機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

雑呟150225

2015年02月25日 | HiME
 直後の阿南陸軍大臣の自決に、思わず熱いものが込み上げてくる
し、音楽担当が梶浦由記なのは周知のことと思うんだけど、阿南と
鈴木貫太郎の《会話シーン》のバックに「星の奏でるものがたり」
(のアレンジVer.)がかかるのはどうなの?とは思ったり。

 いや、偶々直前に『舞‐乙HiME』のDVDを観返してなかったら
気づかなかった可能性もあるんですが。

//////////////////////////////////////////////////////////

シフルO.S.T.

2008年12月09日 | HiME
どうもです。

 原稿作業が終わるまでの期間中、いろいろと我慢していた(笑)モノを
いくつか買ってきました。

     
 その中のひとつ、OVA「舞-乙HiME 0~Sifr~」のオリジナルサウンド
トラックCDです。「・・・猫姫@日記」がドラマCD化される可能性もなくは
ないですが、今のところコレが最後の音楽コンテンツということになるん
でしょうかね。

 ライナーノートでは監督(兼キャラデザ&作画監督)の久行宏和氏が
“最初で最後の初監督作品”とか、音楽で配島邦明氏を起用すること
に関して“プロデューサーにゴネ勝った”とか言ってたりしているのも、
ビミョ~に暗い展望を暗示しているような気がしたり(*1)。

 ずっとHiMEシリーズを作ってきていたサンライズ第8スタジオも、来年
から始まる「宇宙をかける少女(*2)」の制作を担当するようで、しばらく
は新作映像作品は出そうにないですけど。


 ライナーノートの方に話を戻すと、サイズがサイズなんですごく小さい
んですが、主要キャラクターの絵と、ちょっとした解説が付いてまして、
シスター・シオンの苗字(マーガレット(*3))とか、キョウコ・ツマブキ
の出身国(やはりと言うかなんと言うかタイユァンだそうで)とか、公式
サイトにも載ってない情報があったりして、意外に侮れませんでした。

22:09追記
 あらためて調べてみたら、マーガレットってひな菊じゃないんですな。
語源的にはむしろ「真珠」だとか。
 じゃあ、何でトモエ・ヒナギク → トモエ・マルグリットになったん
だろう・・・・・?
////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:いやまあ、「初監督作品」ってのは1回こっきりで、冨野由悠季氏であろうと宮崎駿
    氏であろうと監督デビュー作品が“最初で最後”な訳ですが。
  *2:これって筒井康隆氏とか「時かけ」関係者からクレーム来たりしないんですかね?
  *3:トモエの「マルグリット」とは微妙にスペルが違うようですが、どちらも「ひな菊」
    から来てるんでしょうかね。少なくともトモエの方は「舞-HiME」に雛菊巴として
    チョイ出してますし、「舞-乙HiME」TV版初期数話のトモエの苗字は「ヒナギク」
    でしたし。


舞乙無双

2008年11月22日 | HiME
どうもです。

 「舞-乙HiME Sifr:0」の完結巻、シュバルツに連れ去られたシフル
を助けるため、ついに「蒼天の青玉」を使ってマテリアライズしたレナ
が立ち塞がるシュバルツのアンドロイドたちに立ち向かう話。
 ワルキューレローブに似た外観の量産型はむろんのこと、前々回での
レナとの戦闘データをフィードバックして自己強化したM-9も、蒼天
のローブをまとったレナには歯が立ちません。

 マテリアライズする直前の状態で、一瞬で山を吹き飛ばす威力を持つ
軌道衛星のレーザーを受け止め、ハイパー化(巨大な分身を物質化?)
して小惑星をぶった切り、GEMのプログラムを書き換えて(ローブの
仕様も強制改変?)マスターの承認なしにマテリアライズして。流石は
「ガルデローベ始まって以来の怪物」ですな。正直、レナの最強っぷり
が前面に出すぎていて、カタルシスに欠けるというか何というか。

 最速のローブと謳われるだけあって、ほとんど分身攻撃といっても
差し支えない戦闘シーンはスピーディーで良いですし、尺の問題は
あるんでしょうが、アスワドのサイボーグはともかく五柱(エリオットを
除く)が手も足も出ずに敗北するのはどうかとは思うんですけど。
 もう少し五柱の戦闘シーンがあっても良かったんじゃなかろうかと。

 設定オタとしては、せめて五柱やサクラのマテリアライズシーンは
欲しかったです。総評としても、設定オタ的には消化不良な部分が多い
作品になってしまいました。

 設定といえば、蒼天の青玉は“移民暦以前(*1)に作られたスーパー
マイスターGEMのひとつ”で、通常のGEMではオーバーロードして
しまうレナのパワーを受け止め切れるんだそうで。
 移民暦以後のGEMが以前のものよりも劣るものしか存在しないと
しても、以前のものに「スーパー」をつける(GEM表示にもしっかり
出てきている)のは安直過ぎじゃないですかね。
 後から作られたものが優れている場合ならば判らなくはないですが、
先に作られたものにまずスーパーをつけておいて、後々作られた劣化品
につけない「標準仕様」ってのは変でしょ。基準はあくまでも以前の
ものだと思うんですけど(*2)。

 サクラ・ハザクラと同行していた「謎のお金持ち(声:石田彰)」は
今回のEDクレジットを観ると「アルタイの大公」ということでした。
 顔出しもしていて、やはりどう見ても彼とサクラの子供が“マシロ”
だろうとしか思えないんですが(*3)、その辺りの(裏)設定ってどう
なっているんでしょうかね。アルタイの大公とタイユァンの第三皇女の
娘がヴィントの王位継承権を持っている可能性って・・・。
 昔のヨーロッパ諸国のように各国王家が姻戚関係で繋がっていて、
現フランス国王がイギリスの王位継承権第3位だったりするみたいな
状況とか?
 王族(マスターGEMを機能させることができる遺伝形質を持った
一族)であれば、国は関係なく王位に就く権利を有するとか?
 単純に、サクラがアヤネとアンリの子孫(孫か曾孫ぐらいか)で、
正式にヴィントの王位継承権を持っていたとか? そうすると女系で
かなり低位か継承権自体がないかなんだけど、ヴィント城襲撃事件で
王族がことごとく殺されてしまって他に候補者がいなかったとかで
あれば“マシロ”が推戴されて、でもニセモノ呼ばわりされる理由も
判らなくもないのかな、と。
 まあ、ヨーロッパ的な考え方だと女系男系を気にすることもないん
でしょうけど、ヴィントとの関係が薄いですから、どのみち継承順位は
低いと思われ(*4)。

 あと、ちょっと気になったのがサクラに対するキョウコの態度。先輩
なのに「サクラ姫様」とか敬語だし、会話もどちらかというと押され気味
だし。
 もしかしてキョウコ・ツマブキってタイユァン出身だったりするん
でしょうかね。


 ところで、ずっとジョン・スミスの傍にいた片目(以外覆面)の少女?
は何だったんでしょうか。他に何かしてないか1/2巻を観返してみたん
ですが特に何かしている訳でなく、単にあのシュモクザメのようなエイ
のようなスレイブを操ってるだけ?
 アリカ達の時代のジョン・スミス(今回のキッド)も移動にエアバイク
を使ってたりして自分ではスレイブを操ってなかったように思うし、
シュバルツの幹部はスレイブマスターではないんですかね。

 そういえば、観返していて気がついたというか思い出したというか。
 シフルを保護したブルースたちが滞在したエアリーズの?ホテルの
プールサイドで、シフルを監視していた女性も何だったんでしょう?
 シフルを抹殺するため、エリオットとは別に行動していたガルデローベ
の刺客なのか、ブルース達に奪われてしまったシフルを再度確保する
ためのシュバルツ(もしくはアスワド)の監視員なのか。この後全く話に
絡んできてないみたいなんですが。

 この辺りも含めてサクラやキョウコ達のGEMの英銘とか、今準備中
だというムック本で明らかになると良いんですが。
////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:この辺の解説は、相変わらず深優の役目のようで(苦笑)。
  *2:まあ、移民暦以前の段階でスーパー/非スーパーの区分けがあって、スーパーの
    方が、殆ど継承されてない、いわゆるロストGEMになってるって可能性もあるが。
  *3:もしかして、ナギと“マシロ”って兄妹の関係にあったりする・・・・・・?
  *4:(アルタイが?)ヴィントやガルデローベに恩を売ったのって、この辺絡みの取引
    だったりして?



主題歌集

2008年10月23日 | HiME
どうもです。

 発売日換算で一日遅れではありますが(*1)、昼飯食べに出たついでに
近くの量販店で買ってきました。

  
 OVA「舞-乙HiME 0 ~Sifr~」全三巻の各話主題歌を揃えた主題歌集
です。OVA前作「舞-乙HiME Zwei」でも全三話で各話ごとに主題歌が
あり、各巻初回限定版には主題歌CDも同梱されていた(*2)んですが、
今作は通常版(?)のみの販売で、別売りでも主題歌CDが発売され
ませんでした。
 第一巻発売当時なんて、栗林みな実さんが別アニメ作品の主題歌CD
をリリースしていたもんだから、もしかしたらC/Wで収録されているん
じゃないか、と期待をしたりしましたが、そんなこともなく。
 他にもDVDのケースとか本編のメインメニューなどの造りとか、色々な
部分で「…Zwei」と比べてすごくチープになっていた点にも軽い落胆を
覚えたものです。
 ああ、そういえば「…Zwei」までは、5.1chサラウンドのトラックもあった
よなァ・・・(*3)。

 でもまあ、こういう主題歌集という形で発売されるであろうことは
当初からほぼ確定事項でしたから、気長に待つこともできましたけど。

 なんで確定事項だったのかって? そりゃあTV「舞-HiME」
の頃から一貫して、作品が完結すると全曲集を出してましたから。

 TV版だとキャラソンやらネット(?)ラジオのテーマソングやら、曲数
がやたらとあったから、コンピレーション・アルバムも結構なボリューム
で、(既にシングルで買っていて)何曲か重複したとしても、お買い得感
はそんなに削がれなかったんですが、「・・・Zwei」で通常版と初回限定
版で分け売りしておきながら主題歌集も別に出したもんだから、ネット
での批判はかなり酷かったように記憶してます。主題歌3曲しか入って
なくて、CDのウリが実質的に久行氏の描き下ろしジャケットイラスト
くらいしかない訳ですから。
 いやまあ、ある程度予想してなくもなかったんだけど「ホントにやる
か(呆)!?」みたいな空気が掲示板などを覆っていたかと。

 今回のはその辺の反省を踏まえてのものなのかも知れません。どうも
HiMEシリーズは作品自体は決して悪くない(あくまでも個人的な感想)
のに、関連グッズ(笑)の販売戦術で下手打っているケースが多いような
気がします(*4)。
////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:ああ・・・CDにしろDVDにしろ、フィギュアにしろプラモデルにしろ、気軽にフライング
    ゲットしていた(時には友人・知人の“ビット”もできた)頃が懐かしい・・・。
  *2:「…Zwei」初回限定版にはCDの他に、CM'sコーポレーション製作のフィギュアも
    付いていた。
  *3:アニメ作品で5.1Chサラウンドが必要か?と問われると、個人的にはかなり懐疑
    的ではあるんですが。劇場用作品(「∀ガンダム・地球光」はボウガンの音がすごく
    効果的だったのが強く印象に残っている)とか、「0083」のように声優陣も揃えて
    録り直しをするとかならまだしも、既存の音源をトラック分割か何かして、擬似的に
    サラウンド化するメリットってどの程度あるんだろうとか思う訳で。
  *4:CM'sコーポレーションのコレクションフィギュアも出来は良かったのに、売り方が
    あまりに阿漕でねェ・・・・(嘆息)。