1/12 TRUMPETER FORD GT40 Mk2 製作中9

今日はいよいよリヤセクションです。

その前に、昨日貼付けたシートベルトはのりが弱く、一晩たってすべてはがれていました。
ドアからピンセットを差し込んで、Gクリヤーで押さえておきました。ここは最初から接着しないと大変ですね。

ここの見せ場のごそごそと這い回る、オイルラインやフューエルラインは、これも白いひもで、シルバーを吹くと適度の固さが出てきます。
接着にはGクリヤーを使用しました。説明書の順に付けていくのは意外に楽しかったです。



キャブレターはとても出来のよいもので、カバーもとてもシャープ、それぞれメッキパーツなので、カバーはシャインシルバーを吹き、キャブレターはゴールドやシャインシルバー、スモークを重ねました。フラットブラックで墨入れしています。



四角いのはオイルクーラーでしょうか、このパーツもシャインシルバーとスモークを重ねて陰影を付けています。



右上にある大きなタンクはパーティングラインが目立ったので、処理をしてシャインシルバーを吹いています。



あとは長いロッドを付けて、リヤセクションの完成です。



明日はいよいよ、カウルに入ります。ここまで長かったですね。



クーっ、カッコいい！

1/12 TRUMPETER FORD GT40 Mk2 製作中8

本日はサーバーメインテナンスでコメント等の書き込みが出来ず失礼いたしました。

今日はフロントセクションの仕上げに入ります。
燃料タンクはメッキパーツの組み合わせにエッチングのベルトがつきます。このベルトが細かい作りで、小さい部品を紛失、早速横浜で買ったヒロの余りエッチングから似たパーツを探して、小さい部品を使用しました。
燃料タンクには残量を見る小窓がクリヤーパーツになっていてにんまりです。
サイドのブレーキダクトは曲がりにくい部品だったので、中に金属線を入れて曲がった状態で固定出来るようにしました。
ラジエターはエッチングパーツのつく本格的なものですが、肝心の本体がメッキであわせも目立つため、合わせ目をヤスリで削り、そこに厚めのキッチンテープを貼付けヤスリでヘアライン加工しました。

フロントウィンドウは若干浮き気味で、押さえつけて流し込み接着剤を流し、指で押さえて乾くのを待ちました。
何度か繰り返して若干汚くなった窓枠のふちは筆で少しタッチアップしています。



ラジエターにはメッシュのカバーがつき、エッチングでリアルに再現されています。



この状態でドアを取り付け、ヒンジをモノコックに圧入しますが、差し込みがきつめで難儀しました。
ドアはバネ機構もあり、がっちりと閉まります。開け閉めもがたつきはありません。



ここで上下合体してねじ止め。やっとここまで来ました。かっこいいですねえ。



納得のフロントセクション。ステアはハンドルと連動しています。



明日はリヤセクションにパイピングをしていきます。



ボンネットハッチを開けるとこんな具合です。



前後カウルをかぶせると、おお、先が見えてきましたよ。

1/12 TRUMPETER FORD GT40 Mk2 製作中7

今日は室内の組み立てです。シートにつくベルトは質感の高いビニールのシールが入っていて、裏紙に書かれた印刷の通りに切り出して、厚みのあるエッチングのバックルに通してシートに貼付けます。これは非常に楽しい過程でした。
ふんだんにあるメッキパーツは、シャインシルバーやスモークでぎらつきを押さえながら、塗装して組み付けていきます。
バッテリーはまさにエグゾトと同じ形。資料が無いのでエグゾトの通りに塗装組み立てをしました。これはけっこう良く出来ています。
ロールバーにミラーを取り付けるあたり、まさに1/12の醍醐味ですね。







出来上がった室内はすぐにシャーシに接着します。このあたりも組み付けが確実でがたが出ない設計になっています。



お約束でセンターモノコックをかぶせてみましょう。おお、かっこいいぞお！



このキットでは非常にあっさりとしていて2パーツしか無いインパネですが、スイッチ類をこの横浜で買ったヒロの余りエッチングパーツから切り出して接着、これはいいですね。
メーターデカールはふちのシルバーを切り離しています。



ダッシュはセンターモノコックに接着。続いてステアリングをロッドに通して組み付けます。
このロッドがステアリングやステアリングのギアにうまく入らず、両方の部品の穴を削って広げて組み付けました。
このロッドはなぜか黒染めがされていなかったので塗装しています。



ステアリングは半ツヤのブラック。スポークはシャインシルバーを吹き、センターにデカールを貼っています。
大内さんのいうようにサイズが少し大きいかもしれません。



ここでドアも完成させます。ヒンジはがっちりとしたものをビス止め、バネ機構がありますね。
内張りを接着して、皮のハンドルがポイントになります。
外側にはナンバー灯を付けます。ルマンとは位置が違うので、最初に埋めて、ここで開け直しました。
ウィンドウは流し込み接着剤で固定して、モールドのリベットにシルバーをさしました。



だいぶ出来上がってきましたね。今度はボンネット内を組み立てていきます。

1/12 TRUMPETER FORD GT40 Mk2 製作中6

フロントはハブにブレーキとキャリパーを付け、そこにホイールとタイヤをねじ止めします。
ブレーキにホイールがつくのですが、ブレーキとタイヤががたがたしてしまうのでハブに接着固定しました。
ねじの上からスピナーを接着するのですが、ねじにあたるのでスピナーの裏の穴を大きくしてから接着しました。



リヤ周りも足回りは大きなパーツをパチンパチンと組み立てていくだけでカタチになります。
うしろのフレームはメッキを落として半ツヤの黒で塗装して接着、タイヤもがっちりと接着します。



これでシャーシ周りはほぼ完成。タイヤがつくのが早いと感じがつかめますね。



試しにセンターモノコックを載せると、おおカッコいい。



レギュレーショントランクのケースもメッキの上から90番のシャシンシルバーを吹いてツヤを押さえています。
上から見えるふちの部分を薄く削り、左右共通パーツで裏側にも取り付けモールドがある部分を削り落としています。



この後ろから見える部分、いいですねえ。



ボディをかぶせるとこんな感じ。いいぞお。



反対側はこんな感じです。



皆さんが気にしているシートですが、モールドにペイントマーカーちょいちょいでいい感じになりました。



明日は室内です。なかなかカッコいいですねえ。

1/12 TRUMPETER FORD GT40 Mk2 製作中5

ボディはタレをペーパーで修正して、軽くコンパウンドをかけておきました。
シャーシとルーフの裏側に黒を塗り、フロントカウルのライト部分やドアやセンターモノコックのウィンドウ周りにもフラットブラックを塗っておきます。ホイールにもタミヤのライトガンメタリックを吹いておきました。



シャーシに色が入れば、あとは足回りをぱちぱちと組んでいきます。ほとんどねじ止めなので、あっという間にカタチになります。



フロント周りはがっしりとした作りで、ねじ止めで組み上がります。ビスは部品を付ける前に一度所定の位置にねじ込んで、タップを切っておくとスムーズに組み立てが出来ます。



リヤもエンジンまわりのほとんど大きな部品はねじで付けていきます。エンジンも2本のねじでがっちりと固定出来ます。



ボディをかぶせると、おおかっこいい！いいですねえ。



フロントはこんな感じ。



リヤはこうです。



出色の出来はこのホイール。角張って見えたタイヤもホイールに組み付けるといい感じに見えてきました。
ホイールは外側のリムをメッキシルバーに塗っています。そして複雑な形状の挽き物のエアバルブが絶品です。
タイヤのレターはちょっとレタリングが大きいですね。この年式だと文字はもっと小さい書体です。
でも、ブルーストリークのブルーのラインを筆でリキテックスを使って書き入れると、ぐっと引き立ちます。
タイヤはデカールがテカるので、フラットクリヤーを吹いておきました。



このキット、作っていてほんとに楽しいです。手を入れようと思ったらどんどん自由に出来る余地も残されている、いいキットですね。