第42回報知映画賞 主演女優賞受賞
彼女がその名を知らない鳥たち
「第41回 日本アカデミー賞」優秀賞が発表された。
優秀賞 を見て なんとなくモヤッ
あれっ!? なにかを忘れているような...
『彼女がその名を知らない鳥たち』という
長いタイトル名を目にする機会が幾度となくあったのに
鑑賞時期がワタクシのPCの不具合時期と重なったために
ブログへのアップを忘れていたのだった。
印象に残っていたハズの観賞作品だっただけに
やけにモヤッ が強かったようだ
これから 華やかな映画賞が続く時期
昨年は近年では 最も映画観賞できなかった年
それだけに 映画賞の発表がされると
悔しさが残ると同時に
観賞意欲が高められるのだ今年は観るぞぉ!
STORY ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・
15歳年上の男・陣治と共に生活している十和子。
下品で地位も金もない陣治をさげすみながらも
彼の稼ぎに依存し自堕落に過ごしていた。
ある日 8年前に別れて 未だに思いを断ち切れない
黒崎に似た妻子ある水島と関係を持ち 情事に溺れていく。
そんな折 十和子は家に訪ねてきた刑事から黒崎の失踪を知らされ
陣治がその件に関係しているのではないかと不安を抱き・・・。
・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・
「ユリゴコロ」などの沼田まほかるの人気ミステリー小説を
『凶悪』 『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督で映画化
北原十和子を蒼井 優チャンが
15歳年上の男・佐野陣治を阿部サダヲさんが演じている。
竹野内 豊サン、松坂桃李クンというイケメンも出演よぉムフッ
そんなイケメンが見事なクズ男なのだ。
ついでに言えば この作品のキャラクターはほぼクズ
ホントにダメ男&ダメ女
いやいや... それを通り越したクズ なのだ。
正直 どのキャラクターにも共感しがたいが
寂しさや愚かさが歪んだ情に繋がってしまう...と。
‘人間’ってヤツは 本当に危うい
この作品は見応えあったよぉ
ワタクシ的には大好物ジャンルかも
ストーリー展開や登場人物 そしてキャスティング。
どれも絶妙 すご~く 面白かった!
この作品での蒼井 優チャンは高い評価を得ているようだけれど
ワタクシ的には阿部サダヲさん&松坂桃李クンがあっての
蒼井 優チャンの演技だったように見えたなぁ。
ただ ‘頑張りました感’は蒼井 優チャンに軍配
まさしく 体・当・た・り 演技だったからネッ
今年の「キネマ旬報ベスト・テン」では邦画第9位
そして昨年末に発表された「第42回 報知映画賞」では
本作品で蒼井 優チャンが見事!主演女優賞を獲得
「第41回 日本アカデミー賞」において
最優秀賞をGet! できるか...。見守ろう。
★★★★☆ <★ 星4.5ツ>