「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

初時雨

2013年10月08日 | 日記


「とこよ」(源 吉兆庵) と 「雪がわら」(亀屋)



十月になると稽古では、「初時雨」なる銘がよく使われます。
それを聞くといつも思い浮かぶのが芭蕉の句です。

  ~ 旅人と 我名よばれん初しぐれ ~

伊賀に帰る芭蕉の心には「旅人」や「時雨」という言葉は、
どのように響き、どのような意味を持っていたのでしょうか。
わびしさと、うれしさと、満足感のようなものが、
私には伝わってくるようです。

でもこんな素敵な「初時雨」の響きも、
まだまだしっくりこない10月ですね。



それで突然ですが、味覚の秋に気が向きます。
新鮮な「スダチ」をいただきました。
レモンや柚子代わりにどんどん味わいましょうと、
早速今夜はおろしハンバーグに添えました。



明日はさんまを焼きましょうか。
暑くても寒くても、
美味しいものは何時でも"しっくり"くるのですね。



いつも見てくださってありがとうございます。
よろしかったら↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ
この記事についてブログを書く
« 新しい一年の準備 | トップ | 神折敷は正面を向うに »

日記」カテゴリの最新記事