「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

返り味

2013年10月13日 | 日記


季節外れの空木の花がちらほら咲いています。
帰り花でしょうか。
去年も同じことを書いたようです。
毎年この時期に咲くというのは、
二度咲きする花なのかもしれませんね。

帰り花(返り花)とは、初冬の小春日和に、
草木が本来の季節出ないときに咲かせた花のこと。

忘れた頃に咲くので、「忘れ花」とも。
「二度咲」「狂い咲」とも言いますね。

また花がみられるのはうれしいけれど、
寒くなったり暑さが戻ったり、
桜が咲いたという話も聞きますし、
草木にはお騒がせな、勘違いをさせるようなこのごろの気候ですね。

返り花といえば、最近「返り味」という言葉を知りました。

お稽古にいらしている料理人さんのお店の、ホームページを覗いて見つけました。

「頭で感じて、もう一度、舌に戻ってきてあらためて味の余韻を感じる感覚。」

こんな風に表現しています。
←のブックマークの「季節料理かまど」から入って、
ぜひ「店主のひとりごと」覗いてみてください。
今度お料理を味わうときは、
「あっこのことかしら・・」と、
その「返り味」とやらを楽しんでみたいと思います。


いつも"ポチ"をありがとうございます。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村






早く見たい秋の空

2013年10月12日 | お茶三昧


一週間ほど前、少し秋らしい涼しい日に、
マンションのエントランスから見た空です。
そのまま秋到来と思っていましたが、
その後の一週間は逆戻りでしたね。

キンモクセイが真っ盛りで、当たり一杯に花の香りが漂っていました。
今は散った花びらで、あたりは一面オレンジ色に。

十月になると火が恋しくなって、中置のお点前をしながら、炉を開く日を待つのですが、
今年は十月半ば近くの今日まで、そんな気分にはなれない日々でしたね。

それでも今日も一日、中置のお点前三昧をして過ごしました。
「中置」とは10月の、肌寒くなって暖かな火が恋しくくなるころに、
風炉を畳の中央に据えて、少しお客様に火を近づけてするお点前です。
でも今日も恋しいどころか、暑い暑いと、エアコンをかけながらでしたが。

中置は三種類のお点前を楽しみました。
五行棚を使って、小板で、そして大板でと。

大板は流儀によって、使用場面が違いますが、
裏千家では長さ一尺四寸、幅一尺二寸の板を大板と称し、
中置のお点前に使います。

三通りのお点前を皆さんでかわるがわるやりながら、
大板が、「小板と五行棚の折衷になっていますね」と。
「これで中置きは完璧ですね」と今は言えますが、
年に一度10月だけのお点前ですからね・・・

いいのですよね。いつも新鮮でも。
どうやら明日から秋らしくなるようですね。



いつも見てくださってありがとうございます。
よろしかったら↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ



そろそろエンディングノート

2013年10月11日 | 日記


先日今までの手紙やはがき類を整理しました。
毎年たまる年賀状も一人一枚、
一番新しいものを残して思い切って処分しました。
手紙もどうしても捨てられない思い出のあるもの以外は同じように。

そして残ったものを三冊にまとめました。

・今現在交流がある
・過去に付き合いがあった
・お茶関係

とこんな感じで三冊です。

なぜこんなことをしたかというと、
そろそろエンディングノートを用意する準備をしようと思ったからです。
別に私に人生の終わりが迫っているからではありません。

いつなにがあるかわからない世の中ですから、
何かあった時の準備はしておくに越したことはないのではと。
出来上がったらきっと何をするにも、
心置きなくできるような気がします。

さてそう思って何から書こうかと考えたとき、
自分の身の周りが、あまりに整理されていないことに気づきました。
それでまず交友関係の記録をコンパクトにしておこうと思って、
手紙の整理をしなくてはということになりました。
そして実感しました。
「片付けるとは捨てることなり」

次は写真の整理でしょうか。
最近のものはほとんどPCに入っています。
昔のアルバムや整理していない写真はどうしましょう。
整理しきれないので、ひとまとめにしておいて、
「私が死んだらすてておくれ」と書いておきましょうか。

そして次は・・・様々な書類。
言っておきたいこと、お願いしたいこと・・

まだ何もまとまらららないけれど、
とにかく準備を始めました。
ゆっくり楽しみながら書きます、エンディングノート。



いつも見てくださってありがとうございます。
よろしかったら↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ


大切な時間は別腹

2013年10月10日 | 日記


大好きな大福をいただきました。
美味しいうちにとお稽古の方にもおすそ分けしました。

夕飯の後で、お腹は満たされているはずなのに、
お茶を淹れたら、我慢できなくなり、
私も少しでも美味しいうちにと、その豆大福をお腹に納めてしまいました。
どんなに満腹でも、まさに「甘いものは別腹」ですね。

別腹は何も食べ物に限らないと思いませんか。

たとえば時間。
どんなに仕事で忙しくても、大切なこと、好きなことのためには、
何とか時間を作ってしまうものです。
その時間がくれた非日常の幸せは、
戻っていく日常を、また新しい気持ちで受け入れさせてくれることも。
まさに忙しい生活の中の別腹。時間の別腹。

忙しく働いていた若いころ、私にとってはお茶で過ごす時間は別腹でした。
どちらが大事かといわれれはもちろん仕事なのですが、
時には仕事を遣り繰って、お茶を選ぶ時もありました。
いつかは・・・という遠い先の夢にもつながっていましたから。

今は、お茶が生活の中で占める時間が多くなりました。
お茶のことが頭から離れないことも。
だから私の時間の別腹は、
最近はお茶以外のことのためにあるようです。


いつも見てくださってありがとうございます。
よろしかったら↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ


神折敷は正面を向うに

2013年10月09日 | お茶三昧

神折敷



神折敷は、元はは神饌に用いる器でしたが、炭斗に取り上げられ、
お茶の道具としては、真の炭点前に用いられます。
利休形は杉木地の角を曲げた四方形で綴目が桜皮になっています。
宗旦好は一閑張で、他に桐・檜などの木地物があります。

真の炭は「献炭」と言われていて、
炭斗の神折敷も、本来なら自分に向ける正面を、
向う側つまり神様に向けて使うという扱いになります。
「丸い綴じ目は前に、四角い綴じ目は向うに」( 丸前角向う)はこの時は通用しません。

ここのところ、研究会で続けて真の炭が課題に取り上げらているということで、
昨日は先輩の先生と、予習と復習を兼ねて真の炭手前の勉強会をしました。

十月は中置の炭手前もしたいですし、
皆さんと真の炭に取り組むのは、炉になってからになりますが。

真の炭となると、炭斗のほかにも、
羽は両羽、香合は唐物と道具も違ってきます。
いろいろと頭に入れることが増えて申し訳ないけれど、
頑張って頂きましょう。


いつも見てくださってありがとうございます。
よろしかったら↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ

初時雨

2013年10月08日 | 日記


「とこよ」(源 吉兆庵) と 「雪がわら」(亀屋)



十月になると稽古では、「初時雨」なる銘がよく使われます。
それを聞くといつも思い浮かぶのが芭蕉の句です。

  ~ 旅人と 我名よばれん初しぐれ ~

伊賀に帰る芭蕉の心には「旅人」や「時雨」という言葉は、
どのように響き、どのような意味を持っていたのでしょうか。
わびしさと、うれしさと、満足感のようなものが、
私には伝わってくるようです。

でもこんな素敵な「初時雨」の響きも、
まだまだしっくりこない10月ですね。



それで突然ですが、味覚の秋に気が向きます。
新鮮な「スダチ」をいただきました。
レモンや柚子代わりにどんどん味わいましょうと、
早速今夜はおろしハンバーグに添えました。



明日はさんまを焼きましょうか。
暑くても寒くても、
美味しいものは何時でも"しっくり"くるのですね。



いつも見てくださってありがとうございます。
よろしかったら↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ

新しい一年の準備

2013年10月07日 | お茶三昧




先日、来年の一月の社中の初釜のために、
毎年借りるお茶室の予約をしてきました。
来年は1月26日に決まりました。
社中の皆さん予定しておいていただかなくては。

今年は成人式の日でしたが、とんでもない大雪に見舞われて、
大変な思いをしたことが、ついこの間のようです。
来年は雪の予報が出たら、即延期と心に決めています。

茶室予約の帰りに植木を少し仕入れてきました。
それで今日は、炉開き・口切という、お茶のお正月のために、
ベランダ茶庭を少しきれいにしようと準備を始めました。

ポットの苗を鉢に植えたり、
鉢が小さくなった植物の鉢を大きくしたりと、
早速午後から庭仕事です。
こういうことは思い立った時に一気にやらないと、
なかなか終わらせることができないものですね。

去年は畳を張り替えて、炉開きを迎えました。
毎年畳替えはできませんから、今年は庭の整理と、
何かパーツを一つぐらい新しくしようかなと考えています。

終わってベランダを眺めながら、
もう気持ちは新しい年に向かわなくてはいけないと、
ちょっと気合を入れはじめています。



いつも見てくださってありがとうございます。
よろしかったら↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ

お・も・て・な・し

2013年10月06日 | お茶三昧



2020年の東京オリンピックが決まって、
外国からの方々をどのように「おもてなし」するかが、
これからのオリンピックに向けての課題の一つになっています。
「おもてなし」の精神あふれるお茶に携わる一人としては、
友好の懸け橋になるべく、力を発揮したいところです。

「外国のお友達の茶道体験をお願いできますか」
そんな頼みをおひきうけして、昨日は楽しいひと時を過ごしました。

お客様はアメリカからいらした女性の方です。
とても日本に興味を持っていらして、
お茶を体験するにあたっては、いろいろとと勉強なさったそうです。
YouTubeの動画も見ていらしたとか。

入り口に正座して丁寧なお辞儀をなさったのは、こちらがビックリでした。
お連れしたお友達の事前のレクチャーもあったのでしょうね。
お部屋に入ると、まず「掛け軸を拝見するそうですね」
と床の前にすすみました。
その様子を拝見して私は、
初めての外国の方にはあまり説明しないことも、
詳しくお話しをすることにしました。

正座はOKということでしたが、それでも辛くなるといけませんから、
座布団には座っていただきました。

初めは薄茶を差し上げましょうと思っていましたが、
なんとぜひ「濃茶」を体験してみたいとのことで、
急きょ濃茶のお点前をすることになりました。

飲みやすく少し緩めに点てましたが、
はたして初体験の濃茶はどのような味に感じたでしょうか。
「美味しいです」とおっしゃっていたようですが、私はかなり心配しました。
きっと興味津々の気持ちが、なんでも美味しく感じさせてくれたとは思いますが。

名通訳のお友達のおかげで、
かなり深まった会話ができました。。
焼物のこと、道具のことなど、お茶の精神の部分まで、
五十代の大人の方ですから、一つ一つうなづいて、
嬉しそうに聞いてくださいました。

そして薄茶は、私が準備だけ整えて、
茶筅を振る部分だけを体験していただきました。
初めて茶筅を振ってお茶を点てる瞬間は、感動ものですものね。
何枚かベストショットも撮りました。

自国の文化を外国の方に、正しく伝えなくてはという気持ちと、
お茶を介して、初対面の人と、すぐにでもこんな和やかな時間が持てる幸せで、
お帰りになった後は、
「一期一会」「一座建立」の言葉を噛み締めながら、私も一服しました。

お・も・て・な・し、ちょっとはできたかしら。



いつも"ポチ"をありがとうございます。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村

つげの櫛が気持ち良い

2013年10月05日 | 日記


「最近つげの櫛に凝っています」という若い方が。
髪の毛の危機を感じたそうな。

髪の毛に良いという効果のほどは別としても、
その櫛で、髪をとかす時の気持ちよさがたまらないそうです。

そういえば私もつげの櫛を持っていたっけと、
以前プレゼントされたことを思い出しました。

かわいらしいケースに入った櫛は使うのがもったいなくて、
大事にしまっておいたのですが、
そんなに気持ち良いのなら使ってみようかしらと出してきました。

櫛を寝かせてとかすと、とても気持よくて痛くないのだそうです。
お手入には椿油を使うとか。
椿油なら、櫛にも、髪の毛にも良さそうですね。

髪を短く切ってからは、櫛でとかす時間も数秒になり、
時には手櫛で済んでしまいます。
かわいらしい櫛はそんな私にはちょうど良いかも。

稽古の合間の会話から、
引き出しの中にしまわれていた小さな櫛が、
日の目を見ることになりました。

使ってみると確かに、気持ちいいですよ。
かゆいところに手が届く感じです。



いつも見てくださってありがとうございます。
↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ

五行棚と徳風棗で

2013年10月05日 | お茶三昧


五行棚と徳風棗で、「中置」のお点前を楽しんでいます。

五行棚はこの時期しか使えない特殊な道具ですので、
「またこの時期が来たのですね」と時の経つ速さを実感したり、
季節の移ろいに、無常を感じたり・・

特に夏の猛暑の記憶がまだ冷めやらぬうちに、
炉の気配を感じさせる「中置」のお点前は、
名残りの時期と重なって、一抹の寂しさも感じられますね。

徳風棗の「一粒万倍」の文字を見て、
「宝くじ売り場で見ました」
そんな言葉に今月の「一粒万倍日はいつかしらと。
この日に宝くじを買うとよいそうな。

奥深いお茶の世界と、
下世話な日常が重なった一瞬でしょうか。
どちらもあって、生活なのですよね。

10月はもう一度月見をしないと「片月見」といって片手落ちとか。
今年は10月17日が、旧暦の十三夜のようです。
十五夜はサトイモなどを供えることが多いため「芋名月」と呼ばれていますが、
十三夜は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれています。



これも名残惜しく兎のお干菓子など眺めて、
少しずつ深まりゆく秋を迎えようと思います。



いつも見てくださってありがとうございます。
↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ


トンボは「勝ち虫」

2013年10月04日 | 日記


かわいいトンボの柄ですね。

「芝田山」(大乃国)の部屋の浴衣地です。
千秋楽のパーティーの抽選で手に入れた物をいただいてしまいました。。

トンボは「勝ち虫」と呼ばれてとても縁起が良いそうですね。
前にしか進まず退かないところから、
「不転退(退くに転ぜず、 決して退却をしない)」の精神を表すものとして、
特に武士に喜ばれたそうです。
だからこんなかわいい柄が、お相撲さん着るものについているのですね。

そういえば、器や着る物にもよく描かれています。
ただの自然や季節を表すものとしてだけでなく、
そういうわけもあって昔から、
武士の持ち物( 刀の鍔、印籠、陣羽織など)にも、
模様とし描かれていたりしたのですね。

トンボはどう見ても攻撃的には見えないのですが、
考えてみれは「おにやんま」などの顔を見ると、気が強そうですね。
前にしか進まないのというもの、そうかしらとも思うのですが、

トンボを捕まえるときは正面で指をくるくる回して、
目が回ったところを素早く捕るというのが、
昔からの言い伝えにありましたっけ。
とてもそんなことで捕まえられるとも思えませんが、
その姿を想像すると、楽しい言い伝えですね。

せっかくですからこの縁起物を何かに生かして、
よいことが舞い込むようにしましょうか。

いつも見てくださってありがとうございます。
よろしかったら↓ここをぽちっと

茶道 ブログランキングへ





「めふん」とは何?

2013年10月03日 | 美味しい話



昨日の夕方、雨上りの空に虹がかかりました。
思わずお稽古の手を休めて、「きれいですね」と。

懐石料理の献立の食材の中に「めふん」というのを見つけました。
聞いたことのない食材です。
写真を見ても正体がつかめず。

稽古の後で、すぐ調べて電話で教えてくださった方がいました。
鮭の腎臓を塩辛にしたものだそうです。
私もさっそくネットで画像を検索しました。





こんな瓶詰で売っているようです。
黒っぽくて、一見怪しそうに見えますが、
北海道や東北の一部の人には人気がある食べ物とか。
一度味わってみたいような、見たくないような。
でもお酒飲みさんの口には合うかもしれませんね。

懐石料理にはこんなことを言っていいかどうかわかりませんが、
時々わけのわからない食材が使われますね。
以前お料理教室で「水前寺海苔」を見た時も、
「このゴムのような紙のようなものは何」と首をかしげましたが。



これです。
やはり見た目は黒っぽいですね。
水に数時間つけて、こんな風に切って料理に添えるだけですが。

怪しいものにはなぜか黒っぽいものが多いですね。



いつも見てくださってありがとうございます。
↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ


社長さんがんばっていますね

2013年10月02日 | 日記
昨日は友人の経営する会社見学に行ってきました。
大学時代の同級生だった友人は、
ご主人亡き後、その会社を引き継いで、
女手で社長として会社を切り盛りしてきました。

この夏新たな場所に会社の拠点を移しました。
夏休みも取らずに頑張って、やっと落ち着いたということで、
「一度、新しい所を見学しにきてね」ということになりました。



代々木駅から徒歩で数分、
素敵な煉瓦造りの三階建ての建物に、見覚え有る会社名が。
今までのようなビルの何フロアーかを借りてというのではなく、
そのビル全部と聞いて、
「すごい、さらにグレードアップね。おめでとう!」と私も感激してしまいました。



エントランスのホールでお茶をいただきながら、
いろいろと話を聞かせてもらいました。
「おかげでまだちょっと身をひくわけにはいかなくなったけど」
といいながらも彼女もうれしそう。
頑張ったことが形になったのですよね。



どんな会社かは公式ホームページを見てくださいね。
韓流ドラマのヒット作も手掛けたそうですよ。
この日は有名な声優さんの録音があったようです。

 
    アクシー株式会社


会社見学の後は、代々木にはあまりない感じの素敵なレストランで、
食事をして、ささやかなお祝いをお届けして、帰ってきました。
頑張る仲間を見ると、刺激に見なりますね。

私も一生懸命修行する皆さんと、
日々の大切な時間を、
責任をもって過ごさなくてはいけないなと思いました。


いつも見てくださってありがとうございます。
↓ここをぽちっと
茶道 ブログランキングへ


北の鎌倉とよばれています

2013年10月01日 | 日記

わが町は北の鎌倉と呼ばれることもあります。
不動産の広告用かもしれませんが、時々聞きます。

そのわけは、多くの文人のゆかりの場所があるからのようです。

武者小路実篤・志賀直哉・柳宗悦・バーナードリーチ・・・

よく文学散歩と称した鉄道などが主催するツァーーの人たちが、
駅に集合していることもあります。




ここはその一つ、武者小路実篤の屋敷跡です。

日曜日に「すてきなおみせにいってみましょう」と食事に出かけたレストラン。
この屋敷跡に隣接していました。





建物の雰囲気もも素敵でしたし、手作りの家庭料理のランチも
とても満足しました。
さらにうれしかったのが、オーナーこだわりの器でした。

特注の九谷焼きのコーヒーカップはちょっと背の高い細身で、
描かれた小鳥が和風の中にも、モダンさを感じさせました。



デザートの器もまた素敵でしょう。
文豪の屋敷跡のお隣にあるにはぴったりのお店でした。


帰りがけの道すがらに見つけた「烏瓜」です。

これからはとても良い季節ですから、
私も文学散歩をして、北の鎌倉探検をしてみようと思います。



いつも"ポチ"をありがとうございます。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村