JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

嘘つき人間の大風呂敷

2007年07月13日 | m-o

今日、7月13日は「ナ(7)イ(1)ス(3)の日」なんだそうですが、どう周りを見渡してもナイスなものは見つかりそうもありません。
季節外れの大型台風はほぼ全国に影響を及ぼす状況ですし、そうでなくても豪雨被害甚大な九州地方にはさらなる追い打ちをかけることになりそうで、ひたすら被害が拡大せぬよう祈るしかありません。(そもそも、3がスっていうのも納得いかないんだけど)

やはりこれも地球温暖化に起因するものなのでしょうか?
いや、『参院選突入』を受けて、『嘘つき人間の大風呂敷』が一斉に開かれたのを天気の神様がみて、天罰とばかりにもたらした災いかもしれません。
「ならば神様、嘘つき野郎だけにくだる天罰をお願いいたします。」

先日、私もそうであった『宙に浮いた年金対象者』にブログ仲間のくっちゃ寝さんも引っかかっていたそうでありまして、私も「お仲間ができた。」なんて軽口をたたいてしまいましたが、やはり転職組、Uターン組は、確認が絶対に必要なようですね。

今度の『参院選』でも、年金問題は最大の焦点、「我々有権者がどのように、何を基準に投票するのか」選挙とは、議員を選ぶだけでなく、私達の質をも問われる場であることを忘れてはいけません。私もよくよく考えて投票しようと思っています。

ところで、あの『政党マニフェスト』ってヤツですが、選挙に勝った党がそれを実行しようとしなかった場合、あるいはそれに反することをした場合、給料と年金を全員半額にするってな法律が出来ないかなぁなんて思うのは私だけでしょうか?
本来、政党会派から独立すべき参議院ではありますが、選挙方法も実際の運営も衆議院とさほど大きな違いも無くなっている今、せめて『有言実行』を党派に罰則付きで約束させるくらいのことはあっても良いような気がするんですよねぇ。
そうすれば『嘘つき人間の大風呂敷』も減って、神様の怒りも少しは収まると思うのですが・・・・・・

ははははははは、ともかく、私が持っている一票は『ナイスの日』が本当にナイスになるように、『嘘つき人間の大風呂敷』などに惑わされることなく、大切に使うことにしましょう。
ちなみに、私の年金問題解決には、まだまだ時間(いや期間)がかかりそうです。

さて、今日の一枚は、ジャッキー・マクリーンです。
私的には「ハービー・ハンコックが入っているのに好きなアルバム。」という、「何じゃそりゃ」と怒られそうな分類のアルバムです。(笑)

この時期のマクリーンに、いわゆる往年のマクリーン節を期待してはいけないと言う人もいますが、私はけしてそうは思っていません。例えば「DAS' DAT」の冒頭のソロなど聴くと、まぎれもなくマクリーンですし、出所後(麻薬所持で捕まってました 笑)「新しい世代に再び刺激された」と言った彼でも、同じ出所後にコルトレーンに感化されたアート・ペッパーの晩年のようなものでは無かったように私はとらえています。

ここでのハンコックは、言いたくありませんが、なかなか良くて・・・好きです。(笑)ロイ・ヘインズとの息がとても良く合っているように思うのですが、そんなことはありませんかね?

残念なのはセシル・マクビーのベース音が、イマイチ聴こえないように思うのですが、これは録音のせいなのか?ドラムが強すぎるのか?そもそもマクビーのせいなのか?

マクリーンとともにフロントを担う、チャールズ・ドルヴァーですが、なかなか生きが良くてよろしいんじゃないでしょうか。

ともかく、全体的に悔しいかな私好みの一枚であります。
ちなみにジャケットの「!」は、全部で217文字+タイトルに付いている1っだそうで・・・・どうでもいい話ですね。(私が数えたわけじゃありませんよ。)

IT'S TIME / JACKIE McLEAN
1964年8月5日録音
JACKIE McLEAN(as) CHARLES TOLLIVER(tp) HERBIE HANCOCK(p) CECIL McBEE(b) ROY HAYNES(ds)

1.CANCELLATION
2.DAS' DAT
3.IT'S TIME
4.REVILLOT
5.'SNUFF
6.TRUTH

おまけ、

苦労しながらも『茶運び人形』が、完成しました。
えっ出来ですか?・・・・・・・
ドラえもんの手じゃなくて、道具があればねぇ。