どうもです。
「絶対可憐チルドレン」第34話。予知課の情報により、ある研究所で
起きるバイオハザード事故を阻止するためチルドレンたちが出動。実験
動物として飼われていたハエとシンクロしてしまったエスパーを確保
しようとするが、逆に皆本が(精神的に)乗っ取られてしまって・・・・
という話。今回のキモは、なんと言っても「黒紫穂」なんじゃないで
しょうかね。戸松遥の芝居も悪くなかった(*1)し。
アバンが全編ダブルフェイスだけしか出てこない展開に、いきなり
打ちのめされてしまいましたが、本編部分だけでいえば比較的原作に
忠実だったんじゃないでしょうかね。演出スタッフにナベシンが
居なかったから(*2)、余計で無意味な遊び(苦笑)もなかったし。
ナオミ&谷崎は原作では登場してないですが、適度に尺稼ぎができる
キャラとして(いい意味で)巧く使われてるな、と思ったり。谷崎が自分
の趣味を暴走させてナオミに恥ずかしい目に遭わせて、怒ったナオミに
折檻されるというお約束な展開ですが。
今回のなんて、シースルー防護服だけならまだしも、下にビキニを
着させられる時点で文句を言えばいいじゃないかと。まあ、ホントに
そうしたら尺稼ぎにはならん訳ですが。
一旦は谷崎の希望通りにして恥ずかしい思いをしたうえで谷崎を折檻
しないと、ナオミの中の何かが納得(?)しないとか????
今回のエピソード、原作ではどちらかといえば最近のものだったと
思うんですが、エスパーとノーマルの戦争という未来に対する兵部と
皆本の考え方が出ているため第1期(と敢えて言う)後半に挿入されて
然るべき重要なエピソード(*3)ではあります。
中でも、薫たちに悲しい思いをさせたくない兵部が、その結果を
導き出す役割を、心のどこかで皆本に期待していたり、ノーマルと本心
から敵対しているというか滅ぼしたいとは考えてないのが垣間見えたり、
本作のシリアスな部分がかなり盛り込まれているエピソードではあるん
じゃないかと。
思うに、原作者はシリアス一辺倒な話を描くのが苦手というか、照れて
しまうんじゃないでしょうかね。シリアスなシーンの直後(や、場合に
よっては途中)にコメディやギャグを入れて「混ぜっ返し」てしまう(*4)
のも照れ隠しの一環とか?
そう考えると、エピソードの基本部分が(笑える方向に)トンデモな回
ほど、本質部分には作者の真の目的(笑)が隠されているのかも。
【朝蝿暮蚊】って「秋之行楽」みたいに無理繰りに造った四文字熟語
かと思ってましたが、一発変換するし、ちゃんと存在している言葉なん
ですな。
ネットのデータバンク系サイトで調べてみると、意味は「つまらない
人間が集まってきて困ることのたとえ」だとか。
熟語の意味自体は凄く納得できる内容だし「蝿」の字があるから採用
したんだろうけど、今回のエピソード内容を指し示す言葉としては
ちょっと不適当なんじゃないかな、と。
////////////////////////////////////////////////////////////
*1:蝿に(わざと)乗っ取られてる時でも、もう少し高い声というか普段通りの高さで
喋った方が良かったとは思うけど。
でももし「かんなぎ」が何かの間違いで(笑)長期(何シーズンも)アニメ化されたら、
例のエピソードのナギはこんな感じなんですかね? いや、原作は読んでないので
内容は知らないんですが、ナギが黒キャラ化すると小耳にはさんだもので。
*2:前も言ったかも知れなくて繰り返しになるかも知れませんが、ワタナベシンイチ氏
を全否定する心算は全くないですよ? 個人的に、氏が監督を務めた『へっぽこ
実験アニメーション エクセル・サーガ』は原作と同等レベルに好きですし。
*3:基本ストーリーの方は、蝿が人間の人格を乗っ取ったり(乗っ取られた)キャラ達
が「ウンチ」を連呼したりする、どちらかといえば「トンデモ」な色合いが強い回
なんですがね。
*4:確か『GS美神』で横島忠夫が、シリアスな心情を吐露する自分にツッコミを入れる
美神令子(だったかな?)に「混ぜっ返さんでくれ!」と返すのがあったと思うんです
が、あれは作者本人の照れ隠しの、さらにセルフツッコミ?
「絶対可憐チルドレン」第34話。予知課の情報により、ある研究所で
起きるバイオハザード事故を阻止するためチルドレンたちが出動。実験
動物として飼われていたハエとシンクロしてしまったエスパーを確保
しようとするが、逆に皆本が(精神的に)乗っ取られてしまって・・・・
という話。今回のキモは、なんと言っても「黒紫穂」なんじゃないで
しょうかね。戸松遥の芝居も悪くなかった(*1)し。
アバンが全編ダブルフェイスだけしか出てこない展開に、いきなり
打ちのめされてしまいましたが、本編部分だけでいえば比較的原作に
忠実だったんじゃないでしょうかね。演出スタッフにナベシンが
居なかったから(*2)、余計で無意味な遊び(苦笑)もなかったし。
ナオミ&谷崎は原作では登場してないですが、適度に尺稼ぎができる
キャラとして(いい意味で)巧く使われてるな、と思ったり。谷崎が自分
の趣味を暴走させてナオミに恥ずかしい目に遭わせて、怒ったナオミに
折檻されるというお約束な展開ですが。
今回のなんて、シースルー防護服だけならまだしも、下にビキニを
着させられる時点で文句を言えばいいじゃないかと。まあ、ホントに
そうしたら尺稼ぎにはならん訳ですが。
一旦は谷崎の希望通りにして恥ずかしい思いをしたうえで谷崎を折檻
しないと、ナオミの中の何かが納得(?)しないとか????
今回のエピソード、原作ではどちらかといえば最近のものだったと
思うんですが、エスパーとノーマルの戦争という未来に対する兵部と
皆本の考え方が出ているため第1期(と敢えて言う)後半に挿入されて
然るべき重要なエピソード(*3)ではあります。
中でも、薫たちに悲しい思いをさせたくない兵部が、その結果を
導き出す役割を、心のどこかで皆本に期待していたり、ノーマルと本心
から敵対しているというか滅ぼしたいとは考えてないのが垣間見えたり、
本作のシリアスな部分がかなり盛り込まれているエピソードではあるん
じゃないかと。
思うに、原作者はシリアス一辺倒な話を描くのが苦手というか、照れて
しまうんじゃないでしょうかね。シリアスなシーンの直後(や、場合に
よっては途中)にコメディやギャグを入れて「混ぜっ返し」てしまう(*4)
のも照れ隠しの一環とか?
そう考えると、エピソードの基本部分が(笑える方向に)トンデモな回
ほど、本質部分には作者の真の目的(笑)が隠されているのかも。
【朝蝿暮蚊】って「秋之行楽」みたいに無理繰りに造った四文字熟語
かと思ってましたが、一発変換するし、ちゃんと存在している言葉なん
ですな。
ネットのデータバンク系サイトで調べてみると、意味は「つまらない
人間が集まってきて困ることのたとえ」だとか。
熟語の意味自体は凄く納得できる内容だし「蝿」の字があるから採用
したんだろうけど、今回のエピソード内容を指し示す言葉としては
ちょっと不適当なんじゃないかな、と。
////////////////////////////////////////////////////////////
*1:蝿に(わざと)乗っ取られてる時でも、もう少し高い声というか普段通りの高さで
喋った方が良かったとは思うけど。
でももし「かんなぎ」が何かの間違いで(笑)長期(何シーズンも)アニメ化されたら、
例のエピソードのナギはこんな感じなんですかね? いや、原作は読んでないので
内容は知らないんですが、ナギが黒キャラ化すると小耳にはさんだもので。
*2:前も言ったかも知れなくて繰り返しになるかも知れませんが、ワタナベシンイチ氏
を全否定する心算は全くないですよ? 個人的に、氏が監督を務めた『へっぽこ
実験アニメーション エクセル・サーガ』は原作と同等レベルに好きですし。
*3:基本ストーリーの方は、蝿が人間の人格を乗っ取ったり(乗っ取られた)キャラ達
が「ウンチ」を連呼したりする、どちらかといえば「トンデモ」な色合いが強い回
なんですがね。
*4:確か『GS美神』で横島忠夫が、シリアスな心情を吐露する自分にツッコミを入れる
美神令子(だったかな?)に「混ぜっ返さんでくれ!」と返すのがあったと思うんです
が、あれは作者本人の照れ隠しの、さらにセルフツッコミ?