機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

雑呟210427

2021年04月27日 | 雑記
どうもです。

 締めて緩めて、締めて緩めてまた締めて・・・なんてことやって
いたら、こうなることは解りそうなものなんですけど、案の定
1回目ほどの緊縮効果はなさそうで。

 それでも飲食店や大規模施設は「要請」に従って時短したり
休業したりせざるを得ない訳で、『クレヨンしんちゃん』が
公開日当日に延期が発表された一方で、駅にあるモニターなど
でもCMが(実は今朝も)流れていたので大丈夫かな、と微か
に期待していたんですが、やはり延期(厳密には再延期)に
なってしまいましたな『閃光のハサウェイ』も。

 YouTubeなどで配信されているプロモーション動画を観ている
と度々「『逆シャア』の直接の後継作品」というフレーズが
聞こえてきて、『ユニコーン』『ナラティブ』は?とも思ったり
しますが(*1)。
 元々観に行く心算でいましたけど、これだけ制限されてしまう
と「意地でも観てやる!」という気分になって来て、宣言解除
になったら公開初日にでも劇場入りしそう。

 配給元や興業主(映画館)も、事前の準備とか無駄になった
ことが相応にあったかと思いますが、大量のテーブルやパイプ
椅子などのレンタル資財やスタッフの弁当は用意してはいなかった
だろうし、ましてや「会場の使用停止によるイベント中止」を
知るのが会場に向けて出発した(あるいは会場に到着した)後
という、どうしようもない状況ではなかったでしょうな。まあ、
レンタル品はキャンセルもできる(それだってタダじゃなかろう)
けど、食べ物なんてそれも利かないだろうし。

 宣言が出るのは何日も前から判っているんだから(*2)、使用
停止の告知もできる筈なのに、イベント主催者としては開催NG
ならNGで都からの連絡がない限り開催に向けて準備するしかない
だろうし、主催者サイドからの問合せにも「現在協議中」として
可とも不可とも応えなかったらしいし。

 ・・・これ、会場側都合による違約金とかあるとしてそれ以外に、
都の方から補償とか出るんですかね(*3)?

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  *1:まあ自身による映像化ではないにしろ、富野由悠季氏の原作小説としては
    直接の続編ではある訳だし、多分『ユニコーン』などで登場した脇メカ
    などが画面の隅っこに写り込んでいたりするだろうけど。あと、この
    フレーズの発言が(出演していない)古谷徹氏だったから『ユニコーン』
    他に対する認識が薄かった可能性もあろうかと思うが、個人的には聞いた
    瞬間「お?『ユニコーン』とか《なかったこと》になってる?」と思って
    しまった(正に《我が意を得たり》という感覚)のも事実で。
  *2:法律の構造上、仕方がないことなんだろうけど、都道府県知事からの要請
    があって初めて、政府が専門家を交えて協議して、宣言発出が決定したら
    ◎月◎日から▲日まで・・・云々という状況のどこに「緊急」性があるんです
    かね? 「非常事態宣言」ならまだ分からなくもないけど、《非常事態》
    って文言は使いたがらないみたいだし。
    知事の要請で国が判断するんではなく、各自治体(市区町村レベルでも)
    が独自に発令できるようにすればいいような気もするけど、今のオバサン
    だと例え新規陽性者ゼロの日が続いても「いやいや、明日にはまた出る
    かも知れなくて安心できません 油断しないで下さい」とか何とか
    言って、任期いっぱいまで延々、緊急事態下ということにもなりかねない
    から、それはそれでマズいか。
  *3:そういえば赤ブーブーは昔々、幕張メッセでも一度ありましたな《朝、
    会場に行ったらイベントが中止になっていた》事案が。あれはどういう
    経緯でのことでしたかね?
    確か千葉県の青少年保護条例か何かに絡んでのことだったと記憶して
    いるけど、当時の批難の矛先が県や会場側ではなく赤ブー側に寄って
    いたようにも思うし、赤ブーにも落ち度(というか主要原因?)が
    あったんだろうけど。

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雑減210412

2021年04月12日 | ノンジャンル
どうもです。
 今日から1ヶ月、蔓延防止・・・何とかかんとか言うのが適用
されて、活動自粛の強制がまた強まるようですが、TVでは相も
変わらず「不要不急の・・・」だの「マスクしろ」だの「手洗い
励行」だのしか言ってなくて、いったい何をすればいいんです
かね、我々は?

 せっかく、コミケ99の延期を受けて?急きょ開催が決定した
コミック1も、今回の措置で中止・・・なんてことになってしまう
んでしょうかね、やはり?

 それにしても。今のコロナ関連の基準で一昨年までのインフル
エンザ関連の人数をカウントしたら、どんな数字が出るんでしょう
な。まあ、少なくとも無症状感染者はカウントしてないだろう
から、比較のしようもないんだろうけど。

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◎ガールズ&パンツァー最終章 第3話

2021年04月01日 | 映画
どうもです。4月の映画の日2本目です。
 前回ラスト、知波単学園戦の続きから。知波単らしからぬ戦法
で、確かにそれは大洗の戦力を大きく、根本から削ぐことができる
のに、今までどのチームも採らなかった(気付かなかった?)手
だな、とは思いました(*1)。そしてそれ自体は成功したんですが、
その後、実に知波単らしい理由で敗退するという(笑)。
 大洗×知波単戦の後は、ダイジェストだけど他の準々決勝3戦
も一通り描かれていて、今回は戦車戦シーンの比率がかなり高め
になっているんではないかと。順当に勝ち上がってくるチーム
と、番狂わせ的なチームとがあって、次回以降も楽しみになる
展開ですな。

 ただ、先に『騙し絵の牙』を観たからって訳でもないだろう
けど、知波単の敗因とか継続高校のカムフラージュ戦法とか、
何となくにでも「こうなるんじゃねぇの?」と思った通りに
なっている場面がチョイチョイあったり(*2)。
 そういう部分に中途半端に捻りを入れる必要性を感じてなくて、
観ている側がそうやって的中させることも、制作サイドには想定
範囲内のことなのかも知れないですが。
 全6話の予定だから残り3話。準決勝、決勝の2試合半にプラス
エピローグというところなんでしょうかね。(プロセスは違う
けど)知波単と同じ戦法を取った対戦相手に、大洗チームはどう
対処するのか。今の今まですっかり忘れていた(劇中でもほとんど
言及されてない)けど、今大会の優勝に大学の推薦枠がかかって
いる桃ちゃんセンパイの明日はどっちだ!?

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  *1:いやまあ、フラッグ車を兼ねていた試合もあったろうから「そういう
    事態」になったことが全く無かった訳ではないけど、意義というか目的
    が違うし。
  *2:決勝に駒を進めるのも、一方は大洗女学園だとして(なんといっても
    主役チームだし)、もう一方はあのチームなんだろうなァ、まだ
   (公式戦では)戦ったことない相手だし。

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◎騙し絵の牙

2021年04月01日 | 映画
どうもです。

 緊急事態宣言が解除されて以降、かえって新規陽性者が増えて
ますけど(*1)、相変わらず周囲ではそれらしい気配がない日々
が続いています。まあそのおかげ(と敢えて言う)で最低でも
2、3つは離れた席にしか他人が居ない状況でゆったり鑑賞
できるので、久々に「映画の日」してきました。といっても、
食い扶持稼ぎの帰りに立ち寄っての2本ばかりですけど。

 まずは1本目。他の俳優連と違って本人がバラエティー好きと
言うこともあって、映画出演が決まるとプロモーションを兼ねて、
その手の番組への露出が露骨に増えるので非常に分かり易くて
ありがたいんですが、大泉洋さん目当てで観てきました。

 原作小説からして大泉さんを当て書きした(*2)と明言している訳
で、主役起用は規定路線なんでしょうけど、所謂「素の大泉洋」は
監督NGが出ていたとか。確かに大声で喚くとか早口で捲したてる
とか、顔芸を伴うリアクションとかは全然なくて。
 でもCMなどに出てくる「おとなしいだけ(笑)の大泉洋」とも
違う腹に逸物を抱えたキャラクターは、騙し合い(というか
出し抜き合いか?)が続くストーリー展開と相まって、第三者
から見たら終始ニヤニヤしっ放しだったんではないかと。
 最後のどんでん返しまで、基本的に面白く見られたんですが、
東松社長(佐藤浩市)最後のシーンとか神座(リリー・フラン
キー)の翻意のシーンとか、もう少し前振りというか粘っこい
やり取りがあってもいいのかな、もっと言えばもう少し(それら
を収めるための)尺があっても良かったんではないかとは
思いました。

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  *1:宣言を出した途端に減り始め、解いた途端に増え始めるってどういうこと
    なんでしょうかね。二週間のタイムラグがあるって話ですから、増え
    始めた(或いは減り始めた)二週間前の状況分析とかキッチリやった上
    での、専門家の提言だったり政府の判断だったりするんでしょうけど。
    何というか、後手後手とかドロナワなんて評されても仕方がない状況
    ですな。
  *2:他にも上坂すみれとか筒井康隆とか、当て書きというほどではないけど、
    イメージモチーフになってんじゃね?って登場人物がチラホラ。まあ後者
    の場合、髪型とか概ね外見からの印象なので、原作者のではなく監督や
    演者が抱いていたものかも知れないですが。
    出版社にしろ刊行誌にしろ登場人物にしろ、業界人が観ればもっと色々
    あるんでしょうな、モチーフになっている諸々が。

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