JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

一人で出来るもん!

2007年07月11日 | y-その他

2連チャンの酔っぱらいの夜が終わり、少々充血した目を気にかけながらも、朝食をガバガバ食べていると、
「今晩、だれもいないから、夕ご飯は適当に食べちゃってね。」
「????????? え~~そんなの聞いてないよ」
「話そうにも、毎晩帰りがお昼過ぎじゃ、話す間もないでしょうが」
「・・・・・・・・・・」
「あっ、そうだ、何だったら今晩もおもてで飲んで来ちゃえばぁぁぁぁ」
「・・・・・・・・・・」

そこまで言われれば、意地でも自分で美味しいものを作って、一人宴会をやってやる。まして今晩は、テレビをあまり見ないボクちゃんが、これは見てみようかと思っていた、カワイコチャン綾瀬はるかちゃんの主演ドラマが始まる日、見逃すわけにはいきませ~んからね!!(笑)

それで作りましたよ。
昨晩、美女二人(おーくママと常連さん)と飲みに行った一軒目のお店で出た料理をちょっとだけパクってみました。さらに米は食べませんから、ペンネなんか入れちゃったりしてね。
これがなかなか美味しかったんですよ。ビール→バーボンコースにピッタリ、

「ヘンだ、俺は一人でも生きていけるんだよーーーーだ。あとは、はるかちゃんに癒されながら、ゆっくり飲もうっと」

さて、今日の一枚は、はるかちゃんのドラマが始まるまで、料理を食べながら楽しんだアルバムにしました。

当時のガレスピー楽団のメンバーが、親分抜きで頑張っちゃった一枚で、厳密にはリーダーは存在しないセプテットの盤ということになります。ところが日本では「リー・モーガン=ウイントン・ケリー・セプテット」なんていう、まるでモーガンとケリーの双頭バンドみたいな扱いで販売されました。
でも、ジャケットに写っているのはアル・グレイとビリー・ミッチェルですし、中身を聴いてもモーガンもケリーも頑張ってはいますけど、ミッチェルのテナーがなんといっても抜群です。「OVER THE RAINBOW」のテーマ部分なんて「美しい、美しすぎる」てな感じ(笑)
中身を聴けば、モーガンとケリーの双頭バンドなんていう人は誰もいないと思います。(どこのどなたなんでしょうね「リー・モーガン=ウイントン・ケリー・セプテット」なんて銘打った方は)
それからね、「親分がいなくて良かったね」なんて・・・・・私は思っています。

DIZZY ATMOSPHERE
1957年2月18日録音
LEE MORGAN(tp) AL GREY(tb) BILLY BITCHELL(ts) BILLY ROOT(bs) WYNTON KELLY(p) PAUL WEST(b) CHARLIE PERSIP(ds)

1.DISHWATER
2.SOMEONE I KNOW
3.D.D.T.
4.WHISPER NOT
5.ABOUT TIME
6.DAY BY DAY
7.RITE OF SWING
8.OVER THE RAINBOW