は、
1563年に建てられた。
「大解剖階段教室」は
「1637年に、建築家アントニオ・レヴェンティーの設計によって完成。
床・壁・天井ともすべて木で仕上げられた。
壁面には、古代の有名な医者の立像や、
ボローニァ大学のもっとも著名な医学者の胸像が飾られ、
天井面にはアポロ神を擁した星座が表現されている。
この大解剖室は、戦災で被害を受けたが、
まだ使用しうる部材をなるべく多く再利用して修復された。」とあります。

建物のいたるところに、その歴史を物語る装飾があり、
何処をとっても絵になるのはさすがでした。

大学で用意してくださったケイタリングの昼食を頂き、
講演会の始まるまで、少し街を歩きました。


ボローニァ大学で学んだ詩人、ダンテの作品「神曲」の一説が刻まれた斜塔です。
歩いて登れるそうですが、やめました。


そして夕刻近くに始まった講演会。



通訳を交えての話と質疑応答で、一時間半があっという間に過ぎました。
ヨーロッパでは「レディオスカル」という題で映画化された「ベルサイユのばら」です。

その作品はヨーロッパの多くの文学者にも影響を与え、
多くのファンを持ち、日本に勝る高い評価を得ていると聞きました。
女性が生き生きと生きるために、そんな質問が皆さん関心事でした。

彼女はこの後に三日後に、コンサートで歌うことにもなっていましたが、
私たち応援部隊はその日に帰国の途に就くということで、
心を残して、翌日はミラノに発ったのです。

最後にボローニァの朝の散歩で歩いた公園での一枚。





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次の訪問地ボローニァへ

2015年06月19日 | 日記

イタリア旅行、報告することがたくさんありすぎて、
始めの地「カターニャ」からなかなか出られません。
二日目に隣の街「シラクーサ」に一日足を延ばして、
遺跡や、歴史建造物を見てきましたが、
そこは飛ばして、次の訪問地ボローニァに話を進めましょう。

実はボローニャに向かう日に、
空港閉鎖というハプニングがありました。
「テロか!!」と心配しましたが、
近くに第二次大戦の不発弾が見つかったとかで、
安全のための一時閉鎖と言うことでした。
おかげでお昼頃の出発が、夕方になってしまいました。
それはそれで、カターニャでの思い出が加わって、
もう少し心残りの街歩きと買い物ができて、我々には結果オーライでしたが。

さてボローニァのホテルは真夜中近くに着いたので、
翌朝は街の様子を早く見たくて朝の散歩に出ました。



道路の歩道は皆このようなアーケードななっているところが多いです。
このためボローニァは「傘のいらない街」と言われているそうです。



アーケードの立派さや、美しさは、やはり街の歴史の重みを感じますね。
ここでの目的は、ボローニァ大学です。
その報告は次に譲りますね。

報告が続くことを匂わせて、今日はここまでです。
お稽古の準備を始めなくてはなりません。
ちょっと涼しいようで、助かります。




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