呼吸法では手が大事。
手は気を感じる為のセンサー。 熟練すれば全身がセンサーになるけど、
5~6年の初心の段階では手が感じ易い
そのセンサーを磨く為の稽古が充足の稽古。
充足には
○一元充足
○ 三元充足
○ 四元充足
○ 多元充足
があります。
一元は丹田
三元は両手と丹田の三ヶ所
四元は両手と両足の四ヶ所
多元は全身の隅々、全ての細胞 のこと。
意識を一元から、三元、
三元から多元、多元から四元
と自在に向けて
それぞれの部位に気を充足させる稽古。
始めは意識とイメージで誘導しますが、
稽古を積むと不思議なもので体感できるようになります。
気持ち良く充足できると
ブワ~と膨張する感じや力強い感じを得られます。
両足と丹田の三ヶ所、三元充足ができると
意識がクリアになり落ち着いて物事に取り組めるようです。
多元充足ができると
全身が丹田のような感じが得られるようです。
全身の細胞がひとつひとつ膨張し全身が膨らむ感じ。
これが気持ち良い。
全身が丹田の感じは液体の身体の感じ。
液体の身体は自在の身体。
可能性に溢れる身体ともいえる。
混沌としたカオス状態の身体。
物事に熟練する事は型にはまるという一面もある。
それをリセットし次のステップに進むために
液体の身体に戻り変化に富んだ身体を思い出す。
赤ちゃんの身体
充足の稽古は端から見ると何をしてるかわからないけど、
身体の内側では目まぐるしい変化を味わえる稽古。
千日の稽
万日の古
これで稽古
ひとつひとつ 毎日毎日
続けることでみえてくる景色
稽古は裏切らない。
それを感じられてる自分は幸せなんだろうな
この稽古で得られた感覚を
仕事や日常にリンクすることが
次の稽古。
少しずつだけど稽古や仕事の
面白さがわかってきたぞ
稽古になりきる
仕事になりきる
うん、なんかいい感じ。
ひふみゆらゆら