今日は敬老の日。
働く高齢者の数が増えている。
ある日会社にいく途中で、知らない男性に声をかけられた。
このあたりにローソンはありませんか?
私は2か所あることを告げると、その男性は〇丁目にあるんですけどと、返してきた。
町名まではわからなかったので、場所を教えていると誘導員の服をきた男性があとからやってきた。
その男性をみて私は驚いた。
背中が丸く曲がっていて、どうみても70代にしかみえない。
そしてさらに驚いたのが、道を聞いてきた男性が70代の男性に対して、命令するような口調で話していることだった。
多分70代の男性が遅刻してきたのは雰囲気でわかったけれど、年上に対する話し方としては、ん!?と思うものがあった。
そして時々見かける、70代ぐらいの女性。
会社に行く前に立ち寄る商業施設で、お店の接客業務をしている。
この二人以外にも、高齢者はいたるところで働いている。
物価高がおいうちをかけて、年金だけでは暮らしていけないのか?
それとも孫にお小遣いをあげたいのか?
理由はわからない。
働きたいから働いているのならばいいけれど、生活が出来なくて働いているのだとしたら・・・
整形外科や病院に電気治療の為や、薬をもらいにくる高齢者が現実に沢山いるけれど、
その中には一生懸命働いて、体の調子が悪くてたまたま通院している人達もいる。
見ただけでは判断できないのだ。
高齢者の窓口負担を一律にあげるというのは、どうかなと思う。
世界に例を見ない位の、高齢者が働き始めた日本。
最近思うのは、もしかしたら鬼滅の刃のねずこが、鬼でありながら光を克服したように
日本人の一部は、認知症を克服するのではないか?
そう思うようになってきた。
生きるために、ずっと働き続けなければならない。
認知症になっている暇がない。
頭や身体を、いつまでも回転させていなければならない。
危険を察知し健康的に働くために、食事に気を付け睡眠時間も確保する。
リズムのある生活を続ける。
いい方に語弊があるかもしれないけれど、180度発想転換するならば
他の国に比べて、日本は認知症の発症率が下がるかもしれない。
高齢者の職業・体力・脳の動き。生活パターン。
色々なデータを解析することにより、アルツハイマーの予防に役立てる。
働く高齢者が、現役世代のように給与をもらい、自分のしたいことの為にお金を使う。
仕事をすることにより、人から感謝される。
そういう時代がやってきました。