「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

たかか千鳥、されど千鳥

2016年12月12日 | お茶三昧

お茶事に盃ごとのあるのはご存知ですか。
お茶をなさらない方は、お酒が出るということを聞くと、
驚かれる方もいらっしゃいますよ。

先日の夜咄の茶事の時、
お懐石担当の方が、お酒は何にしようかしらと、
あれやこれやと悩んでしました。
「『獺祭』を見つけたけれど、お稽古茶事にはもったいないですよね」
ということで、「八海山」に決めたとか。

そういえば少し前にお招きを受けたお祝いのお茶事の席では、
ご亭主が美味しいお酒に詳しい方で、
三種類のお酒が出て、それも千鳥の盃のお酒は「獺祭」でしたっけ。

私が嬉しそうにそんな話をしたものですから、
お酒にもちょっとこだわりたいと思ったのでしょうね。
全員がお酒を頂けるなら良いのですが、
駄目な方もいらっしゃいますから、
そんな贅沢は皆さんいただけるときにしましょうね。

そんな茶事が終わった後、なんと私のところに、
「獺祭」さんがお嫁入してきました。( 婿入りかな)

             

もう少し早かったら、
気前のよい私はこのお酒をお茶事に提供していたでしょう。
「終わった後で良かった」
と思っている私は悪い子でしょうか・・・
年末年始、一緒に飲みたい方この指とまれ~

 

「獺祭」さんのいらっしゃった翌日から、
姪も突然やってきて、茶室を占拠して創作活動に取り組んでいます。
上げ膳据え膳、おやつ付き。
こんな恵まれた合宿所ですから、いい作品を仕上げてほしいです。

        

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