機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

断酒宣言

2018年11月28日 | ガンダム
 1520年の今日、ポルトガルの航海者マゼランがマゼラン海峡を
通過したその先の大海を「太平洋」と名付けた・・・・らしいんですが、
なんか色々とモヤモヤする文章ではないかと思ったり。
 とりあえずマゼランが名付けたのは「Pacific Ocean」であって、
それを後々、日本語として訳したのが「太平洋」なのではないかと。

 まあ、今日見かけた情報元が、そんなに字数を費やして表示
できるものでもないんで致し方ない面もなくはないんですが。

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どうもです。

 別段切羽つまってるという訳でもなく、何か悲壮な決意のもとに
という訳でもなく、単純に《酔っぱらっていたら作業効率が落ちる》
という、物理的な?理由により(*1)、日曜からプチ禁酒中です。

 まあ、その甲斐あってかどうかはともかく、冬コミ新刊用カット
一点が完成したのでお披露目。

 ご覧の通り、フルアーマー・ガンダムMk‐Ⅱです。藤田一巳氏
デザインの、いわゆる『Z-MSV』版ではなく、近藤和久氏の
『Ζガンダム』に登場するタイプです。

 現在、最後のカットに取り掛かっています。この週末が《修羅場》
ということになるかと思われ、とりあえず入稿を済ませるまでは
断酒の方も継続していこうかと。

 ・・・・・・・・俺、この原稿(せんそう)が終わったら、都内某所の
しゃぶしゃぶの食べ放題&飲み放題で《一人プチ打ち上げ》をやる
んだ・・・・・。(←死亡フラグです)


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  *1:作業効率が落ちるのは絵を描く時だけで、文章を練る時はむしろ頭の回転
    が速くなって作業がサクサク進んだり。無論、却って頭が鈍ってくるしきい値
    というか、限度量はありますが(苦笑)。

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惑星シュトラバーゼ

2018年11月25日 | 雑記
 先々週の後、よく考えてみたら山本玲って《原作》の山本明(この
シリーズでは玲の死んだ兄「明生」ということになっている)の代替
キャラで、《原作》の彗星帝国本星戦で重要な(?)役割があるし、
『2199』でも隊長の加藤たちを差し置いてコスモゼロ(*1)に乗って
いたしで、今回だけ特段、優遇されてるって訳でもないのかな、とも
思ったり。

 まあそれでも、あの制服はどうかと思うんですが。

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どうもです。

 前回、機関停止した大戦艦群はそのまま周辺を漂うだけで、
修理やら脱出やらもしないんですかね。《壊すだけで直すことも
生み出すこともない》ってゼントラーディ人ですか? というか、
『2199』にあった《科学奴隷》って設定は引き継いでないんです
かね。

 避難民をどうするかという会議に、なんで艦長(代理)の古代が
居なくて、なんで山本が居るんでしょうか。戦闘機隊の隊長である
加藤の代理?

 その古代は甲板上で斎藤と何やら話していたようですが、「200人
が救われたが、その10倍の人間が殺された」「お前が逃がした敵
はそういう奴らだ」と言われても、今は同盟を結んでいるガミラスの
方が数十億人の人を殺しているんですが。もしかして斎藤は、土方
と敵将の遣り取りを知っていたんですかね。敵が降伏という概念
すら持たない非情な連中だって事を知らなければ、そういう物言い
にはならないと思うんですが。確かあの場にはいなかったと思う
けど、助けた後に聞いたとか?

 今まで(古代が)気付いていなかった森雪のヤマト乗艦がバレて
しまって、ほぼ《原作》通りのやり取り(*2)でとりあえず宇宙遊泳
でもなんでもして還る必要はなくなったようですが、匿っていたのが
佐渡先生だけではなく「ヤマト女子部」全員でってのは、まあ今風
かも知れないけど・・・・(用語の選択とか)何だかなァ・・・・、と思わ
ざるを得なかったり。

 キーマンって、ガミラスの中でも《やんごとなき血筋》の人の
ようですが、表立ってそれを表明できないこととか、途中で襲って
きたガミラス艦隊のことを《本物の》反乱軍と呼んでいたりする
辺りからして、デスラーの親族とかそういうこと? 今回出てきた
艦隊の司令官たちは『2199』で死んだ(と思われているであろう)
デスラーに代わってキーマンを帝位に担ごうとしている一派とか? 

 それにしても。レドラウズ教授って、元々地球人だったのにどこか
で入れ替わったんでしょうかね。助手の桂木が《中の人》からして
サーベラーと何らかの関係があるんでしょうけど、二人?セットで
最初から地球に潜入していた? どちらかと言えば実は桂木の方
が立場が上っぽいし、首が歪んでたのを両手で捻って元に戻したり
しているし、ロボットか何か(*3)? あとこの時点で、ズォーダーが
直接(いや教授の体を介して、ではあるけど)、古代とコンタクト
を取る必要ってあるんでしょうか?

 突然、探査艇が遺跡に向かった(*4)のを、避難民と共に艦外に
いた桂木が「あれは教授です!」とか言い出すのも、それを古代
が(桂木と一緒に)追うのも、桂木が古代をいったん気絶させる
のも、彼女が一人で帰ってくることに着艦するまで真田さんが
気付かない(探査艇の信号を確認できた時点でなぜ通信して無事
を確認しない?)のも、何というか、唐突感とチグハグ感しか覚え
ないんですが。
 というか今回の真田さんって(艦長不在で)指揮を引き継いでる
時の言動が、無能すぎる印象があるんですが、どうなんでしょう。
沖田艦長が病気で倒れている時とか、もうちょっとしっかりしていた
ように思うんですが。

 ズォーダーとのやり取り、あのときの古代ってどう見ても洗脳を
受けているように見えるんですけど、大丈夫なんでしょうか(*5)。


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  *1:コスモゼロって確か正式名称〈零式宇宙艦上戦闘機〉だったと思うんです
    が、西暦2199年の時点で零式って・・・・・? 2100年に制式化されたのか、
    2200年に導入予定の機体を先行配備していたのか。
    どのみち『2202』には出てこなさそうな気配ですが。
  *2:お互い引っ込みがつかなかったところで古代が折れて「命令だ・・・!」と
    いうくだり以降の「君は馬鹿だよ・・・」から続くやり取りは観たかったかな。
    その後の島の「支えてもらうのは恥じゃないだろ」は良かったんですが。
  *3:首の歪みを直したりしているから、ロボットと呼んだら「ロボットじゃない
    よー、アンドロイドだよー」とか言いそう。
  *4:この時、一緒に山本機が外に出てきたけど、あれは何だったんでしょうか?
    あの離着艦口から探査艇を出すのに邪魔で、一旦はクレーンで吊って外
    に出さないと、他の機体が外に出せないとか?
    ところで「古代アケーリアス文明」って『2199』にも出てきた、『完結編』の
    アクエリアスを改変したものだったと思うんですが、その遺跡になんでテレサ
    の壁画が描かれているんでしょうか? テレザートとアクエリアスは直接
    には何も関係ないはずだけど、今回その辺りも繋げる設定改変を行なった
    とか?
  *5:相変わらず中途半端なところで「つづく」になるなァ。最後までこの調子
    なんだろうか、コレ?

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波動砲

2018年11月19日 | 雑記
 この週末は原稿作業が押し詰まってきた(*1)点があるのは確か
なんですが、どちらかというと、どう論評したものかと思い悩んだ
という部分の方がウェイトを大きく占めていたのかなぁ、などと
思ったり。

どうもです。

 今回から第三章に入るはずで、、イベント上映開始前後にTV
放映された《冒頭10分特番》で観ている筈なんだけど、完全に記憶
から抜け落ちていたんでしょうかね。冒頭のサーベラーで大笑い
してしまいました。
 ドラマやアニメなどのBGMやナレーションって、作品世界と作品の
外にいる我々視聴者を仲介するもので、基本的には作品世界内に
存在するものではないと思うんですが、どうなんでしょうかね。
「『機動戦士ガンダム』のナレーションが実はサイアム・ビストの
モノローグだった」っていうのはまだアリかなぁ、とも思えるんです
が(*2)、今回のサーベラーは思わず「ないわー」と呟いてしまったり。
 【ガトランティスのテーマ】とか何とかいうタイトルが付いているん
ですかね、あの重厚な、ある種の禍々しさを含んだBGMが流れる中
サーベラーが話すシーンって《原作》では普通にあったと思うし、
今後もあるんじゃないかと思うんですが、そういう時はアレですか、
サーベラーの部下とか、大帝付きの女官とかが弾いてたりするん
ですかね、あのパイプオルガンって?

 それにしても、この時のズォーダーって何を根拠に「ヤマトは
(波動砲を)撃たない」って断言しているんでしょうかね(*3)。
沖田艦長とスターシァとの約束も、それに強く縛られる古代の意思
も知りようがないと思うんですが。バラン星での戦闘記録を持って
いた情報将校?が調べてきたとか?

 しかしまあ、アンドロメダ5隻でも「おいおい・・・」だったのに、
250万隻の大戦艦ってナニソレ? いやぁ、群体生物のごとく全体で
一個の粒子加速器として機能する大艦隊というのも壮大でいいん
ですけど、観ていて「え? これって・・・・ヤマト?」となってしまう
訳で。文字どおり雲霞のごとく押し寄せる大戦艦の群れに、むしろ
恐怖を感じないんですが。
 その壮大な仕掛けも、エネルギーコアにしようとしていた人工
太陽を波動砲で撃ち抜かれて、(何らかの干渉が起きたのか)
全艦?機関停止して砲撃が不可能になるし。とにかく仕掛けが大仰
すぎるうえに事態の終息の仕方がショボいというか何というか(*4)。
島に「(波動砲を使っても)人ひとり死ななかったんだからいいじゃ
ないか」とか何とか言わせる辺り、古代の《波動砲アレルギー》を
取っ払うためにしてもご都合主義が過ぎるような。


 来週はとうとう森雪が乗り込んでいるのが古代にバレる回のよう
で。今回もちょっとだけ映ってましたが、ヤマトって地球を発って
から何日過ぎてるんですかね。同デザインの服を何枚も持ち込んで
でもいない限り、雪ってずっとあの恰好のままだったのではないか
とも思うんですが、果たして・・・・?

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  *1:一応現時点で、今回掲載する、私自身の記事原稿ともう一点、寄稿分が
    完成しております。残るはもう二件の寄稿の完成待ちと、全体編集ですね。
  *2:『ユニコーン』と『ヤマト2202』の共通点ということから想像するに、この
    アイディア(笑)の源はシリーズ構成氏なんですかね?
  *3:余裕の高笑いまで見せておきながら、結局、ヤマトは波動砲を撃ってるし。
    玉座周りの重臣たちの《ジト目の集中砲火》を浴びてたじろぐズォーダー
    が出てくるスピンオフ4コマ漫画とか、どこかのコミック誌に載るのかな。
  *4:キーマンとの通信で人工太陽を波動砲で撃つことを示唆されたようです
    けど、元々ガミラスが定置したものらしいし、人工太陽と波動エネルギー
    の干渉でガトランティス艦艇の機関に重大な影響を及ぼすことを、キーマン
    は知っていた? とはいえ、あの短い会話の中にそういう符牒というか、
    暗喩といったものはなかったように思えるんですが・・・?
    

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雑呟181111

2018年11月11日 | ノンジャンル
 何故「にせくろほしてんとうごみむしだまし」で画像検索すると
ブレ×ブレのメイプルシャフトがヒットするのか、合理的な説明が
できる人って、現世に存在するんでしょうか?
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第十一番惑星

2018年11月11日 | 雑記
 始まっていきなり廃墟&虐殺シーンだし、永倉の連絡艇(?)も
敵機との追いつ追われつがある(*1)でなし。いや、本編に含まれ
ない場面々々でそういうシーンがあったことは想像に難くない(*2)
ですが、そういうシーンを映さずに何が「死闘」なのかと(*3)。

 司令本部もキーマンも、十一番惑星は無視してテレザートへ
急げと言いはするもの、古代の決定を激しく批難するでもなく。
まあ本部は通信を切った後だから批難とかしようがないけど。
 今回のテレザート行はガミラスの意向も絡んでいるから、ヤマト
には十一番惑星の危機を黙殺して急げと言ったり、キーマンが
随行していたりするんでしょうけど、ガミラスがテレザートに行く
目的って何なんでしょうね? 《原作》ではガトランティスに与した
デスラー周辺しか出てきてなかったと思うんで、今回新たに加え
られた要素だろうとは思うし、今後徐々にでも明らかになってくる
んでしょうけど。

 ところで、古代がテレザートへ急ぐか十一番惑星を救うか迷って
いたブリーフィングのシーン。山本の言葉が古代の背中を押した
のは間違いないんですが、この時の山本の格好って何なんでしょう
かね(*4)? あれが今作での山本の制服なんですかね。パイロット
スーツも搭乗機体もひとりだけ別だし、新見や真琴たちと違って
出番も多そうだし、随分と優遇されてるなぁ(いや、コンビニの
一番くじで当たった山本玲フィギュアとか持ってるし、キャラとして
決して嫌いではないんですが)。

 大戦艦はホント、艦長なり何なりの《中の人》が全く画面に映り
ませんな。第8機動艦隊とか言っていたから、一応、軍の指揮系統
の中に組み入れられているとは思いますが。先遣艦隊の指揮官と
何かやり取りする訳でもなく、ただただ無言で(?)任務に徹して
いるし(注・誉めている訳ではない)。
 しかし、大戦艦が今回ヤマトに放った攻撃って《縦に繋がって
飛べば速力が増す「パーマン」方式》なんですかね(笑)。 
「降伏」という概念がなく、「戦いを終わらせたければ死ね」と言い
放つ敵の司令官は、ガトランティス人(*5)のメンタリティの表現と
して興味深いとは思うんですが、「死ね」と言われて「こいつらは
本当の悪魔だ」と呟く土方はどうなんですかね? 悪魔の定義が
ちょっと違うのかな。

 それにしても、相変わらず中途半端というか微妙なところで
途切れるというか「次回に続く」になりますな。
 今回で第6話だとすると、第二章もここでフィナーレだと思うん
ですが、このラストシーンを観て「おおおおゥ・・・これは! この後
ヤマトは一体どうなるんだ? ・・・ああぁ、第三章を一刻も早く
見たくて仕様がない・・・!」という感想を持って劇場を後にする人
って、どれくらいの比率でいたんでしょうかね・・・?

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  *1:最初「子供たちだけでも逃がしてやらなければ…」とか何とか言っていた
    のに、乗せてないっぽい(少なくとも最も出番の多い少女は居残っていた)
    のは何なんでしょう? あそこにいた避難民全員は収容できないにせよ、
    子供たちだけでも乗せて出す訳にはいかなかったんですかね。あと、ヤマト
    が来ることが事前に判っていた訳でもあるまいし、永倉もどこまで行く気
    だったんでしょう? 地球艦隊が演習をやっている(という情報は空間
    騎兵隊も持っていたとは思われる)木星圈辺りまで?
  *2:《就寝前、雪は降ってなかったのに起きたら真っ白に積もっていたから夜半
    に大雪が降ったという推測に高い蓋然性が認められる》という論法が物的
    証拠の乏しい殺人事件の裁判で用いられてましたけど、サブタイトルに
    までなっているドラマの中軸部分を描かないでどうする?とは思うんですが。
  *3:例えば「死闘」ではなく「壊滅」とかだったら、大半は浮かびもしない
    違和感、あるいは疑問なんですけどねぇ。
  *4:肩口から胸元までシースルーとか。下には足元まで緩く広がるスカートに
    なっている、パーティードレスでも着てるのか?と一瞬(そこがヤマトの
    分析室?であることとかすっ飛ばして)思いしたよ、マジで。
  *5:白兵戦になって自爆に巻き込まれた空間騎兵隊員(古橋?って新撰組
    にはいなかったような・・・・?)は何を根拠に相手がガトランティスだと判断
    したんでしょうかね。(致命的ダメージを受けると)自爆しようとする点
    から? だとすると、地球で起きた(新見が巻き込まれた)自爆事案の
    情報が既に十一番惑星基地でも共有されている?

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