ユマニチュード とは
認知症の人にやさしさを伝えるコミニュケーション技法。
あなたのことを大切におもっていますよ。
人と人が触れ合う時に、やさしさをもって接するのか?
自分の事だけ、自分の得だけ考えて接するのか?
または、自分の事はそっちのけで、人の為につくすのか?
昔 ホームレス支援の為のボランティアをしていた時に、
自分のことがちゃんとできてから、人の為にできることをするように、
そんな話を聞いたことがある。
昨日ネットを見ていたら、第一に自分を大事にするように書かれていた。
もしかしたら私は、自分でも気付かないうちに、自己犠牲をして無理をしていたかもしれない。
一番大事にしなければいけないのは、自分自身なのに。
福岡市では、ユマニチュード を提唱している。
認知症の人に対する、あなたのことを大切におもっていますよという考え方。
でもこの街で生活していると、なんだか違和感を感じてしまう。
大勢の人間が、行きかっているこの街。
公共機関の乗り継ぎの為に、歩きながらエスカレーターに乗る人、走っておりていく人達もいる。
スマホをみながら歩く人達。
危険行為なのに、それらは放置されている。
駅には身体を休めるための椅子が少ない。
仕事の合間に気分転換したり、みんなと話す憩いの場だったり、災害が起こった時には避難所にもなる
公園が、商業施設に変わろうとしている。
自然を感じる木々が失われようとしている。
私の場合、人に親切にできる時は自分に余裕がある時で、
自分が疲れ切っていて倒れそうな時には、人に優しくすることができないし、例えば席を譲ることはできない。
あなたのことを大切におもっていますよ。
でもその前に。
自分のことを大切にする。
自分の身体を労わる。
活力が湧いてきて余裕が出てきたら、あなたのことを大切におもっていますよ。
困っている人が近くにいたら、自分が負担にならない程度で
手助けをする。
それが私のユマニチュード。