「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

嶋台を出して

2018年01月13日 | お茶三昧

稽古の合間に、嶋台のお茶碗を出して、
ちょっとお点前をして見ました。

21日の初釜では、皆さんの前で濃茶のお点前をするのが恒例ですので、、
一度くらいはして見ましようと。

この赤楽の重ねのお茶碗は、下のお茶碗が大振りで、大変重いのです。
私の小さな手では、お湯を捨てる時には片手では危ないくらい。
年々腕力も落ちていますので、大丈夫か確認しなくてはね。

お茶碗を出してみて、ああ今年は塗りなおしてもらえばよかったかしら・・と。
このお茶碗は重ねて使い、上が亀を表わして内側が金色に塗ってあります。
下が鶴で、銀色に塗ってあります。
濃茶を点てると少しずつ剥げていくのです。
本来なら毎年使ったら塗りなおしておくのですが、
まなかなか手間もお金もかかりますから、
私どもは何年かは我慢して使いますが、そろそろと思ってはいました。
しかしまあ、お正月が過ぎてしまうとすっかり忘れてしまうもの。
修理に時間もかかるものですから、
使った後すぐにお願いするようにしないと駄目ですね。

そんなことを考えながら、皆さんが一生懸命に、
初釜の自分の役目を果たそうと稽古に励んでいるのですから、
私も年に一度のお点前披露のために、嶋台の金銀はちょっと剥げていますが、
せめて私は風邪などひかぬよう体調は整えておかなくてはと思っています。

 

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