「タングステン」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、フィルムの種類でしょうか。
電灯など色温度の低い(3200ケルビン)光源で撮ると適正な色が出るフィルムで、これを太陽光(5500ケルビン)の下で使うと青っぽくなるので、効果を狙って梅の花や雪景色など白い被写体の撮影に使ったりします。
デジカメではそういったものが操作できるので、色温度を意識することはなくなりましたが、銀塩は現像して見るまでどんなふうに撮れているのか分からないので、初めて使って見た時には、その神秘的?な発色に感動したものです。
「タングステン」は、産業界での流通量が少ない「レアメタル」と呼ばれる希少金属のひとつです。
融点が高いことから電球のフィラメントとして利用されたり、硬度の高さから高級な切削用工具に用いられます。
そのタングステンの鉱山が、お隣の山口県岩国市にあったことを知ったのは、確か今年の7月頃。
鉱山は既に閉山しており、その跡地に設置されている「光る石資料館」という施設が、8月末で閉館するという内容の新聞記事でした。
そこに紹介されていたのは、こんな感じの写真だったかと思います。
この、何とも言えない手作りチックな風情が、私の興味を激しく掻き立てました。
錦川沿いに、国道187号を六日市方面へ向かって走っていると、所々に「光る石」という看板が現れます。
それを確認しながら、県道130号に逸れて細い道を進んでいくと、ようやく「光る石資料館」に辿り着きました。
その「光る石」とだけ書いた看板からは、それが何であるかが全く推測できないだけに、おそらく「知る人ぞ知る」施設なのでしょう。
この高いところにあるプレハブの建物が、「光る石資料館」です。
正式には「喜和鉱山資料館」と呼ぶのでしょうか?
車を降りると、強烈な蒸し暑さが襲ってきました。
ここを訪れたのは7月20日のこと。
何故、今頃になってブログの記事にしたのかは、また後で。。。
錆びた鉱車(鉱石を運び出す乗り物)が、かつてここが鉱山であったことを静かに語りかけています。
建物に近付くと、隣にあったトレーラーハウス?から年配のご婦人が出てきたので、見学をしたい旨を伝えると、施設に招き入れてくれました。
見学料200円を払って中に入ると、そこにはどこか懐かしい光景が。
まるで学校にあった理科室の倉庫みたい!
所狭しと(そして無造作に)、様々な石が展示してありました。
子供の頃、石集めに熱中していた時期があるので、珍しい石や美しい石を前にして久しぶりに胸が熱くなります。
すご~いww
見たことのないような色や形をした石がたくさんあるぞ!
・・・と、石に萌えるその前に。
まずは館長さんによる「光る石」についての説明を聞きました。
壁に石を貼り付けて坑内の様子を再現した暗室。
白っぽい部分が、タングステン鉱石を含んだ石英脈で、紫外線を当てることで青く光ります。
これが鉱山の天井一面に広がっていた様子は、さぞ美しかったことでしょう。
数年前には鉱山の中に入ることができたそうです。
もっと早く知っていたら、絶対に行ったでしょうね。
館長さんの説明はそこだけで、後は「お好きに見てください」とのこと。
その隣にも同じような暗室があり、こちらには世界中の「光る石」が展示されていました。
普通の電灯の下ではただの石なのですが・・・
紫外線を照射すると、このとおり!
真っ暗な中に浮かび上がる鮮やかな色彩は、自然のものとは思えないほど美しく、神秘的でした。
電灯など色温度の低い(3200ケルビン)光源で撮ると適正な色が出るフィルムで、これを太陽光(5500ケルビン)の下で使うと青っぽくなるので、効果を狙って梅の花や雪景色など白い被写体の撮影に使ったりします。
デジカメではそういったものが操作できるので、色温度を意識することはなくなりましたが、銀塩は現像して見るまでどんなふうに撮れているのか分からないので、初めて使って見た時には、その神秘的?な発色に感動したものです。
「タングステン」は、産業界での流通量が少ない「レアメタル」と呼ばれる希少金属のひとつです。
融点が高いことから電球のフィラメントとして利用されたり、硬度の高さから高級な切削用工具に用いられます。
そのタングステンの鉱山が、お隣の山口県岩国市にあったことを知ったのは、確か今年の7月頃。
鉱山は既に閉山しており、その跡地に設置されている「光る石資料館」という施設が、8月末で閉館するという内容の新聞記事でした。
そこに紹介されていたのは、こんな感じの写真だったかと思います。
この、何とも言えない手作りチックな風情が、私の興味を激しく掻き立てました。
錦川沿いに、国道187号を六日市方面へ向かって走っていると、所々に「光る石」という看板が現れます。
それを確認しながら、県道130号に逸れて細い道を進んでいくと、ようやく「光る石資料館」に辿り着きました。
その「光る石」とだけ書いた看板からは、それが何であるかが全く推測できないだけに、おそらく「知る人ぞ知る」施設なのでしょう。
この高いところにあるプレハブの建物が、「光る石資料館」です。
正式には「喜和鉱山資料館」と呼ぶのでしょうか?
車を降りると、強烈な蒸し暑さが襲ってきました。
ここを訪れたのは7月20日のこと。
何故、今頃になってブログの記事にしたのかは、また後で。。。
錆びた鉱車(鉱石を運び出す乗り物)が、かつてここが鉱山であったことを静かに語りかけています。
建物に近付くと、隣にあったトレーラーハウス?から年配のご婦人が出てきたので、見学をしたい旨を伝えると、施設に招き入れてくれました。
見学料200円を払って中に入ると、そこにはどこか懐かしい光景が。
まるで学校にあった理科室の倉庫みたい!
所狭しと(そして無造作に)、様々な石が展示してありました。
子供の頃、石集めに熱中していた時期があるので、珍しい石や美しい石を前にして久しぶりに胸が熱くなります。
すご~いww
見たことのないような色や形をした石がたくさんあるぞ!
・・・と、石に萌えるその前に。
まずは館長さんによる「光る石」についての説明を聞きました。
壁に石を貼り付けて坑内の様子を再現した暗室。
白っぽい部分が、タングステン鉱石を含んだ石英脈で、紫外線を当てることで青く光ります。
これが鉱山の天井一面に広がっていた様子は、さぞ美しかったことでしょう。
数年前には鉱山の中に入ることができたそうです。
もっと早く知っていたら、絶対に行ったでしょうね。
館長さんの説明はそこだけで、後は「お好きに見てください」とのこと。
その隣にも同じような暗室があり、こちらには世界中の「光る石」が展示されていました。
普通の電灯の下ではただの石なのですが・・・
紫外線を照射すると、このとおり!
真っ暗な中に浮かび上がる鮮やかな色彩は、自然のものとは思えないほど美しく、神秘的でした。
したらもっと面白いかなww
館長さんが「バルス!」と叫んだりw
って、山が崩れちゃマズイですね(^^;