大崎市ひふみ整体院・ヨガ&呼吸法ブログ

大崎市の腰痛・坐骨神経痛と慢性頭痛専門整体のブログです。本格的なメディカルヨガ&呼吸法教室【Tao】も開催しています。

大崎市の心療整体4

2015-11-02 22:43:39 | 大崎市心療整体
こんばんは

加藤です。

今回も心の整体のお話。

色麻町の薬莱山のことも書きたいけど優先順位はこっちだな。


うつ病やパニック障害、摂食障害等の心療系でお悩みの方々は
数件の病院、整体院をすでに受診されている方が多いです。

そして、場所場所でその都度様々なアドバイスや推薦図書などを紹介され
納得いくような、いかないような丸め込まれた感じで帰路につくようです。

丸め込まれるだけならまだしも、病院、整体院の勉強不足、経験不足などによる
思い込みから不適切なアドバイスをされ、それが刷り込まれて
さらに、今までの症状に上乗せされていたりします。

簡単にいえば、悪い部分を指摘され、指摘されっぱなしで
自分の悪いところをひつつ増やした状態で病院、整体院を後にするということ。

指摘されても、解決に繋がらず、余計なことを吹き込まれて
当の本人はアドバイスをされたつもりになりながら、自分の悩みを一つ増やしている状況に気が付かない。

数多くの場所を受診している人に多くみられるのがこのようなケースで
こちらが聞きもしないのに、私の腰は~、私の背骨は~足の長さが~
と自分のマイナスの情報をたくさん抱え、ひとつもクリアされていないケース。

その情報の出処を聞いてみると、背骨に関してはあそこの接骨院、とか
足の長さに関してはどこそこの整体院といろんな場所でマイナス情報を獲得しているようです。

このような状態では自分の体に自信を持ち、自分の体の潜在的な力を信じるどころか
悪い部分ばかりをフォーカスしているために自分の体の力を信じることができないために
答えが自分の外側にある気持ちになり、いつまでも外の世界に答えを求め治療院、病院通いを続けると思われます。

本当は答えはすでに、自分の中にあるのにね。

有名な童話の
幸せの青い鳥ですね。

幸せの青い鳥は遠くにいるのではなく
実は自分の近く、心の中に住んでいるんですね。

これに気が付けば答えは早いですね。



今日、仙台からお母さんといらっしゃった大学生の女の子。

先に書いたような状態でした。

母子ともに、いろんなところで、いろんなアドバイスをされ
知識はあるようですが、まったく無駄と思える知識。

その知識は自分のマイナス面を知るための知識で
知れば知るほど、自分が嫌いになり、自身が無くなる知識。

本来はアドバイスする側もアドバイスしっぱなしではなく
解決策も合わせて提示しないとズルいと私個人は思います。

治療する側に解決策がなく適切なアプローチを身に着けていないのであれば
それに気づいてもそっとしておいて下手なアドバイスは控えた方が良心的ではないでしょうか。

アドバイスだけして、あとは知りません、ではちょっとねえ、無責任。

この母子もそんな感じでした。


親切のつもりで、専門家のつもりでアドバイスしたことが
患者さんの潜在意識にマイナスのレッテルを貼ることにならないように
解決策をともなった、アドバイスを心がけなければいけないですね。


↓まったく無用なレッテルを貼られていない幸せな人


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大崎市の心療整体3

2015-11-02 00:16:50 | 大崎市心療整体
こんばんは

加藤です。

今日も心療系のお話

いや、心療系だけでないかな。


予約時のお話。

整体院アルアルだと思うのですが

「うちの子が不登校なんです」
「うちの親が痛みがひどいので診てもらいたいのですが」

という、自分以外のご予約に関して。

大抵、このようなケースは周りの人達がその人のことを心配して
最善と思い、整体院などの予約をあらかじめして、その後本人を
イナシながら「とりあえず、行ってみよ」的に連れて来る。

大抵、上手くいきません。

本人が乗り気では無い場合は。

特に、時間を掛けて、今の症状や生活環境が作られている場合は
本人の改善したいという強い意志なしではなかなか難しいと思います。

特に、不登校のお子さんが親に連れえられてくるケースでは
親御さんはなんとかしたいというアピールを一生懸命してきますが
当の本人はノホホンとどこ吹く風・・・
治療中に親御さんが席を外した時に当の本人に
「ほんとはあんまり来たくなかったんでしょ?」
と聞くと
コクっと頷くか、一瞬ニヤリと笑ったりします。

そんな時は、やることはやるから
あと次回はきたければ来てねと本人に委ねます。

大抵はこれで終わりで、そんな本人の気持ちを無視して
親御さんが通わせようと回数券を購入しても
途中でフェードアウトするように来なくなります。

これは、病院嫌いの親御さんを無理に連れてこられた時も同じ流れになったりします。

本人が来たくないのに、なんとなく連れてこられたケースや
評判だけでなんとなく良さそうだから来てみました
というケースは大抵変な空気で終わってしまいます。

たとえ、症状が目に見えて改善しても
「だから何?」
的なシラ~とした空気になったりもします。

自ら悩み、探して、行こうかどうか何度も迷い、
行こうと決断して自らいらっしゃった方と雲泥の差が出るのは当たり前ですね。

自分でしたか、させられたかの違い。

また、よくあるケースでは

スポーツ少年団に通っている子供で親御さんに連れてこられた時にも
親御さんは必至の様相ですが、本人は治ることに意外と乗り気でない。
そんな時は、当の本人に痛みが無くなると困るケースもあるようで
痛みが無くなるとまた競技をしないといけなくなるので痛くないのに痛い振りをしたりします。
詐病(さびょう)ですね。
一般的には仮病とも言います。

マザーテレサ曰く

「愛の反対は無関心」

言い換えれば、しっかり関心を向けることが愛の表現でもあるということですね。
愛の表現、日本人には苦手な分野ですね。

しっかり、「関心」を向ける。


成人を越えた年齢であれば本人の選択と行動
未成年で学生であれば、選択肢を示してあげて自ら一歩を歩ませる

整体院でいえば、最初の予約は親御さんでも
二回目以降の予約やキャンセル時には本人に電話で予約やキャンセルを申し入れさせる
という自立を促すことも大事だと思います。

具体例としては
クラシックバレエで全国レベル結果を残したUさんは
中学生の時点で自分で予約の電話や予約時間の変更など連絡をくれていました。

この子の親御さんもよく知っている方なので、親御さんも子供との距離を適切に保ち
手助けする時は惜しみなく手助けする、自分でできることは自分でさせるということを
徹底されていたように見受けられました。

あっそういえば、今日来た27歳の男性は奥さんと一緒に予約を入れていましたがお店に来て
まさにこれからというその場で

男「今日、持ち合わせがないから俺だけキャンセルで、デヘヘ・・・」
私「・・・」

27歳の社会人・・・

今日の朝、他の方の予約を断っていたのに・・・時間が空いてしまいました。

このキャンセルの仕方は初めての経験で正直、面くらいました。

このような大人もいるんですね。


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