機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

誓う心

2018年09月08日 | ガンダム
 いやぁ、録画とはいえ党公式でも何でもないネット番組に出演
する内閣総理大臣とか(苦笑)。しかも多少、行きがかりとはいえ
再出演OKの言質を取られてるし。その時は是非とも、いつもの
共同通信社ビルのスタジオに来ていただきたいものですが、SPの
警備態勢のことを考えたら怖いことになりそうだし、果たして・・・?

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どうもです。

 体裁としてはリク→キョウヤ→ゲームマスター(&ロンメル)と
なる「サラ救出プログラム」実行の提案。リクとキョウヤで言って
いる内容が、文言からしてほぼ同じでも時系列が逆であるため、
ただ単にリクを代弁しているのではなくキョウヤ自身がサラを救い
たいと強く思っていることがよく解る。

 「双方、戦いたくないのに状況に流されて止むに止まれずバトル
に追い立てられるシチュエーションはちょっと・・・」と思っていた
だけに、双方合意の・・・いや、共謀の上で(笑)ゲームマスターを
出し抜いて、サラ救出に道筋をつけるバトルを成立させた展開は
実に小気味よい。ゲームマスターに「そんなことができるならな」
と言わせた直後、二人がニヤリとしたカットにはこちらも思わず
ニヤリ。
 この時、具体的かつそのまんま過ぎで、バトルの変則ルール
確定の呼び水となったロンメルの例示に、一瞬ロンメルも《こちら
側》か?とも思ったが、単純にそういう訳でもなさ気(*1)。あくま
でもGBNを護ることが最優先ながら、(無意識にでも?)キョウヤ
達の心情も汲み取って、最善の状況を作ろうとしているっぽい
のがまた良し。

 同盟を組んでいるシャノアール・ネオや自称・保護者のマギー
に加え、チーム虎武龍を抜けてきた(*2)タイガーが《こちら側》に
ついて、まだまだ戦力比では圧倒的劣勢ではあるが、リク達には
心強い助っ人だろう。出てきた瞬間は少々ビックリしたが(苦笑)、
あくまでもゲームデータとしての損壊だからと思えば、コストとか
に関係なく復活しているロータス要塞も全然許容範囲内だし。
 さらにいえばチーム百鬼との同盟も、現時点ではあの【OK】は
リク→オーガの送信コマンドのENTERキーでしかないだろうが(*3)
ラストの盛り上がりに向けた「前振り」を見つける度に湧く高揚感
は、個人的にもかなり久々な印象。


 次回はとりあえずシャフリの(タイガーvsリク戦に触発された)
新パーツ(?)が出てくるような気配だし、それ以降も本格的な
バトルに突入すれば、アヴァロン副官ズの新機体(OPで観ていて
空戦型AGE‐3か?と思っていたら、インパルスガンダムベース
らしいですな)とか、ユッキーのサテライトキャノン付きジェガン
とかも出てくるでしょうし、メカに関しても色々と楽しませてもらえ
そう。

 一応、ナミの機体もエピローグとかだけでなく本戦でも見せて
もらいたいところだけど、制作担当のコーイチがビルドデカール
関連(*4)で手が離せないかな・・・・?

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  *1:ただ、今回観ていてふと思い至ったんだが「GBNにアクセスして初めて
    歩いたり話したりできるロンメル隊メンバー」というのは、もしかして
    奥さんだったり子供だったり(ロンメル自身のリアル設定が判然としない
    ので、あるいは親とか兄弟姉妹とか・・・旦那とか?)、リアルのロンメル
    にとって非常に近しい存在なんではないかと。
    彼女、あるいは彼のためにGBN崩壊は絶対に許さないが、サラに対する
    リクの(それに共感するキョウヤの)想いには、ゲームマスター程には
    冷徹に対してはいないように見受けられる。
  *2:以前の「タイガーvsリク」回のタイガーの台詞「虎武龍に入り・・・云々」で、
    自分で作ったフォースではない?という点に違和感があったんだが、
    今回に向けた伏線だったと考えると腑には落ちるか。
  *3:これもあくまで個人的な妄想でしかないが、返事が来ないままバトルに
    突入し、何人かのメンバーの犠牲もあって苦境に立たされたリクたちが
   「もうダメだ・・・・!」と思った刹那に返信ウィンドウが開いて、「遅れて
    済まねェ!」というオーガ(ドージでもいいかも)の声が入るシチュエー
    ションとか、リアルタイムで観ていたら《心の汗を掻》ける自信がある。
  *4:ブレイクデカール技術の応用と見抜いて懸念を示すアヤメに、コーイチが
   『道具は使い方によって善にも悪にもなる』として疑念を払拭する件も良い
    ですな。

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○のんのんびより ばけーしょん

2018年09月07日 | 映画

 被害に遇われた方々にはお気の毒で、先の台風21号の件と
合わせて慎んでお見舞い申し上げるんですが、公示日前日の
地震を理由に総裁選を延期するとか、どういう意味があるん
でしょう? 多少先延ばししたからって形勢が大きく変わること
もなかろうに。
 いっそのこと「総理には災害対策に専念していただきたい」とか
何とか言って、立候補を取り止めるなり何なりすれば、少しは株
が上がるかも知れないのに。

 しかしまあ、普段から与党(というか日本?)批判に余念がない
文化人やら有識者やらコメンテーターやら。それどころか、野党
の幹部・代表から、こぞってエールを送られる自民党総裁候補
って・・・・(苦笑)。

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どうもです。

 まったり日常系アニメの劇場版となると、遠くの地への旅行ぐらい
の《プチ非日常》が手頃なところなんでしょうかね、『けいおん!』
なんかもそうだったし?

 福引きで当てた景品に上乗せして皆で沖縄にやって来たれんげ
たち。カヤックやらシュノーケリングやら、沖縄ならではのイベント
を楽しんではいるけど、基本的には村にいる時と大きな変化は
ない日々。その中で《非日常》というかイレギュラーなのが、宿泊
先の民宿の看板娘?新里あおいちゃん。夏海と同じ中学一年生。
すぐに仲良くなって、家の手伝いの合間をぬって近くを案内したり
バドミントンで夏海と勝負(笑)したり。

 えてして楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもので、今日に
はもう帰らなきゃという朝、「帰りたくない」とマジ泣きする夏海。
沖縄が、というよりもあおいと離れることが悲しくて泣いている
のが、今までそういうエピソードから最も縁遠いキャラだと思って
いただけに、少々意外に感じたり。
 とはいえ、よくよく考えてみたら村ではずっと同い年の友達なんて
いなかったし、姉の小鞠が自分より小っちゃいこともあって身体を
使った遊びでは(メインの女の子4人の中では)ほぼ無敵だったし
で、バドミントンで自分を圧倒する相手との出会いから会話から、
やり取りする全てが「未知の体験」で、強い印象を与えたんでしょう
な(*1)。

 《同い年の友達との出会いと別れ》というと、れんげとほのかの
エピソードがテレビ版でありましたが、あの時も、一緒に遊ぶ約束
をしていたほのかが、父親の急用で帰ってしまったことを知った
れんげの《感情のグラデーション》の描き方が秀逸でした(*2)。

 ・・・・いやぁ、聖地巡礼とかそういうことではなく純粋に、沖縄に
行ってみたくなりました。もしかしたら、下手な旅行代理店が制作
するプロモーション映像より効果あるかも。いや、そんなに頻繁
にその手の映像を観ている訳でもないんですが。

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  *1:村でも、兄貴や駄菓子屋辺りとやり合えば敵わないだろうけど、相手は
    それなりに年上だし、ある程度手加減もしてくれるだろうし。本気で相手
    して自分を負かす存在が、夏海にとっては初めてのことだろう。
  *2:基本的には原作(のコマ割り)通りのシチュエーションなんだが、非常に
    ゆっくりな、時間をかけたズームアップや徐々に遠くなるセミの声といった
    アニメーションならではの効果の上乗せが、(もうほのかに会えないこと
    を認識してしまって)静かに泣くれんげを際立たせている。

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こみっくトレジャー32

2018年09月05日 | 同人活動
 ・・・・・・いやぁ、平時態勢に復するまでに丸々二日掛かってしまい
ました。

 土曜日の朝に家を出て《食い扶持稼ぎ》の用を一件片付け、映画
を一本観て帰宅。自宅近くの営業所からレンタカーを借り出して
進発。日曜に大阪のイベントに参加してほぼそのまま直帰し、月曜
朝には仕事場最寄りの営業所に車を返してその足で仕事場に
移動、夕方までなんとか《食い扶持稼ぎ》を凌ぎ切って・・・。この日
は帰宅と同時にバタンキュー(死語)でした。
 さらに翌日、一回寝て起きたら何とかなると思っていたんですが、
帰宅してすぐにダウンしてしまいました。月曜のはどちらかというと
眠気主体で、疲労感で言えば火曜日の方が酷かったような。
 ・・・・アレですかね。激しい運動のあと若い時なら翌日に起きてた
筋肉痛が、年を食ってくるとさらに翌日にズレる・・・・みたいな?

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どうもです。

 この日曜日、インテックス大阪での「こみっくトレジャー32」にて
『Mobile Graphix』各種およびサークル「流星改」の委託本をお買い
上げいただいた皆さま、ありがとうございました。ご意見ご感想など
お寄せいただければ幸いです。

 8時半ごろにサークル入場の列に並び始め、9時前には入場し、
頒布物を展開して準備完了。今回は、いつもは合体で参加して
いる知人二人のうち一方が諸般の事情で参加できないため、もう
一方(*1)とウチとの合体での参加でした。ウダウダ駄弁っている
うちに、いつも通りのオープニング曲が流れ始め、カウントダウン
を経てイベントスタート。
 今回は展示の仕方を多少変えてみて、表に見えている表紙の数
を増やしてみたんですが、動くのは夏コミ新刊ばかりで、あまり
芳しくはなかったです。それも、単なる偶然なのかなにかの
巡り合わせなのか、二人に一人程度の割合で「夏コミで買い
そびれたので、こちらで・・・」という人が居て(*2)。つまりは、本来
なら夏コミで計上される数字の一部がこちらに振替されただけ
ということのようで、それなりの数が出たんですが、ちょっぴり
寂しい気持ちを抱いてしまったことも事実で(*3)。
 ただ、やはり目に付く形で置いてあれば興味は持ってもらえる
ようで。既刊も若干数が売れていってくれました(*4)。

 あと、卓に出ている本をひと通り立ち読みして、「まだやってたん
ですね!」という人も。2000年前後に一時、イベントに参加できなく
なる時期があったとかで、ウチを含めて色々途切れているんだ
そうで。
 お品書きを見て「この辺りまでは持っているんですよねェ」という
号から最新号まで、ということになるとトンデモない金額(&物量)
になるので、とりあえずは『株主総会議事録』だけ買ってもらって、
あとは機会あるごとに興味を引いた号から買って行って下さいな、
ということにして。

 まあ、低調ながらも何だかんだあって無事に閉会の時刻を迎え、
撤収作業開始。今回は人数も少ないし、車の運転もあるしという
ことで、車で近場のファミレスまで移動して、飯食ってそのまま解散
ということになって、17時ごろをメドに東京に向けて出発。

 実を言うと、イベントの最中から「・・・・っあ~、今この状態で一晩
中、車を運転したら絶対事故るな・・・・」という自覚もあって。
 経費(?)節約のため一般道で往復する心算でいて、往路は
実際にそういうルートで移動したんですが、さすがに復路はそれ
で走り切る自信がなくて、高速道を使って浮いた時間を仮眠に
充てる作戦に変更。
 高速道を走ることで概ね4時間は浮く計算で、1時間ずつ4回の
仮眠を取る心算が、最初の1時間目で起きられなくて(*5)3時間
を費やす結果に。その後は眠気がいくらか解消されたという意味
では、判断としては間違ってなかったんではないかと思われ。復路
も《下の道》を選んでいたら、(けっこう冗談ヌキで)今こうして
エントリーもできなかったかも。

 ・・・まあその・・・、それはともかく、今週末の「夏の総打ち上げ」と
称した飲み会を経て、冬コミに向けた諸活動に移行します。なにか
しらの進展があればまたここでお知らせしますので、よろしくお願い
します。

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  *1:今回の合体相手は、実は大学時代の後輩だったりするので、いつもだったら
    ミリタリーや国際政治史的なネタが主体になる会話が、主に学生時代のこと
    になっていたり。あ、あと「ヤマト2202」のこととか(苦笑)。
  *2:ウチの夏コミ新刊は完売はしていないので、時間的にか資金的にか(苦笑)
    他のサークルさんでの買い物で尽きてしまったのと、ウチの同人誌だったら
    トレジャーでも買えるから、ということで夏コミではスルーした、ということ
    なんでしょうね。
  *3:とはいえ、夏コミでの売れ行きも平年並みでしたから、今回振り替えられた
    のと同等程度には《ご新規さん》が居たという解釈も成り立つ訳で。
    実際、夏コミでは「(卓に出ている本)全部ください」という人も何人か
    いましたし。
  *4:買って行ってくれた内のひとりが、遠目には普通の(『あの花』のつるこ?
    っぽい)コスプレイヤーだったんですが、近くに来てウチの表紙などを見て
    いるのを何気なく見ていて何となく違和感を覚えて。購入を決めて「コレ
    ください」と言う声にビックリというか「ああ、やはり・・・」というか。
    モンシア中尉(とGMクウェル)の表紙のどこかが、彼の琴線に触れたん
    でしょうね。
  *5:携帯電話で設定していたアラームも最大音量で鳴るように設定していたん
    ですけどねェ。

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君の想い

2018年09月01日 | 雑記

 今日から9月、ということで恒例行事というか何と言うか、行って
きました。
 とはいえ《食い扶持稼ぎ》の方は休めず、後の予定(*1)も色々
詰まっているので、今回はこれ一本な上にレビューもトレジャー
から帰って来てからになる模様。

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どうもです。

 姿を消したサラを捜すダイバーズ、そしてゲームマスター側。一方
で自分と一緒にいたら消されてしまうからと、モルちゃんとも訣別
しようとするも、淋しさから徹し切れなくて、モルちゃんを抱いて
うなだれるサラ。ガードフレームから隠れるサラの背後で起こる
物音の主は・・・。

 サラの位置情報がなかなか把握できなかったのはIDコードが
頻繁に変わるからだとかで、直後にコンタクトを取ってきた辺りから
して《開発者(*2)》が操作したと思われるが、彼女は本当にサラを
救いたいと思っているのだろうか?と思わざるを得ず。
 ゲームマスター側が敬意を持って対応している以上、「開発者」
というのは(リクたちを欺くための)嘘ではないようだが、ブレイク
デカール編ラストでの「見ィつけた」以降、サラに照準を合わせて
監視してきたんだから、IDコードの改竄なんて姑息な隠蔽工作(*3)
をするのではなく、早々にサラを保護した上で運営側と対話を図る
のが筋なのではないかと。

 リクたちとの対立路線まっしぐら(ヲイヲイ・・・)のキョウヤも、サラ
に対する方針があっちこっちにブレ過ぎている印象。あと「脅威の
排除」という目的は同じでも、その方策に「サラの抹消」が含まれる
か否かで、微妙にズレがあるように見受けられる有志連合&運営
側も観ていて軽くモヤモヤしてくる。

 ただ単に、堪能できると思っていた《旨いバトル》を喰らい損ねた
ので出張ってきただけにも見える(笑)オーガの奇襲も、バトル自体
は熱くて非常に良かったんですが、「リクと、リクのガンプラの実力
がニセモノじゃないってことを証明してみせろ!」とか言わせて
おいて、インフィニティ発動に際してサラのペンダントを光らせる
のは如何なものか。ペンダントにサラの想いが宿っていたという
解釈になるんだろうとは思うが、現状ではそれ自体がバグである
可能性がある訳で、リクが《サラという不正ツール(の残留データ)》
を使ってチートしているマスダイバーではないことの証明にはなって
ないのではないかと。まあ、コクピット(?)内での現象ですから、
あれで納得してしまったオーガは無論のこと、もしかしたらリクも
ペンダントが光ったことに気付いてないかもですが。
 ところで。コーイチがサラを助けるためにツカサと手を組んだ(*4)
ことで、作る時間の確保が怪しくなったナミのガンプラに活躍の場
はあるんだろうか(いや、それ以前にそもそも完成するのか)?
 シリアス展開になって以降、ストーリーのテンポがかなりスロー
ダウンしているように見受けられるが、尺的に足りるんだろうか?
《モモカプルの飛行用増加パーツ》ネタもねじ込む余地はなさそう
な(*5)。

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  *1:時間指定の予約投稿なので、このエントリーが公開されている時点で、
    私はすでに、大阪に向けて出立している予定です。今回は諸般の事情
    で、オールレンタカーのルートを選択しております。その辺りも含めた
    経緯は、また後日ということで・・・・。
  *2:いくら鳥の姿をしているからって「Missトーリ」なんてそのまま過ぎなん
    じゃ・・・、いや逆にそういう名前だから鳥型のアバターを選択したのかも
    知れんけど。
  *3:そもそも、正規の手続きを踏んでない《電子生命体》にIDが割り振られて
    いるものなのか?という疑問があるが。
  *4:ブレイクデカールの技術を応用して、サラの人格データをあの関節可動
    フィギュアに写し換えようということだと思うが、あの素体のままという
    ことはないだろうなぁ。多少なりともサラに似せる改修は必須だと思うが。
    だとすると、ナミに続いてサラのフィギュアが発売されるんだろうか。
    しかもその場合、スケール的には1/1ということに?
  *5:モモカプルにガンダムウイング・ゼロカスタム(Ver.Ka)の翼(っぽいもの)
    を付けた写真を見た記憶があって、「まさかこの期に及んで《ジェット
    スクランダー》ネタが観られようとは」と、かなりワクワクしていたんだが、
    あれは単に「こういう遊び方も出来ますよ」という、プレイバリューの一例
    だっただけ?

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