“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『あやしい彼女』の巻

2016-04-13 | 劇場鑑賞した映画

韓国映画『怪しい彼女』のリメイク
あやしい彼女

双子姉妹のイッコ&ニコも新学年となり
クラス替え、担任の先生が変わるなど
変化が楽しめるお年頃わ~い×2
大人のワタクシは 新年度になり 準備やなんやらで
変化を怖がる状況なのに...
変化を楽しめるなんて ウラヤマシイ限りデス。

そんな テンション高めのイッコ&ニコと映画を鑑賞
各々 観たい作品が異なり ジャンケンで決着×
イッコの勝利により『あやしい彼女』を観賞することになった。
2014年に公開の韓国映画『怪しい彼女』
この作品を鑑賞した同僚の評価が良くて
気になってはいたが 見逃してしまった作品。
その作品が『舞妓 Haaaan!!!』、『謝罪の王様』などの
水田伸生監督によってリメイクされたのだ。

 
女手ひとつで娘を育て上げた 瀬山カツ は頑固でおせっかい。
ある日 娘とケンカして家を飛び出し ふと入った写真館で
写真を撮り店を出ると 20歳のときの若々しい姿に戻っていた。
かつての美しい姿を取り戻したカツは、ヘアースタイルやファッション
さらに名前も変えて 新しい人生を楽しみはじめる。
やがて商店街の のど自慢大会に出場し 昭和歌謡を熱唱。
会場中を魅了した彼女に 夢見ていた歌手になるチャンスが舞い込むが・・・。
 ・


73歳の頑固な女性がひょんなことから20歳の姿に戻り
失われた青春を取り戻していく姿が描かれた作品
一人のヒロインを二人の女優さんが演じるのも面白いよね
ヒロインの20歳時を多部未華子チャンが
73歳時を倍賞美津子サンが演じている。
多部未華子チャンは この作品のために
ボイストレーニングをしたらしく
見事な歌声を披露している。
60年~70年代のヒット曲の熱唱シーンは
透明感のある歌声に驚かされたよっ
倍賞美津子サンの73歳の頑固でおせっかい、
そして 周りから敬遠される毒舌おばあちゃん。
観ているだけで 愉快・痛快・気分爽快

その他に ヒロインの 一人娘を小林聡美サン
20歳時の恋のお相手を要潤サン
いずれの出演者もイメージにピッタリ
 
おじいちゃん・おばあちゃん・・・。
なりたくてなるワケじゃない。
恐らく 多くの人はそうなんじゃないかなぁ
おじいちゃん・おばあちゃんは少し(!?)前までは
青年であり、乙女だったんだよ。
そして 現代の若者より ずぅ~と 何倍も力強く
「生きていた」んだと思うんだよねぇ
そんな おじいちゃん・おばあちゃんの
生きてきた跡・匂いを感じられる作品。

双子姉妹イッコ&ニコは大笑いしながら観賞
ジェネレーション・ギャップ的なところが面白かったみたい。
最近 双子姉妹の鼻歌はこの作品の主題歌「帰り道」
かなりお気に入りの様子このお歌好き
小林武史プロデュースによる
新人ユニット・anderlust(アンダーラスト)が担当。
ちなみに 多部未華子チャンも劇中で歌っているよっ

ストーリーとしては あり得ないファンタジー作品。
だから突っ込みを入れたくなるシーンもあるけれど
なんだか ぜ~んぶ含めて イイんです!

面白くて哀しくてキュ~ンとさせられ
そして。。。涙腺を洪水にしてくれる
ステキな作品だったよ
 ★★★★☆ < 星4.0ツ>


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