最近は、できるだけ買い物に出るようにしています。
重いものはネット注文で宅配をしてもらいますが、
足りないもので軽いものは、まめに散歩を兼ねて出かけて行きます。
お店の候補は二か所。
どちらも歩いて往復三キロちょっとで、の5000歩ほどです。
目的はウォーキングですので、買う物は二三品で、
散歩に目的を持たせる程度です。
最近歩きやすい靴を新調しました。
買い物で、その履き心地を確認しています。
もう十分に履いたと引退をしてもらった、今まで履いていた靴は、
10年間、私の旅の強い味方でした。
南は四国から北は北海道まで、どこへ行くにも、
歩きやすいその靴ばかり履いて、本当に酷使しました。
その靴も、もう底が薄くなり、足の裏への衝撃が大きくなり、
私の癖のある歩き方にすり減って、その姿にもくたびれ感が出てきました。
最近は、手術後の足には少し歩きにくさを感じるようになりました。
取り替えるにあたっては、同じメーカーの同じ靴でもよいと思いましたが、
タイミンクよく「Sサイズが豊富に揃いました」という、
最近お気に入りの靴屋さんからの案内が届き、そこで買い求めました。
何しろ私のサイズは21.5センチですので、探すのに苦労します。
昔は冗談に、「子供用のところで探したら」なんていわれて・・・
"豊富に揃っている"という言葉は有難いことなんです。
60代の10年間を、私と一緒に駆け抜けた今までの靴は、
思い出がいっぱい詰まっていて、捨てることなどできないので、
靴にとっては、嬉しいか悲しいかわかりませんが、
靴箱の隅で、"殿堂入り~"ということにします。
駆け抜けたといえば、重陽の日に行われた競馬の「菊花賞」
親子二代の無敗の三冠馬が出ましたね。
私にはディープインパクトの雄姿が目に残ります。
引退の時も涙を流したものです。
競馬は縁がありませんが、走る姿を見るのは好きです。
さて新しい靴は、私の70代80代を、一緒に駆け抜けてくれるでしょう。
いままでより少しのんびりとでしょうが。
コロナに気をつけながら、秋の空の下、
気持ちの良い風を感じられるところを歩こうと思います。