“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『レヴェナント:蘇えりし者』の巻

2016-04-27 | 劇場鑑賞した映画

レオ様 初のオスカー獲得作品
レヴェナント:蘇えりし者

‘無冠の帝王’と呼ばれていた
レオ様ことレオナルド・ディカプリオが
ようやくオスカーを手にした作品を観てきたよっ
ファン ってワケではないけれどてへっ
『ギルバード・グレイプ』で初めてレオ様を拝見した際の
衝撃にも近いインパクト  忘れられない...
正直に言うと 容姿的にはお太りになったり
不似合いな無精ヒゲを生やしたり
正直 “劣化”を感じていたのだが
それでも 気になる人物...レオ様 スターだねぇ

Y 
アメリカ西部の原野。狩猟中に熊に襲われ瀕死の重傷を負った
ハンターのヒュー・グラス。狩猟チームメンバーのジョン・フィッツジェラルドに
足手まといだと置き去りにされ 置き去りに反抗したグラスの息子を
殺されてしまう。かろうじて死のふちから生還したグラスは
自分を見捨て 息子を殺し
たフィッツジェラルドにリベンジを果たすべく
復讐心だけを糧に大自然の猛威に立ち向かいながら
過酷な道のりを突き進んでいく。
 

レオナルド・ディカプリオとアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が初タッグ
第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞など
同年度最多の12部門にノミネートされた話題作
アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督は前年の
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続き
2年連続の監督賞受賞
撮影のエマニュエル・ルベツキも3年連続となる撮影賞を受賞
オスカーは逃したけれど音楽は 坂本龍一氏が担当。
そして レオ様が主演男優賞を受賞 
初オスカーの作品ともあれば
観ないワケにはいかないでしょう


実話に基づくマイケル・パンクの小説を原作
荒野にひとり取り残されたハンターの壮絶なサバイバルを描いたドラマ。
サバイバルを描いた作品なので 当然だが
目を覆いたくなるシーンは結構あるうぅぅぅ~ん。
本当に いっぱいあるのだけれど
このシーンなくして この作品は語れないので
目を覆わずに観るしかないタラ~
ヒュー・グラス(レオナルド・・ディカプリオ)が
物語の序盤で熊に襲われるシーンは衝撃的
けれど このシーンは目を覆わずに観てぇ~ 素晴らしい
エマニュエル・ルベツキが自然光のみで撮り上げた映像が
人口照明を用いた作品とはことなり
アメリカ西部の原野に居る臨場感奥行きを感じさせてくれるため
目を覆うのがモッタイナイ  しっかりと観ておきましょうじぃーぃ

主人公のヒュー・グラスを演じたレオナルド・ディカプリオは
本当に迫真の演技。セリフこそ少ないけれど
“生”に拘るパワーが怖いほど感じられ
こんなに技量のある役者さんだったんだぁ...って
思い知らされた感じ...すてき
 
仇敵のジョン・フィッツジェラルドには トム・ハーディ。
トム・ハーディの仇敵役が本当にGOOD
主人公が復讐心だけを糧に
過酷な自然に立ち向かって行く...に 値する仇敵でなくては
この物語が台無しだからねぇ~。
そのような意味でも
本当に素晴らしい
そして 見事な仇敵だったよっブラボ~!

壮大なスケールで描かれた作品だけれど
よく考えてみると 実にシンプルなお話
サバイバル作品で 女性にはグロテスクと感じるシーンも多々あり。
主人公の壮大な生き様を観たというよりは
主人公の魂の浄化がいかに成されたのか...という
生き様とはニュアンスが異なったストーリーに思えた。
女性にとっても 恐らく 魅力的な作品だと思う...よた・ぶ・ん

最後にひ・と・こ・と言わせてぇ
レオ様  本当に
。。。本当に。。。主演男優賞おめでとう
今後の作品も楽しみにしていまっせぇ~
 ★★★☆☆ < 星3.5ツ>


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