「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

月迫という言葉の脅迫

2016年12月19日 | 日記

        

ずっと北側の玄関先に置いてあったヤツデの鉢植えです。
少し元気がなくなったので、暖かくて明るいベランダに。
年越しはここでさせてあげようと思います。
少しは元気を取り戻せるでしょう。
代わりに、かわいそうかしら、
花芽を付けたシャコバサボテンが、
ドアーの前で、皆さんをお出迎えです。

        
二種類のクリスマスローズは、日差しを浴びて、
葉は元気ですが、花芽が付くのが待ち遠しい。
人間も一日10分日を浴びないと骨に良くないとか。
午前中のベランダは、そこにいないのがもったいないくらいです。

茶杓の「月迫」という銘を聞いて、
そうだもうすぐ今年も終わると、何やら脅迫めいて聴こえたりして。
片付けておかなくてはいけないことや、めどを付けたいことなど、
いろいろ迫っているので、そんな気になります。
床に「看々臘月尽」(みよみよ ろうげつ つく)
などという言葉を掛けでもしたら、ますますですね。
日向ぼっこもほどほどに一日をスタートです。

ある日のお稽古で、
茶杓の銘は、「朧月でございます。」と。
「はて今時オボロヅキ・・」( 臘月のことね・・・)
「埋火」(うずみび)は「狸火」になる事も。
これは月迫の忙しさからではなく、
思い込みからくる間違いですね。
慌てずに、よく見てくださいね。

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