どうもです。
夏の新刊用カットの3枚目(5体目)完成しました。もう何の捻りもない
前方パースからのメッサーラでございます。
シロッコがある種の天才であるという点と、メッサーラをはじめとする
シロッコMSの完成が彼個人の能力に拠るところが大きい点に異論を
さし挟むつもりはないんですが、シロッコ一人でそれらすべてを作り上げ
たのかというと、それもどうかと思う訳でして。
「大阪城を作ったのはだァれだ?」
「豊臣秀吉!」
「残念! 大工さんでした」
・・・・ではないですが(*1)、MSを製作する実作業にはシロッコ以外の
スタッフも居たんだろうな、とは思う訳で。
そうしたスタッフが、シロッコの死後に〈タイタニア〉とか何とかいうMS
を作るかどうかは別にして(苦笑)、彼らが100%シロッコの部下であり、
ジュピトリスの戦没と共に全滅したというのも短絡的に過ぎるんではない
かと。
そもそもヘリウム船団自体はその名の通り木星まで遠征してヘリウム
の採集/運搬を行なうのが主目的の組織であり、地球~木星の航路上
でのジオン残党勢力の“海賊”行為に対する自衛の必要性があったと
しても、また船団の責任者がMSの設計に優れた人物だったとしても、
そうしたスタッフを専属で乗船させるのも、不自然だと思うんですよね。
じゃあ、彼ら(居たと仮定して)はどういう者達だったのかというと、木星
圏にあるであろうステーションの人員だったのではないかと。
ジュピトリス級の船が直接ヘリウムの採集を行なうとは考えられない
ですし、ベースとなるステーションが衛星軌道上に定置されていたとする
と、そこに常駐している駐在スタッフもいただろう、と。
地球圏とは隔絶された世界ですから(ある程度は船団による“輸入”
もあっただろうけれど)基本は自給自足を旨とする、独立した生活圏と
考えた方が自然だし、人員もある程度の期間を過ぎれば、交代で帰還
できた人もいただろうけど、グリプス紛争時の一時期と、その後あった
かも知れない船団派遣計画の停滞による没交渉で、木星圏で生まれ、
育ち、そして死んでいった・・・・(By 永井一郎)な人も居たんではないか
と思ったり。
まあ何が言いたいかというと、木星圏にあった木星エネルギー公社の
現地駐在ステーションが、やがて発展して後々の“木星帝国”の基礎と
なったのではないかということで。
物理的な距離によって、連邦政府の直接介入を受けにくい(受けたく
とも受けられない)状況の中で、大小さまざまな問題の解決のために
国としての形を整えていかざるを得ず、連邦も黙認せざるを得ない(*2)。
そんな経緯があったんではないかと。
シロッコと木星、そこからさらにザンスカール帝国へと繋がる、色々な
モノの流れを説明するのに、変に陰謀論的なものを持ち出す必要は
ないように思えるんですけど、どうですかね。
0528 M○ 4-5 .667 ① -4.5
0529 M● 8-4 .673 ① -5.5
0531 F○ 1-2 .660 ① -4.5
////////////////////////////////////////////////////////////
*1:厳密にいえば、大阪城の縄張り(設計)をやったのが加藤清正だという話です
から、ここでシロッコに比定されるべきは秀吉ではないような気もしますが。
*2:“木星帝国”それ自体を承認するのではなく、エネルギー公社の現地ステーション
が事実上の独立国家として機能することを追認するということではないかと。
地球連邦政府の公式見解としては、クラックス=ドゥガチの肩書きも、あくまで
エネルギー公社の総裁か何かだったりして。
夏の新刊用カットの3枚目(5体目)完成しました。もう何の捻りもない
前方パースからのメッサーラでございます。
シロッコがある種の天才であるという点と、メッサーラをはじめとする
シロッコMSの完成が彼個人の能力に拠るところが大きい点に異論を
さし挟むつもりはないんですが、シロッコ一人でそれらすべてを作り上げ
たのかというと、それもどうかと思う訳でして。
「大阪城を作ったのはだァれだ?」
「豊臣秀吉!」
「残念! 大工さんでした」
・・・・ではないですが(*1)、MSを製作する実作業にはシロッコ以外の
スタッフも居たんだろうな、とは思う訳で。
そうしたスタッフが、シロッコの死後に〈タイタニア〉とか何とかいうMS
を作るかどうかは別にして(苦笑)、彼らが100%シロッコの部下であり、
ジュピトリスの戦没と共に全滅したというのも短絡的に過ぎるんではない
かと。
そもそもヘリウム船団自体はその名の通り木星まで遠征してヘリウム
の採集/運搬を行なうのが主目的の組織であり、地球~木星の航路上
でのジオン残党勢力の“海賊”行為に対する自衛の必要性があったと
しても、また船団の責任者がMSの設計に優れた人物だったとしても、
そうしたスタッフを専属で乗船させるのも、不自然だと思うんですよね。
じゃあ、彼ら(居たと仮定して)はどういう者達だったのかというと、木星
圏にあるであろうステーションの人員だったのではないかと。
ジュピトリス級の船が直接ヘリウムの採集を行なうとは考えられない
ですし、ベースとなるステーションが衛星軌道上に定置されていたとする
と、そこに常駐している駐在スタッフもいただろう、と。
地球圏とは隔絶された世界ですから(ある程度は船団による“輸入”
もあっただろうけれど)基本は自給自足を旨とする、独立した生活圏と
考えた方が自然だし、人員もある程度の期間を過ぎれば、交代で帰還
できた人もいただろうけど、グリプス紛争時の一時期と、その後あった
かも知れない船団派遣計画の停滞による没交渉で、木星圏で生まれ、
育ち、そして死んでいった・・・・(By 永井一郎)な人も居たんではないか
と思ったり。
まあ何が言いたいかというと、木星圏にあった木星エネルギー公社の
現地駐在ステーションが、やがて発展して後々の“木星帝国”の基礎と
なったのではないかということで。
物理的な距離によって、連邦政府の直接介入を受けにくい(受けたく
とも受けられない)状況の中で、大小さまざまな問題の解決のために
国としての形を整えていかざるを得ず、連邦も黙認せざるを得ない(*2)。
そんな経緯があったんではないかと。
シロッコと木星、そこからさらにザンスカール帝国へと繋がる、色々な
モノの流れを説明するのに、変に陰謀論的なものを持ち出す必要は
ないように思えるんですけど、どうですかね。
0528 M○ 4-5 .667 ① -4.5
0529 M● 8-4 .673 ① -5.5
0531 F○ 1-2 .660 ① -4.5
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*1:厳密にいえば、大阪城の縄張り(設計)をやったのが加藤清正だという話です
から、ここでシロッコに比定されるべきは秀吉ではないような気もしますが。
*2:“木星帝国”それ自体を承認するのではなく、エネルギー公社の現地ステーション
が事実上の独立国家として機能することを追認するということではないかと。
地球連邦政府の公式見解としては、クラックス=ドゥガチの肩書きも、あくまで
エネルギー公社の総裁か何かだったりして。